2025年2月27日木曜日

ロンドンのトイレ事情



その昔、ロンドンは公共のお手洗いがたくさんあることで知られていました。

ところがそういったお手洗いは閉鎖が続いています。
昔のお手洗いがカフェになったところなんかもある(驚)

ということで、たまにロンドンの観光中トイレに困るみたいな意見をネットで見かけます。

でも実際はロンドンでお手洗いに行きたければ困ることは稀。
あちこちにあるパブでお手洗いを借りることもできるし、チェーンのカフェにもお手洗いがある。
でもね、そんなにきれいじゃない。
特にチェーンのカフェは男女共用だし、緊急の時しか使いたくない(笑)

ではどこに行けばいいか?

私は高級ホテル一押し。
ただ、ドレスアップしろとまではいわないけれど、スマートカジュアルくらいの服装はしていかないと利用しづらい。

今日紹介するのはトラファルガー広場のそばにある5つ星ホテル。

ここはお茶の休憩なんかに立ち寄るのもおすすめだし、何とアフタヌーンティーにはペットと楽しめる日というのもあります。

この間お手洗いの写真を撮ってきたのでちょっとご覧ください。

素敵でしょ?
壁紙はいろんな種類があります。
このピンクのもかわいいですね!

ロビーには昔の警察に関する展示もあって見るのも楽しい。
おまわりさんのヘルメット、イギリスって感じでしょ?
今はもう使われなくなって残念です。

こっちには制服なんかもある。
シャーロックホームズのファンの方たちをご案内することもあります。

ここ以外にも素敵なホテルでお手洗い巡りするのも面白いかも。
そのホテルが顧客として認識できるような姿や態度で行くことが大事。
ほとんどの場合、ティーとかもやっているはずなので、そういった予約の下見に来たって体でもいいし、時間に余裕があればお茶を飲んでいくといい。
待ち合わせに高級ホテルのロビーを使うのもよくあること。

NG なのは繁華街での夜、酔ってちょっとトイレだけ借りたいというのは断られる確率が高いです。
パトロンだけって言われる。
パトロンというのはお客様ってこと。
飲食か宿泊しないならお断りって場所がほとんどです。
ホテル側にとっては将来の顧客になるかもということより大きなリスクを負うことも多いだろうから責められません。

「お手洗いのためにだけ高級ホテルとかは利用したくないし、お手洗いが近いのにどうしよう」という方にはお手洗いマップのアプリ、アンドロイド版(リンクします)がおすすめです。
多分アップルのも似たようなものがあるとおもいます。
私はアンドロイド派なのでちょっとわからない。
いずれにしても近くにあるお手洗いが有料か無料か、何時なら使えるかなど情報が出てくるのは頼もしいですね。




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2025年2月25日火曜日

歴史研究所の図書館メンバーになった!



ロンドン大学の中にはたくさんのカレッジ以外にもいろいろな研究所があります。
歴史研究所はそんなひとつ。
ロンドン大学本部の建物内にその図書館があります。

これまでオンラインで調べ物をしたりする時によくお世話になっていた研究所。
ここの図書館に実際足を運ぶのにあたり、メンバーになりました。

歴史に関して調べたいことがあるなら誰でもメンバーになれます。
そしてメンバーカードを持ったら図書館でいろんな本を閲覧できる。
こういった古い資料はキューにあるアーカイブで閲覧可能だけど、この図書館の方がアクセスや手続きを考えるとずっとお手軽。


貸出図書館ではないので閲覧室で見たりコピーや写真を撮ったりするだけですが、それでも行ったらさっとみられるというのは便利。

特に英国の歴史に関するコレクションが豊富。
事前にオンラインでカタログを調べておけばどの書架に置かれているかもわかるので便利です。

ロンドンカウンシルの記録というシリーズの中には新しい(といっても150年ほど前)開発地区の情報なんかもあったりします。
ページをパラパラ繰るだけでも楽しい。
ロンドンの公共サービスの記録なので、病院や消防のことなんかも興味深かった。


あ、天才建築家、クリストファー・レンの手紙!
日付は1677年4月10日。
こちらはロンドン地形協会の記録の中から見つけました。

他にもエリザベス女王(16世紀の方)の書簡集とか、ロンドン塔の囚人の記録とか、ガイディングに使えそうなものもいっぱい!

