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8月のガイディングは、ご家族でお越しのお客様のお相手が多いです。
ということで、小さなお子様がいらっしゃる場合もあります。
先日も、ご夫婦とお子様の3人家族という構成でした。
メールなどで事前の打ち合わせをしていたので、3日間という短い間だったのですが、とても有意義な時間を過ごしていただきました。
小さなお子様は、やっぱり時差もあるし、体調の調節も大人と同じというわけにはいきません。
なのでそれなりの配慮が必要。
食べ物なども、好き嫌いが多いお子様も多いです。
外国では思うように意思が伝わらなかったり、好きな食材のはずが、調理法が違うために出てきたら食べられなかった、なんてこともあります。
今回のお客様は、「子供のために来たイギリス」ということで、いろいろな注文を事前にいただいていました。
観光は博物館がメイン。
科学博物館とか、
自然史博物館も行きました。
帝国戦争博物館のように、あまり日本からのお客様をご案内しないところへも足を運びました。
難しかったのは、ハイライトツアーのように、私が選んだものをご案内するといったスタイルではなくて、一緒に歩きながら、8歳の彼が興味を示したものを私が解説するってこと。
ガイドの試験みたい(笑)でしたよ!!
お父様のお話では、日本に住んでいると、どうしても受け身の教育になるので、自分から興味を持つというスタイルを身に着けたいそうです。
子供の目線でいろんな質問が飛んでくるので、すごく新鮮でした。
私自身の勉強にもなったかな。
桃太郎君が小さいときに博物館や美術館に行ったことを思い出しました。
面白かったのは、ちゃんとしたレストランにも行きたいというご希望。
お子様の年齢は8歳、微妙な年齢。
イギリスのレストランでは、子供はご遠慮くださいというところがたまにあります。
Fine Dinning といわれるカテゴリーでは12歳以下はご遠慮くださいと年齢の指定が入ることも。
イギリスの公立小学校は5歳から11歳までなので、小学生以下はお断りってことです。
年齢ではなく、お行儀のいいお子様は歓迎です、といった風に「お行儀の悪い子供は連れてくるな」というのをオブラートに包んだ言い方(笑)で表現しているところもあります。
私は高級レストランで子供を見かけるのは嫌ではありません。
でもお行儀の悪い子供がいれば、せっかく来たのに楽しめないなぁと思ってしまいます。
なので子供=ダメという考えには賛成できません。
今回はホテルにいったん戻って、きちんとした格好に着替えてアフタヌーンティーに行ったり、素敵なレストランでディナーをいただいたり、スニーカーでの観光とのメリハリが「やっぱりイギリスに連れてきてよかった」との感想をいただきました。
日本では、週に一度イギリス人の先生から英会話を習っているそうなんですが、物おじせずにテーブル担当のウエイターに質問をしたり、あと、これは基本中の基本なんですが、プリーズとサンキューがいつも言えるのに感心しました。
セロリが嫌いだそうで(桃太郎君と同じ!)セロリは入っていませんね?って念押しする姿がすごくかわいかった!
どんな大人になるのか今から楽しみ。
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2 件のコメント:
子供が興味のあること中心の観光、わかります。今回日本からのお客様が10歳のお子様連れで、いつもの観光コースでは退屈みたいということは初日でわかり、 急遽コースを変更しました。母親と一緒に、定番のノイシュヴァンシュタイン城やザルツブルグにもツァーで行ってましたが、最終日に、どこがいちばん面白かったか訊いたら「動物園。」って、、、、、(苦笑)
そのお子さん偉いですね。と、いうか、躾がちゃんとされているのでしょうね。
Pharyさん、こんばんは。
やっぱり子供が楽しいと感じるものは大人と同じじゃないことが多いです。
今回みたいに「子供中心で」って言っていただくとわかりやすいのですが、
必ずしもそういったお客様ばかりではないので、バランスのとり方が難しいです。
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