V&A でやっている、ボティチェリの特別展示を見てきました。
Botticelli Reimagined(新しいボティチェリ)
今年7月の3日まで。
500年ほど前に活躍したボティチェリの作品が,後世のアーティストにどんな影響を与えたかといったところに焦点を当てています。
入ったらいきなりスクリーンで2つの映画のショットが流れていました。
ひとつはテリーギリアム監督のバロン。
もう一つはジェームスボンドのドクターノー。
共に選ばれたシーンはボティチェリのヴィーナスの誕生を思わせるシーン。
写真はウィキペディアから。
この作品、私は本物を見たことはありません。
多分沢山の人がそうじゃないかと思います。
それなのに、このイメージはみんなの頭にしっかりと存在します。
というのは多くのアーティストがこの作品からのアイディアを利用しているから。
この特別展示でもこの作品をベースにしたものがずらり。
ボティチェリ自身が描いたヴィーナスもありますよ。
普段はベルリンの博物館に飾られています。
この作品は有名なヴィーナスの誕生から主人公だけを取り出したもの。
ヴィーナスの誕生がとても人気があったので、ヴィーナス単独での注文もあったということらしいです。
モデルはもちろんボティチェリお気に入りのシモネッタ。
以前、ブログで国立美術館のこの作品に触れました。
日本人の作品もありました。
面白いなぁ。
Tomoko Nagao さんの作品。
さて、美術館や博物館の特別展示で面白いのは内容だけではありません。
特別展示の内容に応じたショップが開設されるんです。
こういったショップではあんまり普段見ないものもテーマに沿って紹介されます。
このボティチェリ展では乙女っぽいものがたくさん。
ちょっと紹介しますね。
ひとつ3ポンドとお手軽。
たくさん付けるとかわいいだろうなぁ。
左手二つがシール状のタトゥー。
右手は髪の毛に色を付けるパウダーです。
こういったものも10ポンド以下で手に入ります。
パーティーの時とかいいかも。
針金でできているので、夏に肩のところに腕輪風にしてもかわいい。
アレンジのし甲斐があるかも。
右手はよくあるマグネット。
左手はシーソルト入りのソープです。
パッケージがヴィーナスだから、使うと美人になりそう(そんなわけないけど!)
シルクのスカーフ。
95ポンドなんだけど、ステキな柄。
ティムちゃんにおねだりしようかなぁ?
多分、特別展示が終わったらセールになるから、それまで待つつもり(笑)
商魂たくましいなぁ。
ということで、特別展示のショップ、ぜひのぞいてみてください。
V&A だけではなく、ロンドンのメジャーな美術館博物館でいろんなものを扱っています。
少し他ではないものを探しているなら、きっと何か見つかるはず。
***お知らせ***
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。
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