メンバーのイベントも面白そうなものがいろいろあるし、それらに参加するのも楽しみです。

イギリスの歴史に興味があるなら特におすすめ。

歴史研究所の公式サイト(リンクします)




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2025年2月23日日曜日

ナショナルギャラリーは大掛かりな絵画の架け替え中!



3月に予約を受けているナショナルギャラリーのお仕事のために、下見に出かけてきました。

旅行関係の方々をご案内するので、ちょっといつもとは違う風にご案内しようかなと思って。

プロの観光ガイドはお客様に合わせてご案内の内容をコーディネートします。
もちろんその場での対応もできるけれど、あらかじめどんな風に回ろうかってルートをいくつか用意する。
当日は様子を見ながらマイクロマネジメントしますけどね。


現在、ナショナルギャラリーは工事中。
なのでいくつかのコレクションはギャラリーの外に貸し出されています。
私が好きな絵画も、いくつかは展示されていません。

それだけではなく、いろいろな理由で時々架け替えが行われていますが、現在進行形の架け替えはかなり大掛かりなものです。

以前にもお話ししましたが、私はギャラリーをガイドするときに観る順番を重視します。
なのでルートづくりはとても重要なのです。
観る絵の順番を決めてからその通りに回ればいいと思うかもしれませんが、同じ場所を行ったり来たりということは避けたいです。
なのでルートを決めてから見せ方に工夫するのが私風。

ウェブサイトを見ればどの部屋に何がかかっているのかはわかりますが、どの絵の隣に何がかかっているのかは、残念ながらわかりません。
ギャラリーで実際に観るのと、ネットで見ることの大きな違いのひとつがそれです。
大きさや色調、絵から受ける印象は隣に何がかかっているのか、同じ部屋がどんな風かによって大きく影響されます。

ということで下見が重要になってくるわけですが、行ってみたら開いているお部屋がずいぶん少ない。
そして開いているお部屋もこれから架け替えの可能性がある。

インフォメーションで聞いても「まだわかりません」という答えばかり。
3月のはじめまでには片付きそうですが、それも保証の限りではないらしい。

色々プランを作っても無駄になる可能性が限りなく高いのでいったんルートのことは忘れておいた方がいいみたいです。

見学に出かけるのなら、見たい絵が展示されているかどうかはナショナルギャラリーのサイトで確認してからお出かけした方がいいです。
そういった情報は頻繁にアップデートされているようです。

ナショナルギャラリーの公式サイト(リンクします)




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2025年2月21日金曜日

エリザベス線、便利だけれど、問題が多い印象


エリザベス2世の名前が付けられたエリザベス線。
ロンドンを東西に走る地下鉄の路線です。
一番新しい路線でもあるのでWI-FIとか空調とかもしっかり。
ロンドンの中心地では止まる駅が少ないのでとても速い。


でも問題も多いんですよね。

ヒースローを通ることもあって、外国人の利用も多いと思います。
特に日本から来ている人は公共の乗り物に正確さなどの期待度は高い(統計はありませんがそんな気がする)
でも重要な路線であればこそ、ちゃんと動かなければ影響を受ける人も多いというもの。
特にヒースローへ行く場合。

エリザベス線を予定していたのに駅に行ったら動いていなかったなんて悲惨です。

例えばボンドストリート(メイフェアのホテルならここが近い人も多いと思います)からヒースローに向かうと約30分。
ところがこれがダメとなってタクシーを拾うと時間にもよるけど50分くらいかなぁ。
もちろん費用ももっとします。
パディントンまでタクシーで行ってヒースローエクスプレスって思ってもエリザベス線がダメな場合はヒースローエクスプレスにも問題がある場合が多いです。
ピカデリー線で行くと、各駅停車だしもっと時間がかかるし。

なんでこんな話をしているかといえば、エリザベス線がまたストを予定しているらしい。

現在、ASLEF という団体のストで予定されているエリザベス線の不具合は以下の日程です。
2月27日 木曜日
3月1日 土曜日
3月8日 土曜日 
3月10日 月曜日


これを見て4日間か。。。と思ったあなた。
甘いです。
実際は6日プラス。

2月28日や3月9日はどうなると思います?
多分色々問題ありで動いても本数が少なかったりお休みする人が多かったりするかも。
ということでこういった期間にはこの線を利用しなくてはいけない予定は立てるべきではない、もしくはたてるなら代替え案をしっかり事前に考えておいた方がいいというのが私の個人的なおすすめです。

ちゃんと動くと結構役に立つ路線なんですけどね。


最近ではいろいろな情報もアプリで確認できるので、ロンドンを旅するのならロンドン交通局のアプリ(TfL Go app)は携帯に入れておくと便利です。



備えあれば憂いなし。
ということでぜひご活用ください。





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2025年2月19日水曜日

クラクラ、フラフラ、そして筋肉痛!



何のことかと思うようなタイトルですよね(笑)

さて、ロンドンを中心にイギリスのちょっと面白い場所を紹介するように努めている私のブログ。
今日は体力のある方向け!

この時は344段の階段を上がりました。
きつかったけど、上がりきった時の感動(ちょっと大げさ)もあったので大満足。


なので、今日紹介する塔が131段というのは「ちょろい」と思って考えもなしに参加したんですが、甘かった!!!

場所はお庭の歴史博物館の中。
ランベス橋のたもと、国会議事堂の対岸です。
ターナーが描いた水彩画を載せておきます。
手前中心から右手にかけて見えるおうちの後ろに教会の四角い塔が見えますね?
それがこちら。

因みにこの水彩画はロイヤルアカデミーに飾られたターナーの初めての絵で、彼が15歳の時に描かれました。


おうちの左手にあるレンガの建物はランベス宮殿(カンタベリー大司教の宮殿)の門。
なのでターナーのこの作品は「大司教の宮殿」というタイトルです。


ランベス宮殿はいまだ宮殿なんですが、その隣の地区教会(元は11世紀に建てられたセント・メアリーは残念ながら教会ではなくなりました。
1972年に聖別を解かれて取り壊されるところだったのを博物館にしたのです。
小さな博物館が往々にしてそうであるように、ここも有料の博物館です。
こちらが入場料。
塔に上がるだけなら4ポンド。

場所が高ければ入場料が高い場合も多いので、4ポンドは結構安いんじゃないかな?

写真の塔から入ってすぐ左手がこちら。
131段、エレベーターはありません。


中はとても狭い螺旋階段です。
ま、作られたのが1377年だし、文句言うなって感じですね。

ビッグベンの時は途中で休憩があったけれど、ここはそんな場所もゆとりもありません。
この時は確か8人で上がったんだけど、自分が止まると他の人の歩みも止めてしまうので休めない。
そして狭い中をずっとぐるぐる歩くので車酔いみたいになって上にたどり着いた時に頭はクラクラ、足元はフラフラでした。

それでどんな景色が見えるかといえば、イギリスのアイコニックな建物、国会議事堂がテムズの向こうに。
晴れていればきれいだろうなぁ。
でも雨が降らなかっただけ感謝。


テムズのこちらはランベス宮殿。
一度だけ昔中に入ったことがある。
ベージュの建物の後ろに見える赤煉瓦の建物は図書館。

このあとハチミツを買いに行ったら8ポンド50ペンスに値上げされていました。
1年で6%の値上げ😱

翌日から3日間は筋肉痛で太ももがとても痛かった!
特に椅子に腰掛けたり立ったりするとき!

ということで誰にでもお勧めできるところではないのですが、近くにいるなら行ってみてって感じです。

博物館の方は折を見てまた今度ご案内したいと思います。





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2025年2月17日月曜日

最近のお気に入りランチ、固焼きそば!


おうちで簡単にランチしたい時、最近気に入っているメニュー、それは固焼きそば!

以前はゆでた麵をフライパンで焼きつける方法を取っていましたが、使う油の量の割にパリっと仕上がりませんでした。
色々試行錯誤した結果、時間はかかるけれど楽チンな方法を見つけました。

イギリスのスーパーマーケットで普通に売っている「エッグヌードル」を使っています。
太さがいろいろあって、私が使うのは細麺、英語では「Fine」

こちらは Waitrose のPB 麺、1.25ポンドです。
中に4玉入っているので1人前の金額はその1/4。
ボウルに食べたい量の乾麺を入れたらお湯をたっぷり加えます。
熱湯である必要はありません。
何ならお水でもいい。
お湯の温度が高ければ柔らかくなるのが早い。
熱湯だったらかけたらすぐにこんな風にほぐれます。
お水だと30分強、ぬるま湯だと20分くらいかな?
ほぐれた麺はざるにとって水切りします。
その後ペーパータオルで軽く水分を取ります。
それをオーブンに入れられる耐熱皿に入れて好きなオイルをまぶして高熱のオーブンに。
私は菜種油を使っています。
量は大匙2杯くらい。
20分くらいで上下を返してカリッとするまで。
オーブンにもよるけど我が家ではファン180℃で焼いています。
お皿に取り出したらこんな風。
あとはオーブンに入れている間に好きな材料でソースを作ってかけるだけ。

材料を炒めたらおだしを加えて味を見て、水溶き片栗粉でとろみをつける。
お肉、お野菜、魚介、何でもおいしく組み合わせ出来ます。
チリを入れてピリッとさせてもいいし、お酢でさっぱりするのもいい。
冷蔵庫の残り物を片付けるのにもいいです。
おだしは和風にしても洋風にしても、面倒ならコンソメキューブ溶かすだけでも自在にアレンジが可能。

経済的だし、何よりもおいしい!
ぜひ作ってみてね!






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2025年2月15日土曜日

赤いバラの詩




皆さんのバレンタインデーはどんなでしたか?


私とティムちゃんはおうちでのんびり過ごすバレンタインデーでした。
朝、カードを交換して、ピンクシャンペンで乾杯。


昔の音楽番組のラブソング特集を録画してあったので「懐かしいね~」なんて言いながら楽しく過ごしました。
シンディーローパーも出てきた!!

ティムちゃんからもらったカードは大きな方。
私があげたのはドーナツの柄のもの。
中には自作の赤バラの詩のパロディーを書きました。


赤バラの詩というのはイギリスの詩のひとつ。

The rose is red, the violet's blue, バラは赤く、スミレは青、
The honey's sweet, and so are you. 蜂蜜は甘く、それはあなたも。
Thou are my love and I am thine; あなたは私の愛、そして私はあなたのもの、
I drew thee to my Valentine: あなたが私のバレンタイン、
The lot was cast and then I drew, 選ばれたのはあなた、
And Fortune said it shou'd be you 運命の神がそうあるべきだと決めた。

部分的に古英語が出てくるのに気が付きました?
これが書かれたのは18世紀のことです。
まるで聖書や讃美歌の中みたいな単語がでてくる。
そんな昔からバレンタインってあったんですね!


一般的にはこれを短くした現代版がもっとも有名。
Roses are red  バラは赤く
Violets are blue, スミレは青、
Sugar is sweet お砂糖は甘く、
And so are you. それは(スイートなのは)あなたも。

これらの詩の起源は古くて、何とチューダー時代(16世紀)にまで遡ります。

チューダーの有名な君主のひとり、エリザベス1世は結婚しなかったことから「バージン・クイーン」とよばれます。
なので彼女にちなんだアメリカの地名がバージニア。

そのエリザベス1世に捧げられた詩のひとつがスペンサーの「妖精の女王」なのですが、その中に赤いバラが出てくる部分があります(3巻、6章、6節)

But wondrously they were begot, and bred  でも、驚くべきことにそれらは
Through influence of the heavens' fruitful ray,  天の豊饒なひかりを通して生まれ育った
As it in antique books is mentioned. そう、いにしえの書物に記されている
It was upon a Sommers shynie day, それはある眩しい夏の日
When Titan faire his beames did display, 灼熱の太陽の下に
In a fresh fountaine, farre from all mens vew, 人里離れた清らかな泉があり
She bath'd her brest, the boyling heat t'allay; 彼女はそこで水浴びをして熱い胸を鎮めた
She bath'd with roses red, and violets blue, 泉の周りには赤いバラと青いスミレ
And all the sweetest flowres, that in the forrest grew. そして森中の甘い香りの花々が見守る中。

ちゃんと読んでみたい人のためにグーグルブックのリンクを貼っておきます。
件の詩はこの中の115ページ目に出てくる。
「妖精の女王」はアーサー王伝説にかかわる部分もあって、読むと結構面白いです。
ただ、量がすごい。
6巻あって、リンクしたのはその3巻目。
その巻だけでも200ページくらいある。
しかも本来は古英語なので注釈が付いた本がわかりやすいと思います。
このページだけでも、彼女が水浴びの後、裸のまま横たわって妊娠するというくだりもあったり、突拍子もなくナイル川が出てきたり。


さて、私が書いたティムちゃんのための詩も読んでみたい?
え、読みたくない?
ま、せっかく作ったから読んで(笑)カッコの中は注釈です。
基本は赤バラの詩のパロディー。

Cherry blossom is Pink,  桜はピンク、(バラはイギリス、私は日本人だし桜!)
Snowdrops are White, スノードロップは白、(バレンタインの季節のお花)
Champagne is chilled ready to drink, シャンペンは冷えているからあとは飲むだけ
On Valentine's night. そんなヴァレンタインの夜

Buttercups are Yellow, キンポウゲは黄色、(キンポウゲ姫は真実の愛を探す物語)
Forget-me-not is Blue, 勿忘草は青、(勿忘草も真実の愛の象徴)
Champagne makes us mellow, シャンペンの酔いがいいカンジで
I'm so lucky to be with you. あなたといられて幸せ。(本当はハッピーって書いてもよかったんだけど元の詩に運命とか書いてるのでラッキーって言葉にしました)


普段書く詩はもっと韻のために内容があからさまに変なものをわざと書くんだけど、これはちゃんと意味も考えて真面目に書きました。




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2025年2月14日金曜日

私が好きなお鮨屋さん



仕事柄、新しいレストランを開拓しないといけないので、おいしいと聞けばいろいろ試してみます。
もちろん経費で落とすわけでもないので週に何回も行くということはないです。
そういった開拓事業(笑)は週に1回あればいい方。

評判通り美味しかったらうれしいですが、そうでもなくてがっかりすることも多いです。

そんなことが何回か続くと、やっぱり自分の食べたいものを食べに既に何回も行ったことがあるレストランへ行きます。

私がそんな時に行くレストランのひとつが「ヤシン・オーシャン・ハウス(リンクします)」

食べ物はクオリティーの割にはリーズナブルだと思います。
飲み物は高い(笑)でもロンドンはどこもそう。
日本酒3種のお試しなんていうのが面白そうだったから、この間行ったときに注文してみました。
ボトルまで見せてくれて説明を受けたけれど、写真に撮っていないので覚えていません。
その時によって違うものを出すときもあるとのことでした。
泉十段というのがおいしかったので、お試しセットの後グラスで注文しました。

升酒で出てきた!


さて食べ物ですが、特に「ランチにサクッと」という時にお薦めなのが「OMAKASE 8」
おまかせの握りが8つにその日の巻物というセットメニューです。
ランチタイムのセットはお値段そのままでお味噌汁風なものも付いてきますが、そっちは特にお勧めしません。
カプチーノ風です(笑)といえばわかってもらえる?
サラダも付いてきます。
サラダは美味しい。


こちらがこの日の握り。
お醤油が要らない、すでに味が付いているタイプのお鮨なのでそのままどうぞ。

巻物は現代風なものの時は大丈夫?って聞いてくれます。
私は新しいものが好きなので平気ですが、この時はマヨネーズがかかっているけど、そういったのでも大丈夫?みたいなニュアンスでした。
こちら。
鉄火巻きが出てきた時もあるし、本当にその日次第みたいです。
苦手なものがあれば対応してもらえるか聞いてみるのもいいかも。

さて、食べ終わったけれど、まだお酒が残っている。
そんな時はショウガをもらってください。
美味しいのでおつまみにぴったり。
自家製です。


これをつまみながらお酒が進むと今度はショウガが余るので次はお酒を追加…(爆)

そんなループにはまらないようにご注意。

こちらがお勘定です。

お酒を飲まない人だったら、30ポンド+サービス料。
最近のロンドンで、満足できるお鮨でこのお値段は安いです。
サービスチャージも12.5%というのは高くない。






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2025年2月12日水曜日

バレンタインのカードっていくらくらい?



今週金曜日はバレンタインデーですね!

以前に比べると季節やイベント時にカードを送る人は減ったといわれていますが、それでもイギリスのカード屋さんはイベント毎にたくさんのカードを売り出します。
最近はオンラインで注文する人も増えました。

私もオンラインで注文したことがある。
ジャンルを絞れるので効率的ではあります。
例えば何のためのカードか、誰宛か、内容はどんな感じがいいか(伝統的とかユーモアの利いたものとか)
でもやっぱりカード屋さんに足を運んで一つひとつ手に取って、そのジョークに笑ったり詩にしんみりしたりするのは楽しいです。
こちらは全国チェーンスミス書店、リッチモンド支店のバレンタインデー・コーナー。
いつもよりも売り場が小さくなったな、というのが第一印象です。

私はポエムを作って書きこむので、内容に凝ったカードはあまり選びません。
だから中身は白紙でちょっと表紙が面白いなって程度のものを選ぶことが多いかな?

