2015年5月21日木曜日

イギリス人と食べる和食

ティムちゃんと祭に行ってきました。

お祭りじゃないですよ。

ロンドンにある和食レストランです。
ロンドンに住んでいる人は誰でも知っている老舗の一つ。

今日はすごく久しぶりに鉄板焼き。

アラカルトで頼むか、コースにするかで迷ったんだけど、コースにしました。
一番安いコースが祭コースで65ポンド。

ティムちゃんも私も甘いものには興味がないので、デザートの代わりに枝豆を出してもらいました。
最近はスーパーマーケットでも見かける枝豆。
すっかりロンドンでは市民権を得たかな?

和食ならエダマメ(和食といえばそうだけど)が好き、という人も。
他のレストランで、さやごと食べてる人を見たことあります。
かわいそうで、注意できなかった。

ティムちゃんは日本酒は甘くて苦手というので、普通はワインを注文します。
 グラスシャンペンの後は、ドイツのリースリン。
前菜用に注文しました。

キノコのあえ物
 しめサバ
そしてお刺身。
 この後に、土瓶蒸し。
写真を撮ったと思っていたけど、撮れてなかった。
この写真は祭のサイトから。

ティムちゃん、この土瓶蒸しがすごく良かったって。
おうちでも作ってほしいと言われたので、今度挑戦します。
「デリケートでエレガントなフレーバーで気に入った」だそう。

他にティムちゃんが好きな和食はコロッケと肉じゃが。

残念ながらイギリスの和食レストランではあまり見ません。


この日に私たちのテーブルを担当してくれたウエイターのショウタ君。
メインコース用に注文したマルソーを持ってます。
彼は丁寧なサービスですごく良かったです。

同じ鉄板に面してる人たちの分を1人のシェフが調理します。
これはロブスターとギンダラ。
ティムちゃんのメインコース。

私はサーロインステーキにしました。
 私たちのシェフ、レーナちゃん。
日本語で話しかけられるまで、日本人だって気が付かなかった。
 上手な包丁さばきをティムちゃんがほめてました。
この後取り出したロブスターを一口サイズに切って、殻に戻しただけで、
「レーナちゃんが、凄く器用にきちんと殻に入れた!!」だって。

そんなのだれでもできるよって言いそうになったのをギリギリ堪えました。
 こういう場面を観てると、イギリス人の不器用さを思い出します。
たぶん器用な人もいっぱいいるんだろうけど、私の周りには皆無(笑)

クリスマスのギフトラップとかも、感嘆のまなざしで見てたりするし。
日本人が特別に器用なわけないと思うんだけど。

私のステーキ、おいしかったです。
ソースが付いていたんだけど、あっさり食べたいと言ったら、ショウタ君が本来のソースとは別に、ゆず胡椒をもってきてくれました。
タレとかつけずに、それだけで食べて、正解だった。

一口だけもらったティムちゃんのギンダラ。
脂がのっていておいしい。

でもティムちゃんは何か一味足りないって。
ロブスターもギンダラもリッチな味わいだから、少しシャープなソースがあればもっといいのに、という意見でした。
…ポン酢とか?

私みたいに、別に何か持ってきてもらえばいいのに。

この後、炒めご飯も出てきたんだけど、お皿が分かれているのが残念だったって。
メインコースと一緒のお皿だったら、ご飯と一緒に食べられるのに、だって。

和食って違う食べ物は混ぜないけど、イギリスでは違うものの組み合わせを楽しむ習慣があります。
典型的なイギリス人ティムちゃんは、おいしく食べることよりも正しく食べることを大事にします。
だから、お店側から「こんな風に食べるべき」とされたらその通りに食べます。
以前紹介した、お箸で食べたカレーライスもそう(リンクします)


それにしても楽しい夕べでした。

鉄板焼きって、見ながら楽しめるので満足度は高いです。
和食初心者にも敷居が低いんじゃないかな?


***お知らせ*** 
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。 
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。     
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