2024年9月6日金曜日

シャンペンを個人輸入してみたよ!

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我が家で一番多く飲んでいるアルコールは、量で言えばワイン。
でも金額で考えるとシャンペン。
おうちで飲むワインは比較的安いものが多いから、シャンペンと比べれば高額になってしまいます。
ティムちゃんも私もシャンペンが大好きで、週に2‐3本は飲んでいると思います。
スペインのカーヴァとか、アルザスのクレモントとかのスパークリングワインも飲むけれど、やっぱりシャンペンに戻ってくる。

おうちにはいつも数ケースのシャンペンが常備されているので、いつパーティーがあっても大丈夫(笑)
というか、実際のところは私たちは週末のお昼前に開けることが多いです。
夜はほとんど飲みません。

先日ティムちゃんがネットで見かけた、とあるシャンペンを飲んでみたいと言い出したのは、今まで私が聞いたことがないハウス。
シャンペンのハウスは有名なものも多いけれど、聞いたことがないハウスにもよく出会います。
そのハウスはグランクルーで量もそんなに造っていない。
ま、だから聞いたことがないわけだけど、イギリスでの取り扱いはないみたい。
そこでフランスから取り寄せることにしました。

イギリスがEUに入っていた時は個人的な輸入はもっと簡単だったけれど、今は送料だけでなく、いろいろな税金がかかります。

今回、€25のものを18本フランスから送ってもらったのですが、それにかかった諸経費が約160ポンド。
送料は意外と安くて9ポンド。
あとは酒税と消費税と関税です。
DHLが税関の代わりに手続きしますということで、手続きは簡単。
メールが来て、リンクをクリックして、携帯で支払いは完結。

オーダーから自宅に届くまで5日でした。

届いた~。
今回はヴィンテージを1ダースとロゼを半ダース注文しました。

早速、冷蔵庫で冷やしてから開けてみた。
2018年はいい年なので、楽しみ。

でも一口飲んで、悪くはないけど期待したほどでもないな、というのが正直な感想。
ただ、冷蔵庫から出したてなので冷たすぎ、少し置いた方がいい。
なので1杯目はグラスに半分ほど。
それを飲み終えてもう一度注ぐと、香りが開いてブリオッシュの様。
深みのある味に変わりました。
これは美味しい。
買ってよかったです。
つくづく思う。
飲む温度って大事。

翌日はロゼも開けてみました。
こちらはNVです。
すごく好みの味。
フレッシュでいくらでも飲めそう(笑)

本当は両方1ダースずつ注文するつもりだったんだけど、エージェントの人が遠回しにヴィンテージだけにした方がいいと言ったから。
正確には「ヴィンテージの評判はすごくいいです、ロゼは好みが分かれるかも」
でも興味があったので、ヴィンテージの1ダースに加えてとりあえず6本だけロゼも注文してみたというわけ。

我が家のお気に入りはシャルドネだけで作られたシャンペンで、ブロン・デ・ブロン(白ブドウで造られた白ワインの意味)とよばれるもの。
そしてドーサージュが少なめのもの。
ドーサージュというのはシャンペンやスパークリングワインを作るときに、ボトル詰めの仕上げに加えられる糖分のことで1リットル当たりのグラム数で表します。
私たちが普段飲むのは0から4gくらい。
ものによっては7gくらいまでは許容範囲だけど、それ以上のものはほとんど飲みません。
食べ物でもそうだけど、味は好き好きがあるから、お店の人も大変だろうなぁ。

今回はハウスから直接買ったわけではなくて、シャンペンを主に扱っているエージェントからの購入です。
なので送料がとても安かった。
たぶん直接ハウスから買ったらもっと手数料がかかると思います。

でもすべての経費を入れても1本当たり30ポンドほどなので、グランマーク(有名ブランド)のシャンペンと比べれば破格。
そしてクオリティーも素晴らしい。
それにしても税金高いなぁ。
お値段の約1/3が税金。

10月の予算演説前に、もう少し買い足しておくつもり。
だって、絶対に酒税があがると思う。
保守党の時代は酒税の据え置きが多かったけど、労働党になったからきっと上がるはず。









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