さてこういったカード類ですが、大体2ポンドから5ポンドくらいがロンドンではメジャーなラインだと思います。
手前の文字や柄だけのものだと大体3-4ポンドくらい。
後ろに並んでいるような凹凸のある感じのカードは5ポンドくらい。

5ポンドを超えるとちょっと高いなって思いますし、2ポンド切ると安っぽいか心配になる(笑)
手作りのカードもいいけれど、それはあげる人がどれくらい親密か、どういった機会かによると思います。

先週からいろんなカード屋さんを覗いて良さそうなカードを探していましたが、今日やっと1枚選んで買うことにしました。

ここ以外にもリッチモンドにはカードの専門店が3店、そしてそれ以外にスーパーマーケットに置かれているカードコーナーが3店、そして小物などを扱っている場所にカードが置かれていたり、チャリティーショップにカードが置かれていたり、買う場所には困りません。

私がカードを買ったスミス書店には有人レジもありますが、私は無人レジを使うことが多いです。
その方が早いし。
無人レジはこんな感じ。

今日も無人レジでさっとお会計を済ませると台の上に置かれた割引券が目に入りました。
グリーティングカードが25%引き。

ちょうどお会計したカードが3.99ポンドだったので約1ポンド安くなるってことですよね。
時間も急がなかったので、有人レジにレシートと買ったばかりのカードと割引券をもって並びました。

自分の順番が来たので「これ(割引券)お会計が終わってから気が付いたんだけど、返品してからこの割引券で買いなおすことはできますか?」って聞いてみました。

そうしたら「返品は問題ないですけど、この割引券の有効期限は17日からですよ」だって。
つまりバレンタインデーが終わった来週の月曜日以降から有効。
きっとたくさんの人がすでに同じことを聞いているんだろうなぁ(笑)

17日じゃあ意味がないので返品はあきらめて帰路につきました。
まだポエムを作り終わっていないので、あとはそれを考えるだけ。
今年はどんなカードをティムちゃんから貰うのか楽しみ!
プレゼントも楽しみ!
でも甘いものはクリスマスにもらったものがまだ残っているから甘くないものがいいなぁ。




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2025年2月10日月曜日

ジェイコブの梯子


なんだか宗教的なタイトルの今日の記事。
安心してください。
もちろん今日も食べ物ネタ(笑)

イギリスで「Jacob's Ladder (ジェイコブ(ヤコブ)の梯子」といえばいったいどんな意味でしょう?
天国への階段(レッドツェッペリンの歌にもあるね)?
ストッキングの伝線?
おもちゃ?
バース大聖堂の西側の彫刻?
全部あたり、正解です。

でももうひとつ、ジェイコブの梯子というのはビーフの部位のひとつなんです。
ずばり、骨付きカルビ。
「え~、知らなかった!」という人がいると嬉しいなぁ。
お肉が好きなら知っている人も多いと思います。

スーパーマーケットで「Short rib」」の名前で買うことのできる部位。
でもスーパーマーケットでは一本いっぽんの骨に切られていることが多いので梯子っぽくない。

今日はお肉屋さんで注文したものが大きなままだったのでちょっと紹介してみようかなと思ってこの記事にしました。

これで1㎏弱くらいです。
骨の部分が梯子みたいでしょう。


逆さにしたらこんな風。


食べるところあるの?って感じに見えるかもしれませんが、結構お肉がついています。
程よく脂も入っているし、柔らかくておいしい。
ま、カルビだしね(笑)

この骨と骨の間を切って骨を取る。
骨はスープに。
骨の周りのお肉が付いたままですが、ある程度煮てから外してみじんに切ってお料理に。
リゾットにすると美味しい。
ま、その辺はまた今度記事にします。
お肉の部分は今回3つとれた。
ひとつで焼肉丼1人前に十分なくらい。

上にしっかりと被った脂は取り去ってお鍋に入れます。
お料理にとても便利な脂が採れる。


お肉は美味しい焼肉に。
骨はスープに。
そして脂はお料理に。

とても便利なジェイコブの梯子。
ぜひお肉屋さんで買ってみてください。
もちろんスーパーマーケットでも手に入ります。












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