2016年1月27日水曜日

北京ダックの晩餐で豪華な新年会

今日のロンドン情報ブログリストはこちら(リンクします)


イギリスにはどんな小さな町にもインド料理と中華料理のお店があると言われています。
本当かどうかは知りません(キッパリ)

でもお仕事やプライベートで小さな町に行くと、本当に「こんな小さな町なのに?」ってびっくりするようなところにもレストランやお持ち帰りのお店を見つけたりするんです。

外れると怖いので、お仕事中には行かないけど、ティムちゃんと一緒にホリデーなんて時は怖いもの見たさで入ってみたりすることもあります。

大概、あとで後悔する(笑)

でも学習しないというか、好奇心が強いというか、基本楽天家なので、見かけたらまた入ってみる(爆)


ロンドンだったら好きなレストランが決まってるので、あんまり冒険はしません。

私が中華料理で自分のお金を払って行くのは2軒だけ。

そのひとつ、A Wong。
ここは大好き。

理由?
家庭的な雰囲気かなぁ。
それともオーナーシェフ、アンドリューのこだわりメニューかなぁ。

ティムちゃんもA Wong が大好きで、社用で使ったりもします。
その月によって違うけど、週1くらいの感覚?

ティムちゃんが言うには、
「Up lifting」
いい気分になるってカンジかな?


なので、ブログ仲間で新年会と聞いて、ここに決めてしまいました。
A Wong にはアラカルト以外にコースメニューが2つ。

ひとつは大きな中国のいろんな地方のユニークなメニューを集めた、
「10 COURSE ‘TASTE OF CHINA’ MENU」
そしてもう一つが
「PEKING DUCK FEAST」

テイストオブチャイナの方は何回も食べたことあるし、それはそれでいいんだけど、北京ダックは毎晩1組にしか出さないので、かなり事前に予約しないとダメなんです。

そこで、忘年会の予定を新年会の予定に変えて、北京ダックのコースにしました。
12月の時点で、1月半ばまでこのメニューが予約いっぱいだった。
すごいなぁ。

さて、北京ダックはたま~に食べるけど、コースでっていうのは初めて。

どんな感じだったか写真入りでご案内しますね。
このメニュー、一人40ポンドしない。
ロンドンの常識だと、本当にこのお値段でいいのって恐縮する。
一緒に注文をお勧めするワインも紹介しますね。


まず、みんなで乾杯の後、初めてのお皿がこちら。

涼拌海蜇
Smoked duck breast with jelly fish and pork crackling
これ、みんなでシェア。
燻製のカモとクラゲの和え物。
単品でもメニューにあるので、実はよく頼む一品。
サッパリで、歯触りの組み合わせが楽しいお料理です。


お次はダック・フォアグラの入ったお団子。
 鵝肝煎堆
Foie gras glutinous rice ball
一人分ずつスプーンに入っているのでそのままお皿に。
お餅にゴマをまぶして、その中にフォアグラ。
こんなの初めて食べた。
一口で頬張って食べるべきです。

お次は飲茶が好きではないティムちゃんが率先して毎回注文する小籠包。

上海小籠包
Shanghai soup dumpling with crispy leg

ここのは皮が薄くて危うい感じがスリリングです(笑)
アンドリューがひとつひとつ手作り。

お次はダックフォアグラとハムみたいなお肉が入ったサラダ。
 叉燒鹅肝
Honey roasted foie gras with candied pork jerky and pomelo
ふわっとした食感で、今まであんまり口にしたことがない。
形容するの、難しいなぁ。
美味しかった、じゃ物足りないよ~。


お次は私のお気に入りになりました。
老火例汤
Superior duck consommé with red dates and shitake mushroom 
カモのコンソメ、湯葉のせ。
具は何も入っていない。
こってりだけど、さっぱり。
コンソメの見本みたいな味。

ここまではニュージーランドのソーヴィニヨンを飲んでいました。
写真撮るの忘れちゃった。
私のお気に入り、サンクレアというワイナリーのものです。


この辺から赤に変えました。

この間ギャモンの作り方を書いた時に紹介したスペインのワイン。
牛追い祭りで有名なパンプローナの近くで作っている。
2006 Tandem Ars Macula, Navarra


準備のできた北京ダックをテーブルに持ってきてくれました。
おいしそ~う!!
2日前からお料理を始めるそうです。
時間をじっくりかけて、こんな風に出来上がる。


おまちどうさま~。
ということで、お次のコースは北京ダックの皮の部分。

鸭皮
Roasted skin with cinnamon sugar
シナモンとお砂糖をちょっとつけて食べます。
へぇ~、こんな食べ方って新鮮。
カリッと来て、そのあと裏に少し残った脂がじゅわーっ。
お酒のあてに、これだけでもいいかなぁ(笑)

その後メインコース。
北京鴨片
Peking duck breast with pancakes, ginger oil, pickled pomegranate and plum sauce
蒸したパンケーキに北京ダックをくるんでいただきます。
付け合わせに生姜や湯葉なんかも用意されています。

ジューシーで美味しそうな北京ダック。


さて、この後はご飯とおかずってカンジになります。
5種類のお皿がご飯と一緒にずらっと並部ので、一口ずつお味見。
一番下のお野菜の炒め物意外には全てカモが何らかの形で入っています。

鴨四季豆 Minced duck with beans

辣椒炒 Deep fried crispy duck with chilli
蠔油什菜炒鴨 Duck with oyster sauce and Sichuan pepper

时令蔬菜 Market vegetables


白ワイン1本と赤ワインは2本飲んだんだけど、まだ飲みたかったのでお次に注文したのはデザートワイン。
ニボレというワインで微炭酸。
Nivole, Moscato d'Asti DOCG, Italy

軽くてここのデザートにはピッタリでした。


雪圓子, 荔枝, 檸檬雪酪
Snow ball merengue, lychee granite, mango puree and lime sorbet
綿あめとフルーツのサラダ。
マシュマロみたいな食感のメレンゲやシャーベットも入っています。
お腹いっぱいなのに完食。
私にとってはすごく珍しい。

まだ続きます。
でもこれで最後。
鸭的威士忌酒
Port, cherry juice and Peking duck whiskey sour foam,
クリーム状のデザートで、おいしかったんだけど、実はあんまりよく覚えていません。


ちょっと特別の集まりにおすすめです。
その月にもよるけれど、毎晩一テーブルにしか出さないので、ちょっと早めの予約が必要です。









  ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

0 件のコメント: