2019年8月7日水曜日

ひどいバス会社にあたって大変だった!

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毎年8月は小さな家族旅行のお相手が主なクライアント。
その合間に、毎年お越しになる学校ツアーが数本。

でも今年はサマースクールに参加している学生さんのツアーが、例年よりも多いです。

初めて担当する学校もいくつかあって面白い。
学校によって、先生の考え方も大きく違いますし、生徒さんや学生さんの様子もいろいろ。

こういったサマースクールは、学校の寮を利用するものと、ホームステイをするものに大きく分かれます。
そして1週間から1か月という滞在期間中に、観光などのエクスカーションが予定されていることが多くて、私はそういった観光の部分をお世話するのです。

日本の旅行会社がオペレーションを担当しているものは、やはりきっちりとプランニングされていて、変更などはほとんどありません。

学校との話し合いや過去の体験などに基づいて、現地での行動を細かにプラン。
分刻みでの行程表は、そこまでする必要あるのってくらい些細なことまで決められています。
最近のロンドンはどこも混んでいるので、予定通りの時間では進みませんけどね。

でも、現地の日本以外のオペレーターがアレンジしているものは、全部じゃないにしろ、詰めが甘いものもあって、いつもの日本式に慣れている身にはちょっとびっくりすることも。

昨日もそんな現地のオペだったのですが、手配しているバス会社があまりにもひどくて手を焼きました。

幸いにもバスで観光をしたわけではなくて、ウォーキングや博物館を担当しただけだったので、私のイライラ度は添乗員さんよりはるかに低かったです。

どこで降車や乗車をするかってシンプルなことも、嘘を言われたり、待たされたり、挙句の果てに、バスに乗るために地下鉄に乗らなきゃいけなかったこともありました。
20年以上観光ガイドしてるけど、地下鉄に乗ってバスにたどり着いたのは初めて。

私は現地のコーディネーターの指示に従うという決まりだったので、安全面でのアドバイス以外は慎みましたが、
「ありえない!!」
と思っていました。
何日かご一緒して、そのたびに違う運転手なのに、なぜかうそをついたり、できることをできないという態度を崩さないのは同じ。
もうそのバス会社の体制なのかと思うしかないです。
こんな会社、日本のオペレーターだったら絶対に使わない。

ま、でも学生さんたちにとっては、決められたプランがそのまま実行できるというのが普通ではない場合もあるというのを、身をもって体験してもらえたんじゃないかな。

お気の毒だったのは先生方。
添乗員さんは「旅程管理」がお仕事で、私もサポートできるからいいとして、先生方はきっと面食らったことだと思います。

私は、子供たちを動かすときには、動線を考えて、道の横断の数や、歩道の幅を考慮します。
言うまでもなく、安全面が一番重要だからなのですが、現地コーディネーターにはそういった配慮が通じないことも多いです。
特に地方のバスを使っているときは、ロンドンの事情に疎いので、行程表を受け取ったら、前もって正確な降車と乗車の位置などをオペレーターに提案します。
今回もそうしたのですが、せっかくの提案まったく伝わっていなくて、とても大変でした。

イギリスに来る際は、特に学校関係は日本のオペレーターを使うことをお勧めします。
そして、現地のガイドが何かを提案するときには、大切な理由があると信じてください。




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