2024年7月9日火曜日

千と千尋の神隠し観てきたよ!

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ずいぶん久しぶりにウエストエンドでお芝居を観てきました。

大好評で終わった「となりのトトロ」に続いて来英の「千と千尋の神隠し」です。

今年4月の開演から最終日の8月24日まで、トラファルガー広場の近く、コロシアム劇場。
チケットは残りわずかですが、まだ残席がいくつか。

今回私が観たのはストールの前から5列目、ちょうど真ん中あたりという最高の場所。
上演後の挨拶の時の写真がこちら。

俳優さんたちの表情もとてもよく見えるいいお席でした。

コロシアム劇場はかなり大きいので、席場所によっては舞台が遠いと思います。
それでも幅いっぱいの動きがあるので、どの席でもそれなりに楽しめるかな。

セリフは全て日本語で舞台の上部とサイドに英語の字幕が出ます。
ストールから左を見上げるとこんな感じ。
右手を見上げるとこんな風。
字幕が出るのは舞台の脇の葉っぱが生い茂っているように見える場所の中心やや上。
なので私の座ったストールの席(Eの列)からだと舞台を見ていれば視界には入らない。
わざわざそのために目線を移さないといけないので、字幕を見たい人はあまり前の席じゃないほうがいいと思います。

この劇場だけじゃなく、他の劇場のシートプランも検索できます。


劇場へ行くのはやっぱりワクワクしますよね。
コロシアム劇場では、ロビーに足を踏み入れるとサクラがしつらえてあって、千と千尋の神隠しの世界にいきなり飛び込んだかのよう。
日本人らしい観客も多かった。
私が観たのは日曜日のマチネ。
好きな俳優さんの回を楽しみにしている人もいるようです。
そんな人たちのための配役リスト(リンクします)も劇場から出ています。
もちろん急に代わることはあり得ますが、参考にはなりますね。

私が観た回の主役は上白石萌音さんでした。
アニメーションの千尋そのままって感じ。

たくさんの俳優さんがそれぞれの配役を楽しみながら演じている、ポジティブなバイブがひしひしと伝わってきて、観てよかったなって思いました。
こういったライブの雰囲気を感じるというのは劇場ならでは。

それにしてもこの作品、人間以外のキャラクターも多いでしょう?
そういった役の俳優さんたちもとても良かったです。
私が特に気に入ったのはアオガエルさん。
キャストリストによると、私が観た回は元木聖也さんだったようです。
セリフのタイミングとか、動きとか、最優秀賞を贈るとしたら彼かな。
(あくまでも私の個人的な意見ですが)

休憩を挟んで3時間があっという間に過ぎました。
観ようかな、どうしようかな、って考えているなら観たほうがいいです。
ネックはお値段。

今回私が手に入れたチケットは180ポンド、今同じものを買えば225ポンド。
正直ちょっと高いと思います。

どれだけ見たい作品なのかは個人差があるので何とも言えませんが、アニメーションの千と千尋の神隠しが好きだったら失望はしないと思います。
かなり忠実に再現されていました。
日本語がわかるなら、字幕の必要がないのでかなりのアドバンテージだと思います。
セリフやストーリーがある程度わかっているなら日本語ができなくても大丈夫だと思いますが、英語ネイティブなら字幕が出ているとつい読みたくなるでしょうね。
なのでその場合は字幕が自然に視界に入るドレスサークルがいいと思います。
でもストールの前の方の席は俳優さんたちの表情を追えるのがいい。
なので、舞台に何を求めるかをよく吟味してから座席を選ぶのが肝心かな。
お値段が一番安いのはバルコニー席。

チケットは残り僅かな日も多いので、観たい方はお早めに。







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