2022年10月20日木曜日

ビーフレンダン作ってみた!

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桃太郎君はこの夏リッチモンドにおうちを構えてから、週一くらいのペースでおうちにご飯を食べに来ます。

ガールフレンドの Bちゃんが一緒の時もありますが、ほとんどは彼ひとり。

何が食べたいか聞くときもあれば、私たちが作りたいものを出すときもあります。
先週は「マレーシア料理のビーフレンダンを食べたい」というので、頑張って作りました。

私は食べたことすらありません。
名前もビーフルンダンなのか、ビーフレンダンなのか、困惑気味(笑)

少し前にティムちゃんと桃太郎君で「おいしいマレーシアレストラン」の話をしていて、桃太郎君がトライしてみたとあるレストランのビーフレンダンを気に入ったという流れのようです。

レシピをいろいろ見てみると、かなり幅があって、スパイスの種類なんかもいろいろです。
要約すれば「スパイスをいっぱい入れたココナッツミルクで煮たビーフシチューのようなもの」で、マレーシア、インドネシア、ブルネイで人気のお料理のようです。
入れるスパイスは地方によって、家庭によっても違うので、適当で良さそう(笑)
それよりも、カレーのように「次の日にもっと美味しくなる」というのを読んで、前日に作って一晩寝かせることにしました。

こちらが材料です。

チャック(牛肉の肩ロース)1.5kg(緑の葉っぱはこぶミカンの葉)
バナナシャロット 10個
赤とうがらし 5本
しょうが1かけ
ガランガル 1個
シナモンスティック 1本
クローブ 5本
スターアニス 5個
カルダモンポッド 10個
レモングラス 3本
タマリンドペースト 大さじ3
こぶみかんの葉 5枚から10枚

ココナッツシュガー 大さじ2
ココナッツミルク 1缶
なたね油 少々
塩 大さじ1



作り方

1、バナナシャロットをざく切りにする。
2、レモングラスの白いところ(根元から3㎝くらいまで)を薄切りにする(残りは縦に切って包丁の背で叩いて5に加える)
3、トウガラシ、ショウガ、ガランガルをみじんに切る
4、1,2,3をフードプロセッサーに入れてペースト状にする。

5、お鍋に菜種油を入れてスパイス類を炒めて香りを出したらスパイスを袋に入れる。

これが袋(笑)スパイスは食卓に出すときに取り出すので袋に入れると便利!

6、袋に入ったスパイスをお鍋に戻して4のペーストを加える。

7、ビーフを加える。
8、ココナッツミルクとココナッツシュガーとタマリンドペーストと細切りにしたこぶみかんの葉っぱ(1/3は取っておいて翌日仕上げに入れると香りがいい)を入れて中火で1時間ほど煮る。
9、火からおろして味を調えて、冷めたら冷蔵庫で一晩寝かせる。
10、20分ほど煮て、スパイスの袋を取り出したらテーブルへ。
バスマティライスと一緒にどうぞ。

5分間、たっぷりの熱湯で茹でたバスマティ米はバナナの葉で包んで蓋つきの器に入れて150度のオーブンで30分ほど温めます。

お皿にもバナナの葉を敷いてレストランみたいでしょ?

ビーフレンダンはお鍋ごとテーブルに出します。

桃太郎君もティムちゃんもおいしいって言ってくれたのでうれしかったです。
前もって準備しておけば、当日することがあまりないのが良かったです。

簡単な野菜サラダ(レタス、トマト、キュウリ、リンゴをフレンチドレッシングで和えたもの)を一緒に出しました。
さっぱり風味がとてもよく合いました。

作ってみて思ったのですが、ココナッツミルクはフルファットの方がおいしいと思います。
ティムちゃんが脂肪の少ないものを使えというのでそうしましたが、こくがなくて、翌日ココナッツバターを足しました。
こぶミカンの葉は冷凍のものを使って香りが良かったです。
乾燥のものだと今ひとつかも。 
タイの食材店だとフレッシュなものか冷凍ものが手に入ると思います。
葉の軸を取って細かく刻んで使用しました。
食べる直前にも入れると香りがすごくいいです。

作った時はビーフがちょっとドライかなって思ったのですが、翌日はしっとりした食感に変わりました。ソースも深みが出て、前日に作るのはお勧めです。




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