この間紹介した「とんかつ屋さんカツロー(リンクします)」へはクラッパム・ジャンクションの鉄道駅から徒歩でアプローチしました。
駅を出て1分ほどで工事中のマンションの横を通り過ぎました。
このエリアは最近若い人たちに人気があるらしい。
工事現場には広告が出ていて、コンシェルジュが24時間ついているフラットで1,2,3ベッドルームの物件があるらしいです。
そして、それらはシェアオーナーシップ。
シェアオーナーシップ(共有所有権)制度というのは;
収入が少ない(というよりも特にロンドンは不動産が高すぎ)ために住宅ローンが組めない(=家が買えない)
→賃貸住宅に住む
→いつまでたっても頭金が貯まらない
→住宅ローンが組めない
というループを断ち切るためのイギリス政府の住宅購入支援プロジェクトのひとつです。
一定の条件をクリアした人たちがその物件の一部(25%~)を購入してそれ以外の部分の家賃を支払うという制度です。
購入金額が小さいので用意しなくてはいけない頭金も少なくて済みます。
また、家賃は割引が適応されてそのエリアの一般賃貸よりもかなり安くなっています。
自分が持つ部分は25%から自分の経済に見合ったペースで増やしていき、最終的には100%自分のものにすることができるというプランです。
もちろん100%購入する以前に購入シェア部分の売買も可能です。
共有所有権 の物件購入にはいろんな制約が付くようです。
以下は一般的な例ですが、物件によって多少の違いがあるようです。
18歳以上であること。
世帯収入が9万ポンド(約1800万円)未満。
他の住宅を所有していない。
ローンチ後、初めの数か月は既にそのエリアに住んでいたり働いていたりする人たちに優先権があったりと、条件の詳細はその開発によって違いがあります。
クラッパムの物件はまだ出来上がっていないので詳しい情報はあまり発表されていません。
一番安いタイプのもの(おそらく1ベッド)が44万ポンド(約8800万円)になる予定で、つまりその25%ということは11万ポンドで、その頭金は1.1万ポンド(約220万円)用意するだけでいいということになります。
それくらいなら若くてお仕事を始めたばかりでもなんとかなりそうですよね。
ここは来年の1月末にローンチされる予定だそうです。
既に出来上がった物件だともっと詳しい間取りや販売価格を調べることができます。
リッチモンドの近くにブレントフォードという町があります。
ここにある共有所有権の住宅はこの11月のローンチされて、案内書をダウンロードすることができます(リンクします)
それによると1ベッドの物件のお値段は £427,500(約8500万円)
なので25%のシェアは £106,875 (約2100万円)
シェア購入のための頭金は£10,688(約210万円)で、毎月の支払い(住宅ローンと家賃)は£1,475(約30万円)
普通にローンを組んで住宅を購入するとローン返済額は2000ポンド以上になるので、それよりもずっと容易に住宅の購入が可能になります。
イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)
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