2024年1月19日金曜日

リバプールストリート駅そばのジャパニーズ

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お友達と4人でランチに行ってきました。

ロンドンから西イングランドにお引越しをしてしまって、なかなか会えないロンパラさんがオーガナイズしてくれました。

今回はロンドンの金融街に去年オープンした展望台を見に行く計画。
折角なので、その前にみんなでランチをしようということで、集まったのはこちら。


こういった集まりの時は事前にメニューをチェックして、何を食べようか計画するのも楽しみのひとつ。

ランチにはセットメニューがあって、17ポンドから、と最近の値上がりが激しいロンドンでは門が広い印象です。

名前が「Shiro sushi」なので、ここはやっぱりおすしかな。
メニューに載ってる写真がかっこいい。
創作寿司って感じなのかな?
でもランチのメニューにあるのは単品での一般的なアラカルトに加えて、盛り合わせが江戸前寿司とおまかせデラックス江戸前寿司、そしてちらしって感じ。

ドリンクメニューはウェブに載っていない。
ということはきっと高い(笑)

ランチの約束の時間は12時。
12時に開くレストランなので、あまり早く行くのもなんだし、リバプール駅の横のモールでうろうろして、アヒルちゃんの写真を撮って(リンクします)時間調整。

更にうろうろしてやっと見つけたのがこちら。
Shiro Sushi の入り口。
12時2分にレストランに到着したら、みんな着席済み。
今日のメンバーはみんな何十年も(笑)イギリスに住んでいるんだけど、こういったところはちゃんと日本人気質。

カクテルを含むドリンクメニューを見たら、案の定高い。
一番安い(大したこともない)白ワインでさえ39ポンドもする。
その割にはカーヴァが45ポンド。
原価を考えたら絶対にカーヴァの方に軍配があがるなぁ。
ということでみんなで新年の乾杯。
レストランで一番儲けが出るのはカクテルだと思う。
スピリッツ類は長持ちするし、ただ専門のバーテンダーに費用が掛かる。
なのでそれを考えればワインもいい線行ってるんじゃないかな。

このカーヴァは一般の売値が8.50から10ポンド。
たぶん卸だともっと安く仕入れができるから45ポンドで売るというのは悪くないお商売だと思います。

コロナ前までワインの利益率は75パーセントくらいだったけれど、最近のロンドンでは原価の5倍くらいつけているところも多い。
お酒が好きな人にとっては少しつらいですね。

小さな個人営業のエスニック系のお店なんかは良心的な値段設定のところもまだまだ多い。

この間紹介したサウスケンジントンの中華(リンクします)ではグラスワイン(しかも175ml)が5.80ポンド。
多分あのワインの原価はボトルで6ポンドから7ポンドくらいなので、かなり良心的です。


だけど、今日はそんな計算は置いておいてお友達との楽しい会が目的。
4人集まるのは5年ぶりくらいかもしれない。
英国観光庁の集まりで知り合って、何回か旅行もした、10年くらいのお付き合いです。
もとはもう一人いたんだけど、彼女は日本に帰国してしまったので、今は4人。
Mさん以外はブログで色々発信しているので、実際はそれほど久しぶりという感覚ではありません。

みんなでお出かけの後は私のも含め、3つのブログに記事が被りまくりなので、少しずらしてこの記事を書いています(笑)
1週間前だから、もういいかな。
ま、でも同じところに行って3種3様の記事になるのも面白いですけどね。
リンクしたのはこのレストランの記事なので、よかったら比べてみてください。


さてウエイター君にきれいなお寿司の写真を見せて、メニューに見当たらないけど注文できるのか聞いてみました。

そうしたらランチじゃなくて、夕食のアラカルトのクリスタル寿司というものだとアラカルトメニューを持ってきてくれました。

3種類のお寿司が2貫ずつなのわかりますか?
気になるお値段は、手前から。
ミントとお酒のゼリーで包まれたサーモンが12ポンド。
キムチゼリーに包まれてキャヴィアを載せたホタテが16ポンド。
ポン酢ゼリーに包まれたボタンエビとアヴォカドが19ポンド。
2貫のお値段なのか、1貫のお値段なのかは聞きませんでした。
ロンドンでアラカルトのお寿司を注文すると、ふつうはメニューに1貫のお値段が書いてあって、注文したら自動的に2貫出て2貫分チャージされます。
そこまで払って食べたくもなかったので、おとなしく江戸前寿司を注文しました。
普通とおまかせデラックスとあったので、おまかせデラックスにしました。

テーブルに運ばれてきたのはこちら。

きれいだけど、おまかせというなら全部違うものがよかった。
12貫のうち、奥の6つは2貫ずつの3種。
これ以外にお味噌汁とお漬物、そして今日のおかずが付いてきます。
今日のおかずはチキンの揚浸しでした。

何も考えずに小皿にお醤油を入れてサーモンから食べたらすでに味が付いていました。
だから江戸前ってしつこく書いてあったのね。
でも、ここはロンドン。
日本ならともかく、江戸前はネタをきちんと仕込んであるって知らない人も多いだろうし、ふつうにお醤油を使うお寿司もあるわけだから、お醤油は要りませんって一言添えてくれてもいいんじゃないかな。
それでもお寿司はおいしかった(はじめのサーモン以外はすべてお醤油なしでいただきました)し、ランチとしては悪くないお値段(35ポンド) だと思いました。
おまかせデラックスじゃない方はどんな感じなのか気になる。

さて、ロンパラさんとMさんが注文したのはミックスてんぷらランチ(18ポンド)。
軽めの衣でおいしかったそうです。

そしてねこなすさんは、うな丼が食べたいけれど、冷凍かどうかが気になるって。
そりゃそうですよね。
冷凍のウナギだったらロンドンでも買えるし、おうちで食べるのと変わらない。
なのでウエイター君に聞いてみました。
そうしたら冷凍ではなく、上のキッチンで調理してカウンターにに持ってくるという返事。
たぶんすしネタのことを聞いたと思ったのかな。

ということでやってきたのがこちら。
お味がどうだったか気になります?

実はウナギよりも興味を引いたのが器だったんです。
これ、ビビンバの石焼窯。
そして熱かったそうです。

なので、底のごはんがお焦げさんになっていたって(笑)
一皿で2回楽しめてよかったですね~(他人事なのであっさり)

お勘定はこちら。
レストランでの支払い、ロンドンではみんなでシェアするとか、似たようなお値段のものを注文するといった場合は単純に人数で割って各人でカード払いにすることもできます。
が、アルコール飲まない人がいたとか、お料理の金額に差がある場合には誰か一人がまとめて払うのがスマートです。
その後各人がそれぞれに自分の割り当て分を支払った人に渡せばOK。
最近は現金を持ち歩かないので、オンラインでお友達に割り勘分を支払うことも多くなりました。

チップはレシートを見ると13.5%入っています。
見る場所は合計金額のひとつ上。
13.5%というのは、ロンドンでは通常の範囲です。
こんな風に含まれている場合は、よっぽど素晴らしい特別なサービスがあった場合を除いてチップをさらに加える必要はありません。

ここ、また来るかな、どうかな?
リッチモンドからは距離があるので、ランチタイムで近くに用事があれば考えるという感じです。






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