先日、大英博物館を借り切ってパーティーがあったお話(リンクします)を書きました。
今日紹介するのは自然史博物館のパーティー。
ライトアップされた、見事な正面入り口!
今日のパーティーは、大英の時と違って、テーブルサービスです。
こちらも Out Mess が用意されていたので、お料理も紹介しますね。
会場になったのは、正面入り口から入ってすぐの、クジラの骨格見本が天井から下がっているお部屋です。
でもいきなりここには入らずに、近くの別のお部屋でレセプション。
飲み物やカナッペを楽しみながら全員到着するのを待って、揃ってから会場へ移動します。
レセプションのお部屋に比べると、クジラのお部屋は天井の高さや展示品といったハード面も、照明や音楽といったソフト面も全くレベルが違って、足を踏み入れると「わぁ~」といった声が漏れます。
こちらがパーティーのメイン会場。
今回は200人程度の規模だったんだけど、このレベルでパーティーをすれば、6桁の費用が掛かるんじゃないかとイベントに詳しい他のガイドが教えてくれました。
日本円だと1700万円くらい?
場所代だけじゃなく、お花、照明や音楽といった舞台装置、バンド、ケータリングなどイベントにはたくさんの要素が含まれるので、コーディネートも大変です。
ケータリングも多国籍なロンドンらしく、「いろいろな食事制限に対応できます」といったレベルから「特定の宗教に特化している」というレベルまで、幅の広い会社が存在します。
閉館後の博物館を異次元に作り上げて、パーティーの後はまた翌日の開館までに元に戻すわけですから、スピードを持って的確に動けるスタッフが必要。
そういったチームのいくつかは、イギリスをベースに、国外の国際イベントなんかでも活躍しています。
そしてお料理!
前菜はトマトとチーズのサラダ。
メインはビーフ、スズキ、ベジタリアン、ビーガンから選べました。
もちろん私たちのような裏方も。
私はお魚が食べたかったのでスズキをチョイス。
でも200人以上のパーティーなんだから、焼き上がりがちょうどよかったというだけで満点です。
お友達ガイドがお肉とベジタリアンを注文したのでそちらも紹介します。
こちらはビーフ。
お肉がとても柔らかくて、美味しかったという感想です。
デザートはチーズケーキとマンゴーのシャーベット。
ワインもサーヴされて、ご機嫌の夜でした。
拘束時間は長いけれど、実質はホテルと会場の往復のみというお仕事。
しかも来た順に乗ってもらうということで、言語がいろいろなお客様の送迎。
なので、道中の案内もなし。
お客様同士で会話は弾んでいるので、車内はにぎやかです。
私の仕事は乗るときにお客様の数を確認することと、運転手に道を指示するだけ。
前もって指示しても、全然違う道を行くのはロンドンのドライバーあるあるなんですけどね(笑)
ちゃんと歩道側から乗降できるように迂回してでも正しい方向に停車する、とか、禁止の道に入っちゃいけないとか、基本的なことなんだけど、事前に打ち合わせをしてもできない運転手が多いです。
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