2024年9月13日金曜日

ロンドンのカツ専門店に行ってきたよ!

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ロンドンには素敵な名前の町がたくさんあります。

私が住んでいるリッチモンド区にも、ストロベリーヒル。
シャーロックホームズで有名なマリボーン区にも、リトルベニスとか。
そしてキングス・クロスのそばにはエンジェルなんていう町がある。

街の名前というのは由来を調べると面白いもので、納得できたり眉唾だったり。

リトルベニスは運河があるから。
ストロベリーヒルはフルーツ畑が由来だと思っていたら、意外にも藁葺きの小屋(StrawHut)が由来です。

ではエンジェルは、というと、これがイギリスらしい!
何とそこにあった有名パブの名前だそうです😅

昨日、キングスクロスに下見に行く用があったので、近くでお昼ごはんを食べようと検索しました。
すると以前から気になっていたカツ専門店が近くにある。
...といっても路線バスと徒歩で25分くらい。
徒歩だと35分。

実は歩くのは苦にならないんだけど、キングスクロスは私が渡英した頃は「かなり庶民的なところ(悪く書きたくないので察してください)」で、正直行きたくない場所のひとつでした。
今でこそ開発が進んでキレイで便利な町というイメージで、だから下見にも行ったわけですが、開発地域以外は未だに過去の問題を引きずっている場所も存在します。

歩いて35分くらいというのは、ちょっとためらうなぁ。
だって、勝手がわからないしね。

そこで、バス停まで10分歩いてバスに乗って10分、そこから5分の徒歩という選択にしました。
行けるかどうか、何時ごろになるかどうかが定かではなかったので予約は無し。
午後いっぱい開いているようなので、たぶん大丈夫じゃないかなって思っていきなり行ってみました。

人気店だけあって、予約なしのおひとりさまはドア横のカウンター席。
これが、座ったときに私が見た風景(笑)
ウエイトレスが他の席はすべて予約済みと言った時に何となく嘘っぽいと感じたので(笑)
「お酒も飲むし、お金はケチりません(レストランの利益はアルコールの消費が重要!)」って言おうかと思ったんだけど、初めてのお店だから控えました。
というか、初めてのお店じゃなかったら、きっと4つほど空いていた小さな二人用のテーブル席くれたと思う。

このカウンター席、めっちゃ落ち着かないけど、それは予約しなかった自分のせい。
右手に見える壁も汚いし、なんだかなぁ。

プラス面を挙げれば、右手のお水はミントが入っていておいしかった。
お隣のボトルはドレッシングでお料理にかけてくださいって。
6.50ポンドで売ってるそうです。

こういうの好きなので、美味しかったら買おうと思った。
QRコードが付いているのでインフォメーションも見られます。
一番左はカトラリー。
ナプキンとお箸、それからフォークとスプーンがあるけれど、ナイフは無し。

メニューを検討した結果、カツ専門店なので、もちろんカツを食べたい。
一番良さそうなのが「イベリコ豚のとんかつ」
もうそれしかないよね!
ウエイトレスに聞いたら、それ(とんかつ)だけが出てくるということなので、サラダと一緒がいいと言ったら、サラダはキャベツの千切りか海藻サラダ、と言われて、キャベツを選びました。
ごはんと食べるわけじゃないのでハマチの握り(5貫)を別に注文。

普通は飲み物を先に頼んで飲みながら何を食べようか決めるんだけど、なかなか飲み物の注文を取りに来ないので、結局飲み物と食べ物の注文が同時になりました。

忙しいランチタイムだから、いいのよ、別に。

でも飲み物が一向に来ない。

ドア横で、デリバルーの人たちへのコミュニケーションはしっかりとっているのに、肝心のお店は蔑ろなのが、どんどんイライラ来る。
予約でいっぱいと言いながら、だれも入って来ないのも頭に来るけど、それは予約した人が来なかっただけかもしれないし、嘘つき呼ばわりはできません(笑)

とりあえず15分ほど待っても飲みものが来ないのはいくら何でもひどいので、飲み物はいつ来ますかと言ったら2分くらいできました。

お寿司もとんかつも一緒に。
いいんですけどね。
どこに置くか場所があるなら。

おぉ~。
美味しそうですね!
熱いうちにイベリコ豚のとんかつをいただきましょう!
でもね、金属の網に乗っている。
どうやって食べるの? お箸で食べるの?
ということで、ナイフを下さいってウエイトレスに言ったら、こない(笑)
もう一人のウエイトレスに言っても来ない。
5分待っても来ない(笑)
ひっきりなしに出入りしているデリバルーのケアをしていたウエイターに言ったらやっと来た。

そして食べたときの絶望感!!

パサパサ。
こんなひどいとんかつを食べたのはロンドンで初めて。
一切れ食べて、酷いと思ったけれど、本当にひどいのか、もう一切れ食べて(笑)、絶対に私の舌の問題じゃないと思ったので、もう食べないことにしました。
ごちそうさま。
だって、おいしくないものを食べて満腹になるの嫌だし。
お寿司もひどかった。

Yellow Tail ってハマチとかカンパチだよね。
これがそうだと思う?
食感はふわふわ、味もない。
5貫で15ポンドなのよ。

ま、お寿司屋さんに比べたら安いんだろうけど、安いから文句言うなってほどは安くないよね。

なので、ひとつ食べて、もうひとつはネタだけ確認のために食べて、やっぱりおいしくないので下げてもらいました。


さて、お話はここから。
このまま帰るのもお腹すいてるし、何か他のものを注文しようと思ってメニューをもらいました。

そうしたら、当然だけど、何か問題がありましたかって言われたので、とんかつは火が通りすぎでパサパサだし、ハマチ(もしくはカンパチ)は私が思っているクオリティーではなかったから、他のものを注文したいと伝えました。

そうしたら、別のウエイターが来て、何が悪かったのか聞きたいと。
なので、Yellow Tail がフレッシュじゃないと言ったら「今朝サプライヤーから届いたばかり」だというので、「あなたがどんなサプライヤーから、いつお魚を買っているかは全く私には関係がなくて、私が言っているのはこのクオリティーのものは食べたくないということ」
そういうと、「じゃあこれはお勘定から引きます」というので、私は「注文したので支払いはします、ただ、これを食べたくないだけ」と言いました。
だって、このお店でお寿司を注文したのは自分の責任ですからね。

で、「カツが火を通し過ぎなのは認めます、もしよかったら、もう一度作り直しますからそれを食べてもらえませんか?」と言われたので、それはこちらも願ったりなので、お願いしました。

しばらく待ったら出てきたのがこちら。

どうですか?
すごく美味しいというレベルではないけれど、悪くはないです。
でも、私がおうちで作っても、たぶん同じレベルだと思う。

お勘定を持ってきてもらったら、お寿司の分は引かれていました。



イギリスの家庭では揚げ物を作らないので需要はあると思いますが、わざわざ行く価値はどうかな。
徒歩5分以内にいて、何か食べたいならいいと思います。
でもわざわざここまでくる価値は(私には)ありませんでした。


新しいとんかつが来た時に、からしが付いていなかったんだけど、そこまで指摘したらただのクレイマーみたいなので言いませんでした(笑)

エンジェルのTANAKATSU(リンクします)、自分でお料理できるなら行かなくてもいいレベル。
私はたぶんもう行きません。
因みに私が入ったときに開いていた2席テーブル4つは私が出るときにも空いたままでした。
いいけどね、別に。






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