何でも知ってるティムちゃん

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ティムちゃんがサプライズの週末をアレンジしてくれて、ドーセットの田舎に来ています。

イギリスに来たことのある人でも、ロンドンしか知らないって人も多いと思います。
でも、イギリスは田舎が素敵。
とっても素敵なところがたくさんあります。

私は大阪で生まれて、今もロンドンに住んでいます。
繁華街ではないけれど、閑静な住宅地ではないので、静かな田舎には憧れます。

今回泊まっているところはブティックB&B。
とても素敵なこじんまりしたところ。
B&B というのはベッドと朝ごはんという意味。
さっき、朝ご飯を食べてきました。

朝ごはんのお部屋はとても気持ちのいい、大きな窓があるお部屋。
外には広々とした牧草地が広がっています。

ふと見ると、丸々と太ったキジがのんびりお散歩してるのが見えました。

「ティムちゃん、キジがいる！みてみて！すごい太ってる！！」
と言ったら、ちらっと見たティムちゃん、
「あれは雌だよ。」だって。

首が緑なので雄だと思って「He is so fat!」って言ったから、訂正の意味だったみたい。

「キジはね、しっぽを見るんだよ」とさらに続けるティムちゃん。

私と違ってサリーの田舎で生まれ育ったから、やっぱり詳しいなぁ。
私は自分の知らないことを知ってる人が好き。
「好きな男性のタイプは？」って聞かれたら、「尊敬できる人」
「どんな人を尊敬してるの？」って聞かれたら、「私の知らないことを知ってる人」ってカンジかなぁ。


「雌のキジはね、あんなふうに地味だけど、雄のキジはもっとキレイだよ。しっぽがね、もっと色が鮮やかで、こう、フワ～っと広がってるから、ま、大した知識ってわけじゃないけど、覚えとくといいよ」だって。

ふわっと広がったしっぽのある鳥？

それって、もしかして、クジャクの話？

そう思って聞いてみたら、やっぱりそうでした。
英語ではキジは Pheasant 、クジャクは Peacock。

「両方 P で始まるからややこしいよね？」だって。

いや、全然ややこしくないんですけど(笑)

ネットで調べたら、私の見たキジはやっぱり雄でした。
でも昨日ここに来るまでの間、ドライブ中のクイズはほぼ全問正解だったので、バカにするのはやめようと思います。


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