ジェノヴァといえば、ジェノヴェーゼソース。
何とローマ法王にジェノヴェーゼソースを献上しているレストランがあるそうで、晩ごはんにお出かけしてきました。
私たちが試したほとんどのジェノヴァのレストランは、プリモ(パスタ類)が15ユーロ前後、セコンド(メインコース)が20ユーロ前後です。
でもこのレストランZeffirino は、プリモが20ユーロくらい、セコンドは30ユーロ前後です。
ちょっと高いなぁと思ったら、4コースのセットメニューがありました。
60ユーロで、海の幸とお肉のコースがありました。
こちらは海の幸のメニュー。
少しずつお薦めを食べたかったので、私はこれを選びました。
前菜に出てきたのはアンチョビのマリネ。
これはこれで美味しいけれど、 グリルしただけのものの方が私は好きだなぁ。
ティムちゃんはアラカルトで注文して、前菜にはミネストローネを選びました。
フォークで食べられるくらい、実だくさん。
そして、ジェノベーゼソースが入っているので緑色です。
私のプリモはここの名物。
ラザニアッタのペストソースです。
ラザニアッタはシート状のパスタで、5㎝角くらい。
ソースのノリがいいので、このソースにはピッタリ。
他にもパパデッラにも合うと思います。
これまで食べたどこのお店のものよりも軽くて、なのに風味豊か。
これだけ食べに来てもいいかと思いました。
ローマ法王に献上している品だそうです。
納得のおいしさ。
ティムちゃんはラムを注文しました。
私のメインは手長エビとイカのトマトソース。
単純なお料理なので、素材がいいのがよくわかります。
ジェノヴァでよく思うのは、全体に塩気が少なめ。
私たちはおうちであまり塩を使わないので、外食は塩辛く感じることが多いのですが、ジェノヴァでは全く心配いりませんでした。
高級なレストランでは往々にしてワインも高価です。
でも、ここは良心的なお値段でした。
ハーフボトルがほとんどなかったのがちょっと残念かな?
ティムちゃんはカンパニアの白を選んでくれました。
デザートは軽いペーストリーにクリーム。
チョコレートソースがついてきました。
これにはシチリアのデザートワインを合わせました。
お店の内装は伝統的。
サービスも良くて満足です。
きちんとファイルされていて、自由に見れるようになっています。
新聞記事なんかもありました。
これが自慢のペストソースかな?
売ってるのかと思って聞いてみたら、新鮮じゃないと美味しくないから売らないって言われました。
瓶詰を売ればみんな買うだろうに。
食べたくなったらメールくれたら送りますって。
一緒に写真撮ってくださいって言ったら、笑顔で応じてくれました。
雑誌が出てきて、これと一緒に撮りましょうって。
他のお店と比べると少し割高。
だけど、満足。
価値はあると思います。タクシーを呼んでもらってお店を出たら、みき~、忘れものですよ~って呼び止められました。
何かと思ったら、シェフが映っている雑誌、くれたのを忘れたって(笑)
まさかいただいたとは思っていなかったので、いいお土産になりました。
ローマ法王の専門誌みたい。
この中の記事がシェフと一緒に写っている写真のものです。
ジェノバで1回しかご飯を食べる機会がないのなら、迷わずココに行くべきです。
ジェノベーゼソース、本当においしかった。
いい記念になると思います。
Zeffirino(リンクします)
Via Venti Settembre 20, 16121, Genoa, Italy
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