まったりおうちで過ごした今年のバレンタインデー。
朝起きたらティムちゃんからのカード。
私もティムちゃんのためにカードを用意しました。
これ、Xの広告に出てきたカード。
面白かったのでその場でクリックして買っちゃった。
これがそう。
任期中に来季は監督を継続するつもりはないと言い放ったリバプールの監督、ヨーガンクロップをもじって「ヨーガンみたいにあなたを捨てたりしない」って書いてあります(笑)
買ったことは全く後悔していませんが、それ以来Xを開けるとこのカード会社の広告ばっかり出てくるようになりました。
ま、変なもの広告じゃないんでいいんですけどね。
オンラインのカード会社は中身を印刷してくれるサービスがあるものが多いです。
このカードもパーソナルな中身を印刷してもらったので、封筒に入れて渡すだけ。
楽チンです。
それなのに前日にティムちゃんから
「明日はどんなポエムが貰えるのか楽しみだな~」なんて言われてドッキリ!
なんの準備もしていませんでした。
なので丸一日かけて作りましたよ🤣
ポエムって日本語で書くとちょっと違うイメージかも。
私たちは冗談ぽい詩を書いて遊んだりするのが好きです。
ティムちゃんはその場で即興で作りますが、私はじっくり考えてから作るタイプ。
イギリスの詩は語尾の韻を踏むことが普通なので、私は筋立ての滑らかさよりは頓珍漢な内容でも語尾を揃えることを重視して、仕上がりは冗談みたいな内容です。
韻を踏むというのは語尾の音を揃えてリズムを生み出す効果があります。
例を出すと最後「すべて世は事も無し」で終わるブラウニングの春の朝(上田敏の訳)
Pipa's Song(春の朝)
The year's at the spring,(時は春、)
And day's at the morn; (日は朝(あした)、)
Morning's at seven;(朝は七時(ななとき)、)
The hill-side's dew-pearl'd;(片岡に露みちて、 )
The lark's on the wing;(揚雲雀(あげひばり)なのりいで、)
The snail's on the thorn;(蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、)
God's in His heaven-(神、そらに知ろしめす。)
All's right with the world!(すべて世は事も無し。)
1行目と5行目、2行目と6行目、3行目と7行目、4行目と8行目の語尾が揃っているのがわかります。
これ以外にも2行ずつ韻を踏んだり、パターンはいろいろ。
私が最近夢中になっているのは2行ずつの韻を繰り返すもの。
もしくは最初から最後まですべて同じ韻にするというバカげたスタイルです。
鍵になる言葉を決めたら、それと同じ韻の言葉を10個くらい書き出して、それらの言葉が行の最後にになるようにしたものを物語になるように並べるのです。
例えば今回作った詩は最後の文を「You're my Valentine」にしたかったのでそれぞれの行の最後を「アイン」の語尾で終わるような言葉を集めました。
Wine, Headline, Calvin Klein, River Rhine, Design, Fine, 等々。
ことば同士のつながりに脈絡がなければないほど物語に仕立て上げる面白さがあって楽しいです。
ティムちゃんは毎回私が作ったバカらしいポエムを楽しんでくれます。
書いた紙やカードはベッドサイドのテーブルに置いて、何回も読み返してくれるので作り甲斐があります。
私が韻を踏んでいる言葉を探すのによく利用するサイトを紹介します。
単語を入れてRhymes をクリックするだけ。
是非作詞を楽しんでみてください。
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