2016年4月15日金曜日

ひと手間かけた、ひな鳥のお料理

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今日紹介するのはごちそう風のお料理。
ひな鳥のポットロースト。

ごちそうって2種類あると思うんです。

ひとつは高級な食材を用意する贅沢なお料理。
手にいれるのが難しかったり、お値段が高かったり。

もう一つは普通に手に入るものを、少し違う方法でお料理するもの。
手間はかかるけど、いつも食べてるのとはちょっと違う。

今日私が紹介するのは後者のごちそうです。
手間といっても、お料理を始めてからお皿に乗るまで1時間弱くらいかな?
ワイン片手にのんびりお料理を楽しんでください。



さて、材料はイギリスで簡単に手に入るひな鳥。
一羽400gから500gくらいです。
これは餌にトウモロコシを食べさせているもの。
なので、普通のものより少し黄みがかっています。
日本で手に入りにくかったら、骨付きの鶏もも肉で代用できます。
 大きさが分かりやすいように包丁と並べてみました。
 サイズ、わかるかな?
1羽で一人分。
こういうの載せると、イギリスの食事って量多いって思われるんだろうなぁ。
 小食の人は二人で1羽?

さて,ひな鳥は胸肉2枚ともも肉2枚に捌きます。
もも肉の骨も外してください。
このお皿は2羽、つまり二人分です。
よく切れる小さめのナイフで捌きます。
ちょっと練習が必要かもしれない。
自分でできなければ、お肉屋さんにやってもらうといいです。
その際は鶏ガラは捨てずにもらってください。
次にお肉にマリネ液をかけておきます。
すぐお料理するので、冷蔵庫に入れる必要はありません。
マリネ液はオリーブオイル大さじ3、
お醤油とお酢おおさじ1ずつ、
カイエンペッパー一振り、
塩ひとつまみってカンジです。

さて外した骨の部分や手羽の部分はお鍋に入れてスープを取ります。
こんな風にアクが出てくるので、丁寧に取り除きます。
アクが出なくなったら、弱火で2~30分煮ます。
次はジャガイモをむいて5㎜くらいにスライスします。
10分くらい水にさらしてから、ペーパーで水けをふきとって油を引いたフライパンにこんな風に並べます。
そこにスープをジャガイモに被らないくらい注いで、中火でオン。
蓋はしません。
このタイミングくらいでオーブンを予熱します。


別のフライパンにオイルをひいてひな鳥を焼き付けます。
焼き色を付けたいので、中温から高温で焼いてください。
焼いている間は動かさない。
一回ひっくり返すだけ。
2分くらいずつかなぁ?
蓋のできるお料理用の耐熱皿にスープを1㎝強注ぎます。

そこに、焼き色を付けたひな鳥を並べます。
スープは少し底にあるだけ。
入れすぎないように気を付けて。

蓋をしたら200℃のオーブンで20分くらい。

さやいんげんは軽く下茹でしておきます。
ジャガイモのスープがなくなって、縁がこんな風に少し色づいてきたらもう少し。
バターをひとかけ落とします。

オーブンからひな鳥を取り出します。
お肉を温かいお皿に取り出して、煮汁はお鍋で少し煮詰めます。

棒状にしたニンジンとさやいんげんを軽く炒めます。
ひな鳥を焼き付けたフライパンをそのまま使うといいです。
さてそれでは盛り付け。

まずジャガイモ。
縁がカリッとして、そうでないところはホックリしているはず。

ひな鳥とお野菜も盛り付けます。

少し煮詰まったソースをかけたら出来上がり。




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