2024年8月11日日曜日

イギリスの目医者さんのシステムがいつの間にか変わっていた!

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今週末のロンドンは暑い!
明日、月曜日の予報は32℃らしいです(怖)

数週間前にもヒートウェーブで25度以上が数日続いたロンドン。
私の寝室には扇風機があるので、寝苦しい夜には微風をつけっぱなしで快眠!

でも弊害もあって、それは目が乾燥すること。
きっと眠っているときにちゃんと閉じていないのかも。

そんな私の右目が充血するようになりました。
朝起きた時は普通なのに、お仕事から帰ってくる時間には赤い。
お休みの日は平気なんだけれど、お仕事の日は赤くなる。
ロンドンの空気が汚いのか?

ロンドンの市内のお仕事が続いた後、とうとう瞼を閉じる時に違和感があるようになったので、お薬屋さんでアドバイスをもらいました。

軽い感染症に対応する目薬を勧められたので、それを買って点していましたが2日しても良くなるどころか却って酷くなっている。
リッチモンドの近くで目の病院といえば、キングストン病院の眼科が管轄。
ここには救急の眼科医がいるので、お仕事の帰りにそこに行こうと思って念のためにウェブでチェックしてみました。
キングストン病院の眼科はティㇺちゃんが定期健診に行くのに何回も付いて行っているので良く知っている。
リッチモンドからは公園を抜けるだけ。
駅前からタクシーで行くのがいいかな。

ところがウェブで確認したら、ウォークイン(行って並んで診てもらうというシステム)はもうやっていないって。
基本、アポイントメントがない人は見てくれないそうです。
そして、そのアポイントメントは電話で取らないとといけない。
電話でトリアージ(重要度の判断)してるってことね。
もちろん、オプティシャンやGPから紹介があれば、緊急アポイントメントが取れます。

病院に来るほどじゃないけれど、専門家の意見を聞きたい人は、街中の眼鏡屋さんなどにいるオプティシャンに診てもらう「Community Urgent Eyecare Service」というシステムがいつの間にかできていました。

リッチモンドだと、チェーンの眼鏡屋さん、スペックセイバー(リンクします)が担当しているそうです。
ネットで予約は取れるけれど、緊急枠があるので電話した方がいいです。
私はネットだと3日後の予約しか取れなかったけれど、電話したら翌日の枠が取れました。
ま、電話したのは夕方の閉店間際だったから、朝だったら当日の予約が取れたかも。
とりあえず病院にもかけてみました。
そして、スペックセイバーで翌日のアポイントメントは取れたけれど、不安なのでできたら今日診てもらいたい旨訴えましたが、明日スペックセイバーに行けといわれました。
電話でトリアージしているわけですから、症状から緊急性はないと太鼓判をもらったようなもの。

どんな症状かみたい?
見たくない人はここで読むのをやめてください(笑)






















ね、目じり側の白目が真っ赤です。

翌日スペックセイバーで診てもらったら、異物が入ったことでアレルギー反応が出たみたいで、瞼を閉じる時にそこをこすってさらに悪くなった状態と診断されました。
なので、感染などはないから点していた目薬は無意味だそう。

代わりに勧められたのがこちら。

右は1時間ごとに点すルブリカント(潤滑剤)
左は1日4回点す抗ヒスタミン剤入りの目薬。

診察は目の異常に対応するものなので、NHSの管轄になり無料ですが、目薬は実費での購入になります。
2本で21.99ポンドでした。
潤滑剤の方が15ポンドくらいで、お薬の方がずっと安い。

緊急で眼科に駆け込んだのは2012年にモーアフィールド病院に行って以来。
その時は網膜に裂傷があるということで、その場でレーザー手術になりました。

今回はそんな大ごとにはならなかったけれど、システムが変わったことに驚きました。
変更されたのは2020年だそうです。
それまでは、病院に行けば待ち時間はあるにしろ診てもらえたのに、街中で診てもらえるのは便利なような、不便なような新システムです。
また、病院内で処方されるお薬は基本無料ですが、このシステムだと有料なのも違う。
GPが処方するお薬も有料(イングランドのみの処方箋料金)だから、それと同じようなものと考えればいいのかな。



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