ロンドンに住んで、いいことのひとつは害虫が少ないこと!
蚊もゴキブリもいない。
とか書くと、主語大きいとか言われるかな(笑)
どこかにいるかもしれないけれど、私はイギリスでは見たことないです。
少なくとも普通のおうちにはいない(と思う)
少なくとも普通のおうちにはいない(と思う)
でも、お外でピクニックしていると、お天気がいい日に蜂が来ることはあります。
そんな環境なので、ロンドンで網戸は一般的ではありません。
もちろん買うことはできるだろうけれど、網戸を使うことのできる窓は少ないと思う。
そのおうちがいつ建てられたかにもよるけれど、イギリスのおうちの窓は上下に開けるサッシ窓が多いです。
木の枠にガラスが入っているもの。
私の住んでいるおうちは鉄の枠組みにガラスが入っていましたが、ずいぶん前に安っぽいけれど静かな二重窓に取り換えました。
外側に向けて窓が開きます。
だけど、全開にはならないし、内側にある取っ手が窓枠よりも手前にせり出すので、窓枠にはめ込むような網戸はつけられません。
暑い日に窓を開けると、おうちの中にハエや蜂が入ってくることがあります。
毎年、網戸があったらなぁとは思うものの、本当に必要かといわれれば、そうでもない。
ハエが入ってきたら(年に2~3回かな)思い出すといった程度。
今年はまだ本格的な夏とは言えない気温だけど、そんな今だからこそ、ちょっと夏休みの工作気分で網戸を作ってみることにしました。
…と思って材料を買ったのは実は5月末。
ずっとそのままだったのですが、今週暑くなると予報に出ていたので作業を始めたのが月曜日。
だって、今週を逃すといつ夏日になるのかわかりませんからね。
来週の予報はまた20度ちょっとに戻るみたいだし。
網戸のデザインですが、取っ手の邪魔にならないように窓の開け閉めの際は取り外しができるもの、使わない時に邪魔にならないもの。
折りたたんだり、くるくる巻いておくことができたら便利だろうな。
この2点を頭に入れていくつかアイディアを出してみました。
窓枠に取り付けるには、磁石かベルクロ(マジックテープ)がいいかな?
そして網。
まず、網と裏面に接着テープが付いているベルクロをアマゾンで購入。
網戸を付けたい窓は2つあります。
リヴィングの窓とキッチンのドア。
両方、夏には開けっ放しにすることが多い。
キッチンのドアは75センチx190センチくらい。
リビングの窓は50センチx100センチくらいです。
窓枠にベルクロを張り巡らせて、窓枠サイズに切った網の淵にベルクロを貼って完成。
簡単だな~と思っていたら、網に貼ったベルクロはすぐはがれるので役立たず。
仕方がないのでベルクロを網に縫い付けようとしたら、粘着テープのせいで針が中々刺さりません。
針もすぐダメになっちゃうし、10cmほど縫って、このアイディアは諦めました。
そこでベルクロの代わりに磁石も買ったんだけど、これは見た目がそれほど良くない。
そして切りっぱなしの網よりも縁の処理をした方が見た目がいいかもと思いつきました。
PVCの厚めのテープで網の縁を挟めばどうだろう?
ということで今度はPVCのシーラントストリップを購入。
それを網の縁を挟むように両側に貼って、そこにベルクロを貼りました。
なかなか良いです。
でも朝起きたらストリップがベロンと剥がれている箇所が。
粘着力が弱いのかな?
PVCストリップの説明を見ると、ヘアドライアーなどで温めて粘着させるってありました。
DIYのプラスティックテープなんかもドライヤーやアイロンを使うから、おんなじかも。
そこで完成した(と思っていた)網戸のPVCストリップの部分を全て低温のアイロンで温めて出来上がり。
今日は30度近くまで気温が上がるという予報なので、間に合ってよかった!
寝室の窓用も入れて、全部で3つ。
材料費は網が15ポンド、ベルクロが7ポンド、そしてPVCテープ(2本)が26ポンドの合計48ポンド。
切って貼るだけの簡単な作業でした。
作ってみたい人のために使った材料を載せておきますね。
私はキッチンのドア用に大きな面積が必要だったからサイズがネックで購入しなかったけれど、窓サイズだけなら網とベルクロがセットになったものの方がお得。
あと、縁取りはストリップではなくて、普通のPVCテープでも大丈夫じゃないかな、という気もします。
そっちの方が柔らかくて薄いので、仕上がりの印象がかなり違うと思うからお好みだけど、金額はもっと安くで済むと思います。
それにしてもイギリスに住んでいると何でも自分で作っちゃおうという気になる。
日本に住んでいたら、きっと網戸なんて作らないだろうな(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