私が大好きなロンドンの通りの一つがジャーミンストリート。。
紳士用品店が並んでいて、一つひとつにたくさんの歴史が詰まっています。
今日紹介するのはそんなお店の一つ。
猫を売っています。
冗談です。
ここはお帽子屋さん。
所狭しとお帽子が並んでいます。お店の名前はベイツ。
ダウントンアビィの執事にもそんな名前の人がいましたよね?
でも関係ありません。
とりあえず、ウェブサイトを載せておきます。
ジャーミンストリートのベイツ帽子屋(リンクします)
ウェブサイトにはお店の歴史画や逸話が載っていて楽しいです。
このお店に移る前は、とっても狭い店舗で、お客様が一人でいっぱいだったんですって。
上の写真のネコちゃんはそんなお店に住着いていました。
みんなから可愛がられて亡くなった後は剥製に。
これもケースに入っていますが、一体なにかというと…
スモーキングハット。
一昔前までは、夕食後に紳士たちが葉巻を吸うお部屋で身に着けました。
ベルベットなどの素材が使われたのは、においを吸収するように。
なので髪の毛などにはたばこのにおいが移りにくいと考えられました。
この時に着用するジャケットがスモーキングジャケット。
これもベルベット製が多かったようです。
淑女たちは恋人のために帽子に刺しゅうを施したりしました。
今では身に着ける人は減ってしまいましたが、まだお店では扱っています。
そんなお話を聞きながらお買い物するのも楽しい。
お帽子は素材やスタイルでお値段はいろいろ。
キャップ(平帽)などは60ポンドくらいから。
シルクハットとかだと500ポンドくらい。
似合う?
ここのお帽子を買うと、お帽子用のケースにもネコちゃんが付いてます。
ジップのところ。
因みにイギリスでは男性は屋内では帽子を取ります。
女性は被ったまま。
じゃあ紳士帽を被った女性はどうするか…?
答えは被ったままです。
***お知らせ***
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。
*******
ロンドン情報ランキングに参加しています。
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。
2 件のコメント:
お似合いですよ。
私も帽子が好きですが、こんなダンディな感じのはまだ買ったことがないです。合わせる服がないというか、センスがないので合わせられないというか。
いつも似たようなものを買ってしまいます。
Pharyさん、コメントのお返事遅くなってごめんなさい。Pharyさんもお帽子好きなんですね!私もこのお帽子はちょっと合わせづらいかと思って躊躇したんですが、似合ってると言われてつい調子に乗って買ってしまいました。
でも意外に何にでも合うみたいです。マニッシュに仕上げてもいいし、却ってフェミニンな服とのミスマッチも大丈夫、買ってよかったです。次回ぜひお帽子屋さんで被ってみてください。
コメントを投稿