リッチモンドには独立したお魚屋さんはありません。
私が住み始めてから、2軒あったお魚屋さんは残念ながら閉店してしまいました。
でもスーパーマーケットの中にお魚を扱っているカウンターがあります。
中心地だと、ウェイトローズとホールフーズ。
町はずれにはセインツブリーズ。
セインツブリーズは歩くとおうちから30分以上かかるので利用していません。
ウェイトローズはお魚のクオリティーがそれほどいいわけではないので、こちらもほぼ利用しません。
ホールフーズはたまに利用するかな。
でも歩いて30分弱の隣町トゥイッケナムに独立系のお魚屋さんがあって、こちらは配達もしてくれるし、お散歩がてらお買い物に行くこともよくあります。
私たちはお肉中心の生活なので、最近、健康のためにお魚を食べる日を増やしています。
ティムちゃんはフラットフィッシュが好き。
フラットフィッシュというのはカレイとかヒラメのような平たいお魚のこと。
私はフラットフィッシュも好きですが、もっと身が厚めのタラとかアンコウなんかも好き。
そして二人とも大好きなのがカニやロブスターやエビの類。
甲殻類だと、イギリスでは有名な産地がいくつかあります。
ロブスターやアカザエビはスコットランド。
カニはデヴォンやコーンウォールも有名ですが、北海に面したクローマーがよく知られています。
クローマーのカニは小ぶり。
いつか紹介したことがあるお魚の卸屋さん「Upper Scale」(リンクします)でも以前はクローマークラブを扱っていました。
売り出したというメールを受け取ったらすぐに注文しないと、30分後には売り切れといった人気商品。
ところが少し前にクローマーに代わってブリクサムのカニを売るようになりました。
こちらも試してみましたが、クローマーの方が美味しかったので、このお店からはカニを買わなくなりました。
このクローマーのカニを食べたいとティムちゃんがいろいろ探して、配達してくれるところを見つけました。
で早速注文してみました。
60ポンド以上買うと無料配達らしいけれど、初回なのでちょっとお試しで注文したのは;
クローマークラブ(ドレスドクラブ)
アンコウのしっぽ
燻製のサバ
送料は約10ポンド。
カニが安い!
大(200g+)、中(150g-199g)、小(80g-149g)とあって、それぞれ8ポンド、7ポンド、6ポンドです。
金曜日に届けてもらうということで水曜日に注文しました。
木曜の朝、電話がかかってきて、
「アンコウがないので代わりに何か選んでください。カニは大丈夫、サバは今開いて燻製にするところです」って。
お料理番組でアンコウが出てきたので注文しましたが、別に他のお魚でも問題ないので
「じゃあ、代わりにタラを二切れお願いします」
ということで電話を切りました。
ティムちゃんと、「すごいね、今からサバを燻製するんだって。楽しみだね」と心待ちにしていましたが金曜日になっても配送会社からのお届けのお知らせが来ません。
お魚屋さんが利用している配送会社は、普通はその日何時ごろの配達になるかを知せてくれる会社なのです。
確認のためにお魚屋さんに電話してみると
「忘れてました」だって(笑)
で、ティムちゃんと「正直な会社だね!言い訳とか無しに、信用できるね!」
おめでたい二人でしょ?(笑)
そこで翌週(火曜日に発送、水曜日に到着))配達に変えてもらいました。
火曜日にお魚屋さんから発送の準備をしていると電話が入って、今度はちゃんと届きました!
しっかり梱包されている。
届いた中身はクローマーのカニが二つ、
燻製のサバが二切れ、
そして、なぜかハリバットが二切れ。
ハリバットというのはオヒョウ。
アンコウでもなく、タラでもなく、ハリバット。
ま、いいんですけどね。
こちらが楽しみにしていたクローマーのカニ。
こちらはティムちゃんのお皿。
でもね、重さを量ったら185gと190gでした。
目くじら立てるほどのことじゃないけど、大は200g以上のはず。
私はサラダスパゲッティーにして食べました。
合わせたのはバーガンディーのワイン。
シャブリとアリゴテです。
こちらはハリバット(オヒョウ)
フライパンで焼いてみたけれど、煮つけの方がよかった。
付け合わせはアスパラガスとジャージーロイヤルポテト、そしてパプリカのローストです。
ソースはパセリソース。
サバはサラダにしたのがこちら。
そしてグラタンにしたのがこちら。
燻製のサバは大好きでいろんなところから買ったり、レストランで食べたりしますが、ここのは身がフレッシュで、燻製しすぎじゃないのが気に入りました。
なので、配達のトラブルはあったけれど、また利用すると思います。
燻製のサバ→おすすめ
クローマークラブ→注文と違うサイズにこだわらなければおすすめ(笑)
オヒョウ→筒切りで骨があるから食べるのには注意。
話した感じは率直で好感が持てる人たち。
でもちょっと注意力がないかなってところです。
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