2024年1月29日月曜日

ビャンビャン麺を食べてみた!

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この間桃太郎君と好きな食べ物の話をしていたら
「最近ビャンビャン麺が好きで、見かけたら食べてる」って。

ビャンビャン麺って、名前は知っているけれど、どんなものなのか見当がつかない。
そこでネットで調べてみたら、モチモチした幅広の麺で、スープ無しで食べる混ぜそばみたいなものということがわかりました。


キャンドルを作りに行くときに、ちょうど時間が合うので、東ロンドンという場所柄きっとあるだろうと思って探したらよさそうなお店が見つかりました。


このお店のロゴが「ビャンビャン麺」のビャンの字なので、きっと本格的なはず(笑)

58画もある!
絶対自分では書けそうにないなぁ。

場所はロンドンの金融街が見えるコマーシャルストリート。
19世紀の終わりに「切り裂きジャック」がウロウロしていたエリアです。

この辺りは昔から移民が多く住んだエリア。
ベルサイユ宮殿を作ったルイ14世の時代、フランスから圧政を受けたユグノーの人たちが逃れて住み着いた場所のひとつがこのエリア。
シルクの生産の技術を持った人たちでした。
その後アイルランドのリネンやレースの技術を持った人が移り住んで、ロシア、東ヨーロッパ、オランダからユダヤ人、と多様な人たちが住むエリアになりました。
そんな人たちの間で珍しいものを取引したのがこのエリア。
通りの名前、コマーシャルストリートというのも「お商売の通り」ということです。

レストランの外観。
ガラスの大きな窓、そしてオープンキッチンです。

桃太郎君はビール、私はグラスワイン。
寒かったので温かいスープが欲しいなと思ったのですが、スープ食べちゃったらビャンビャン麺食べきれないかも。
だって他にもいろいろ前菜食べてみたいし。

前菜はきくらげとピータンを選びました。

ピータンは久しぶり。
辛そうなソースがかかってきましたが、ピータンの甘味で中和されて丁度いい感じです。

きくらげの方はさっぱり味でめちゃ辛。
私には辛すぎで、ほとんど桃太郎君がビールのおつまみにしました(笑)


そしてビャンビャン麺ですが、私はメニューに好きなものがなかったのでさっぱりシーフードのスープに麺を入れてもらえるか聞いてみました。
そうしたら問題ないって。
そうしてやってきたのがこちら。

上に乗っているのは鰹節じゃありませんか!
スープがめちゃめちゃおいしい!
でもね、ビャンビャン麺をスープに入れて提供しないのはなぜか。

それは、そうするととても食べにくいからです(笑)
食べ終わった時には、右手の小指の下の筋肉が破裂するかと思いました(涙)

でも美味しかったけどね。

桃太郎君は、私がメニュー以外のものを注文したのを見て自分も細麺のソースで平麺みたいに注文していました。
それがこちら。

ごはんを食べながらいろんなお話をして、とっても楽しかったです。
こちらはお勘定。
東ロンドンはやっぱり安いですね。
ビャンビャン麺を食べたのは初めてなので、どれほどのものかというのは言えませんが、私はとっても満足でした。

ただ、ここは前菜の前に麺が出てきたし、お手洗いは広くてきれいだったけれど、その周りはデリバリーのものとかが溢れていて必ずしも整頓されているとは言い難いです。

それでもウエイトレスはフレンドリーだし、注文にもいろいろ応えてくれて、個人的にはとてもいいと思いました。



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