2015年6月26日金曜日

宝物が見つかるかもしれないビーチ?

 すごく大きな砂浜でしょう?
 前回の記事で他二つのビーチを紹介したルイス島。

ここ、Uig のビーチも、引潮時間に行けば果てしなく広がる砂浜。
そんな砂浜で乗馬している女の子がいたり。
なんだか物語のシーンみたいでてステキ!
この先で、漂流してきた謎の王子様がビーチに横たわっていたりとか…

…は残念ながらありませんでした(笑)

でもね、昔このビーチの端っこで横たわっていた石の箱があったんです。

その中にはセイウチの牙で作られたチェスの駒が入っていました。
見たことあるなぁって人、多いんじゃないかな?

ハリーポッターと賢者の石の中で、ハリーとロンが遊んでいたチェスのセットはこれがモデル。
見つかった93の駒のうち、82個が大英博物館に一部が展示されています。

ビーチの近くの村に、小さな博物館があります。
コミュニティーセンターと消防署も同じビル。

その片隅にひっそりと…
というか、なんだかいきなりのチェスの駒(爆)

博物館の中はそんなに大したことはありません。
でも、こんな世界の端っこみたいなところで、細々とありがとうって感じです。
入場料の2ポンドプラス少額の寄付もしてきました。

スコットランドの僻地まで、チェスの駒が見つかったというだけで、わざわざ来たいっていう人たちはそれほど多くないだろうに。

博物館のサイト(リンクします)
 開館時間はチェックしてからどうぞ。
カフェもあって軽食が出されています。

さて、そこからビーチまでは数分のドライブ。

ビーチの手前に、またチェスの駒(笑)

ビーチはどこまでも広く、ぼーっとお散歩するのには最適。
 でも、くれぐれも潮が満ちてくる時間を考えて。

 こんなところで石の箱が見つかったんだ…。
よく大英博物館でガイドしているだけに、ちょっと感慨深い。

12世紀にセイウチの牙で作られたチェスの駒。
どんな人たちが使っていて、なぜここに漂流したんだろう。

紹介した博物館のショップで、レプリカを買うこともできます。
大英博物館でも買えるけどね。

このセットが100ポンド。
 この村の人が手作りで、とかってことなら買ったけど。

商売はそんなにロマンチックじゃない(笑)
 料金表も載せておきます。




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