2024年9月2日月曜日

タラと茄子の和風仕立て

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海外に住んでいる日本人が頑張って和食を作るのにはかなりの努力が必要。
もちろん、それがどこであるかにもよりますが、材料がそろわないケースも多い。

必要なものは材料だけではありません。
協調性(というか妥協)も大事。

それって日本人のお得意分野では(笑)?
そう思うでしょう?

でもね、食べ物に関する日本人のこだわりは、他に類を見ないものだというのが私の意見。
そしてティムちゃんの意見でもあります(爆)

今日紹介するのは、おそらくほとんどの地域で調達に問題がないんじゃないかと思うレシピ。
そしておそらく協調性も必要ではない(と思う)
白身のお魚(今回はタラ)とお茄子の一品です。


お茄子は人数分用意します。
イギリスで手に入る普通のお茄子は長さが20㎝程、直径の一番太いところは7~8㎝。
それに切り込みを入れます。

こんな感じでガクのところをぐるっと浅く切り込みを入れて、そのラインから尾の部分(この絵では右手)に向かって浅い切込みを入れます。
これはやらなくてもいいかもしれないけれど、やったほうが皮をむく工程が格段にスムーズです。
刷毛でオリーブオイルを薄く塗ります。
オーブンはグリルにセットして、240度で20分くらい。
その後上下を返してまた20分。
オーブンから出したらこんな風。
ガクの切り込みのところからすっと皮がむけるはず。
手でやってもいいし、細身のトングを使ってもいいと思います。
熱いからやけどに気を付けて。

タラは両側に塩を振って10分ほど置いた後、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
油を引いた熱いフライパンに皮目を下に入れます。
そして中火に落とす。
その後は7分ほど動かさない。

もしタラが薄い身だったら5分くらいかな?
とりあえず大事なのは動かさないこと。

しばらくすると、淵の方から少し不透明になってくる。
もうこのまま火が通ってしまうんじゃない?
焦げてるんじゃない?
そんな風に心配になってきたら、返して1分。

お魚を取り出したら強火に戻したフライパンに白ワインもしくは日本酒(50cc)とお醤油(小さじ1)を加えて沸騰させたらそれがソース。
温めたお皿に移してお茄子を添えます。

お好みでショウガや柚子胡椒などを加えたり、この季節はシソをあしらうのもお勧めです。

私はショウガも下して、シソも刻んで用意しましたが、ダイニングルームに持って行ったあとにあしらうのを忘れたことに気が付きました(笑)

キッチンに戻るのも何なので、そのままいただきましたがおいしかったです。


国によって手に入る材料はいろいろだけど、白身のお魚とお茄子は結構手に入りやすい国が多そうな印象です。

是非作ってみて下さい。




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2 件のコメント:

phary さんのコメント...

こういうナスの食べ方というか切り方は初めてです。やってみます。

miki bartley さんのコメント...

pharyさん、こんばんは😉
ま、単純な焼きナスです。直火で作るものだという思い込みがあったので、今まで作ろうとも思ったことがなかったのですがオーブンで簡単にできることがわかって、頻繁に作っています。
甘いので和風の焼き魚に合うかと思ったらピッタリでした。皮の切込みは本当に剥くのが簡単になるのでオススメです。夏野菜だから夏のうちに!