2026年9月27日日曜日

今日も走っていないピカデリー線😅

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もうイギリスは秋本番という感じで朝夕は寒い日もあります。
これはロンドンの話で、イギリスの北の方はお昼でも寒い日もあるかも。

それにしても今年の夏は暑かった!
暑いのが苦手な私は辟易の夏でした。

そしてロンドンの半分以上の地下鉄には冷房がないので、暑い中移動しなくてはいけない人たちにとって、地獄のような日が何日もありました。
因みに冷房があるのは12路線中次の5つだけ。
  • ディストリクト線(District Line)
  • サークル線(Circle Line)
  • ハマースミス&シティー線(Hammersmith & City Line)
  • メトロポリタン線(Metropolitan Line)
  • エリザベス線(Elizabeth line)

ま、多少暑くても動いているだけましという意見もあります。
今日もピカデリー線の大部分が動いていません。
ピカデリー線だけじゃないけど(笑)
最近、週末や夜間に走っていないピカデリー線。
なぜかというのは新しい車体を導入するための準備中だから。

現在のピカデリー線の車両は1973形車両とよばれるもの。
これは「1973年に設計・発注が確定したモデル」という意味で、実際の製造は1977年まで行われていました。
そして、いいですか、その車両が今もまだ現役なんです。
一部が、じゃなくて、ピカデリー線の車両は全て50年前のポンコツヴィンテージなんです(驚)
「え~、もっと新しそうに見えるけど」
それは1996年から2001年にかけて全車両の大規模なリニューアル(改装)工事が行われたからです。
車内の座席配置の変更、手すりの交換、床材の張り替え、赤・白・青のコーポレートカラーへの全面再塗装が行われて、内装や見た目がリフレッシュされたからです。←それも30年前(爆)
地下鉄車両は高価なのでメンテナンスを繰り返しながら限界(40〜50年)まで長く使うのがイギリスの鉄道運営の基本らしいです。

特にピカデリー線はトンネルがとっても狭くて丸いタイプ。
車体もトンネルの形に合わせて、上が丸く狭くなる特殊な超小型サイズ(全幅わずか2.63メートル)
だから他社で大量生産されている一般的な電車の車両をそのまま持ってくることができないので、新車の導入にはゼロから専用の車両を設計・発注しないといけないから膨大な費用が掛かるんです。

新しく導入されるのは2024形といわれるタイプで、今年の12月から来年の6月にかけて新調される予定です。

古い車両との主な違いは・・・
  • 車内の冷房なし → 全車エアコン完備(深層路線初)
  • 車両間の移動不可 → ウォークスルー(全車両が貫通)
  • 狭いドアの存在 → すべてのドアが幅広のダブルドア
  • 紙の案内路線図のみ → リアルタイム表示のデジタル液晶画面
  • 車椅子スペースなし → 4つの専用車椅子スペースを設置
  • 収容力が10%向上
楽しみなんだけど、そのために本当に運休が多いのが困りもの。
でもテスト走行とかってやっぱり安全のために必要だから文句は言えない。
ひとつだけ文句があるとすれば、その費用。
このアップグレードにいくらかかると思います?
34億ポンドですよ!!
現在の為替レート(1ポンド ≒ 約210円)で計算すると、日本円で約7,134億円。
ロンドンの地下鉄代が高いわけですね!

インペリアル・カレッジ・ロンドンなどの調査で同等の距離(約7km)を移動した際の運賃はこちら。
ロンドン: £3.40 (約714円)
ベルリン: £2.90 (約609円)
パリ: £2.09 (約439円)
ニューヨーク: £1.94 (約407円)
東京(新宿〜銀座): £1.30 (210円)
香港: £1.11 (約233円)

お客様からも高いってよく言われます。
でも旅行で数日なんだからいいじゃないって言い返しますけどね(笑)


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