2023年5月22日月曜日

夜の大英博物館



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ガイド業も長いので、いろんな種類のお仕事を経験してきました。
観光のご案内だけではなく、イベントのお手伝いなんかもやります。

コロナでずっと開催が見送られていたイベント関係もずいぶん戻ってきています。


ホテルの宴会場を使うイベントがないわけではないけれど、イギリスらしいなっていうのは世界的にも名高い博物館や美術館を貸し切りにするイベントです。

それ以外にも世界遺産になっている歴史的な建物を使ったりすることもあります。

例えば私が経験したのはロンドン塔とウエストミンスター寺院。
そう、両方イベントで利用が可能なんです。
いくつかの宮殿もイベントに使えます。


今回は大英博物館を使ったイベントでした。
まだ明るいけれど、この写真を撮ったのは夜の9時過ぎ!
パーティーの途中で写真を撮りに出てきたところ。
館内中央のグレートコートでは、閉館後の観光客がいなくなった所に音楽が流れてライトアップがされるんです。
そして、ギャラリーの一部がパーティーの人たちの散策用に開放されます。

いつも人混みのギャラリーを見慣れている私たちにとって、非現実的な雰囲気!


見て見て~、誰もいないロゼッタストーン!!!

エジプトギャラリーを見渡すと、ガラーンって感じです。
ギリシャの彫刻も静寂に包まれてる。


そして、博物館中央のグレートコートの一角には仮設のキッチンが登場!
オーブンまでそろっていてびっくりです。

私たちガイドや、ミュージシャンの控えの間はこのキッチンの横。
なので、美味しそうなお料理が運ばれていくのをじっくり見ることができます。


えへ。

お客様に出す前につまみ食い?!、と思ったでしょう!

違いますよ~。
こういったイベント手配時に、私たちのような、裏方の分も人数に含むことができるんです。

なので、私たち用です。

基本、お客様に出されるものと同じものが、少し余分に作られて提供されることが多いです。
英語での表現は「Out mess」
イベント用語なので、あまり耳にしないかもしれません。

他にもイベント用語で「French Service」といえばお客様の前で仕上げるお料理のこと。
下準備を裏方で済ませて、お客様の前で派手にフランベしたりするタイプ。
 逆に裏方で全て済ませて表にお皿に乗せた状態で出されるものは「 Plated Service」といいます。

ケータリングの会社によって味やスタイルはいろいろ。

イベント関連のお仕事が多いガイドだと、どの会社の何がおいしいとか熟知している。

私はこの手のイベントは、あっても年に数回かな。

こちらはカルパッチョ、柔らかいお肉がおいしかったです。
ミニキッシュはアスパラガス。
焼きたてで、まだ温かい。
これ以外にも前菜やメイン(といってもミニチュア版)がたくさん出てきて、もうおなかいっぱい!

それなのに、おいしそうなデザートが出てきたのでこれも食べてしまいました。
イベント関連のお仕事は複数のガイドが雇われることが多いので、ガイド同士のおしゃべりも楽しいです。
今回はなんと10人もいました。
日本語ガイドだけじゃなくて、ほかの言語も併せて、です。

最後に面白い情報を一つ。
他の場所と、この部屋でのイベントの一番の違いがなんだかご存じでしょうか?

それはね・・・

ワイン。
グレートコートの建築材料がシミがつきやすい白い石なので、ここでは赤ワインは提供されないんです。

なので、みんな白かブラッシュ(淡い色のロゼ)
こんな、知ってても何の役にも立たない情報を、ガイドはたくさん知っている(笑)

なので、着席して赤ワインを飲むなら館内の他のギャラリーになります。
例えばエンライトメントギャラリーとかね。
テーブルセッティングを見ると、お水と赤白のワイン用にグラスが3脚。
今日のブログ記事を要約すると、
赤ワインが好きならグレートコートではパーティーするな、というお話でした(笑)





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