この写真を撮ったのは先週の土曜日。
結婚式で大勢の人が移動する際、旧式のダブルデッカーバスがよく利用されます。白いリボンをつけているのでそれとわかる。
そしてよく見るとバスの行き先表示がカスタム仕様になっています。
この日は「マシューとジュリエットのウエディングパーティー」との標示。
ベルグレイヴィア地区の5つ星ホテルの横に停まっていました。
イギリスで人気の結婚式の日取りは、まず教会で結婚式を挙げるのが普通だった時代、日曜日は礼拝があるので牧師さんが忙しいということで、それ以外の日が勧められました。
でも、礼拝の準備のために、昔は土曜日もあまりお勧めではなかった模様。
というのも、昔ながらの言い伝えで結婚式はいつがいいかという詩がイギリスにはあって、土曜日に結婚すると運がないことになっています。
ちょっと歌詞を紹介しますね。
Monday for wealth 月曜日は富、
Tuesday for health 火曜日は健康、
Wednesday for the best day of all 水曜日は最高の日、
Thursday for losses 木曜日は損失、
Friday for crosses 金曜日は変化(十字架だと場所の移動という意味を取りました)
Saturday no luck at all 土曜日は全く運がない
ということで、私がティムちゃんと結婚したのは伝統的な水曜日を選びました。
お友達に平日お休みを取ることを厭わない人たちがほとんどだったことも関係あります。
そして婚約期間は約1年弱あったのですが、既に土曜日は希望の時間に取れない状態でした。
さて、19世紀に入って、工場で働く人たちが土曜日に半休になった時代から、休みを取る必要がない土曜日に結婚式を挙げる人が多くなって、さらに20世紀後半に週5日制になると加速度が増して1979年には75%以上のカップルの挙式が土曜日に集中するようになりました。
ただ、最近は土曜日の挙式は他の曜日に比べると式場の混雑さから待ち時間が長かったり、ケータリングや写真家、ヘアメイクの専門家といった外部費用がかさんだりすることで他の日を選ぶ人たちも徐々に増えているそうです。
イギリスでは教会や登記所で式を挙げた後、場所を移動して披露宴を行います。
そんな時に活躍するのもダブルデッカーバスのハイヤー。
未だに土曜日に見かけることがほとんどです。
観光中に見かけたらぜひ曜日を確認してみてください。
イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)
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