2025年3月17日月曜日

カウンターでシーフードを食べてきたよ!



絵画の記事が続いたので、今度はレストランの紹介記事をどうぞ!


このレストラン、千と千尋の神隠し・ロンドン公演に出演されていた夏木マリさんの紹介なんです。

といっても私は面識はありませんが(笑)
xの彼女の投稿を見て行ってみたいなぁと思っていたんですよね。
というか、実は投稿を見て、いいなって思った後ずっと忘れていて、ソーホーのおいしいシーフードタパスというキーワードだけが頭に残っていた模様。

ねこなすさんとロンドンで会う時に「ランチどうする?」ということで思い出して行ってみることになりました。
例のごとく、二人でランチすると同じ記事になる(笑)

レストランのサイトはこちらMaresco(リンクします)


ソーホーのベリック通りから入ると、窓に向いたカウンター席と、キッチンに向いたカウンター席。
階下にはテーブル席とお手洗いがあります。

キッチンのカウンター奥にはシーフードのディスプレイ。
私たちはキッチンが見えるカウンターに陣取りました。
カウンターの下に荷物が描けられるフックがあります。
でもコート類はクロークが無くて、階段の脇に吊るされるだけ。
特に混みあう夜の時間はあんまり高価なコートは着ていかない方がいいかも。

メニューはプリントアウトしたものが1枚。
と、今日のおすすめが一枚。
ここにはランチと観劇前などの夕方早い時間用のお得なセットメニューがありますが、そういう特別なものは(笑)言わないと出てこない仕組み。
ロンドンではそういったところが多いです。

そしてここも現金は扱わないレストランだということがメニューの一番下に書かれていました。


とりあえず、飲みながら何食べようか決めましょう。
一番安い白ワインは34ポンドでした。

最近は40ポンド以上のところが多いので、30台というだけでうれしいですね。

ランチセットふたり用というのはひとり23ポンド。
それでタパス3種とメイン1種をふたりでシェアするというもの。

私たちが選んだタパスのひとつは小さなイカのフライ。
ホタルイカくらいの大きさで、塩コショウと粉がまぶされてサクッと揚げられています。
ガーリックマヨネーズがついてくるのでそれを付けて食べる。

思ったよりも量が多い。
これだけでお腹いっぱいになりそう。

タパスといえばクリームコロッケ。
ということでふたつ目はそれ。
燻製の香りとカニ味噌のような濃厚さがあって、サイズの割にはどっしり来ます。
でも美味しい。
メニューにはコロッケとしか書かれていなかったので中身が何なのか聞いてみました。
スペインのチョリッソソーセージが入っているそうです。


3つのタパスのうち2つが来た時点でサラダか何かサッパリしたものが食べたいと思ったので、ねこなすさんにそう言ったら「最後のタパスは一応野菜だよ、カリフラワー頼んだじゃない」ということでカウンターを見ていたら…。


あ、シェフが何か炭火オーブンに入れた!
何かオレンジ色だなぁ、巨大なコロッケに見えなくもない(←ちょっと不安)
結構長く焼いている。
カリフラワーって焼くのに時間がかかるんだ~。

オレンジ色なのはマリネしたカリフラワーだからですね!
コリアンダーソースの上にドーンと乗せたらザクロやコリアンダーの芽をあしらって…

はいどうぞ!

わ~、これもちょっと重そう。

でもね、全然そんなことなかったです。
というか、3種類のタパスでこれが一番おいしかった。
カリフラワーは茹でたりグラタンにしたりするだけで、こんな風(マリネしてオーブンで仕上げる)にお料理したことはなかったけれど、しっかりした味なのにサッパリしていてとっても美味しかったです。
歯ざわりも硬すぎず柔らかすぎもしない。
もし行く機会があったら是非どうぞ。
ただ、コリアンダーの風味が結構強いから苦手な人は気を付けて。

メインにはオヒョウの切り身が乗ったブラックライス。
タパスが終わった後はお皿を取り換えてくれて、そちらに少し盛ってみました。
これも絶品でした!
皮の部分がカリッとしていて、その下にゼラティンの層があって、そして身の部分。
ブラックライスもピッタリな火のとおり具合。
きれいに平らげました。

オヒョウの縁側を含めた切り身をフライパンで焼き付けて、イカスミのリゾットみたいなものに乗せてオーブンで仕上げ。
目の前で作るのを見ているのは楽しいです。
あ、これ、私たちのかな~?とかね。
スタッフもフレンドリーだから、質問とかにも気軽に答えてくれてそちらも大満足。


ミニイカのタパスがいつまで経っても食べきれなかった時には、正直デザートを注文するとは思わなかったけれど、ふたりでひとつシェアなら大丈夫そうなのでバスクのチーズケーキを注文しました。





ねこなすさんはコーヒーをお供に、私はもちろんデザートワイン。
スペイン料理なんだからシェリーかな。
こちらがそのメニューです。
あんまり詳しくないのでどれを注文しようか決めかねてるって言ったら、お味見してから決める?ってことでグラスにちょっぴり持ってきてくれました。
私がお味見の結果選んだのは右手のグラス。
メニューで一番上の PX何とか(笑・発音がわかりません)ってシェリーです。
グラスで提供しているものは、もちろんお店やスタッフに拠りますが、試させてくれることが多いです。
パブなんかでも、私はビールが飲めないのでお客さまと行ったときに味の説明ができないのでお味見させてって言います。
ボトルは無理だけど、グラスで提供しているビールなら、断られたことはありません。

ということで大満足なランチでした。
こちらがお勘定。

ねこなすさんとのランチは価値観や好みが近いこともあって気楽で楽しい。
また次行こうね〜。


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