今日の午後、携帯に電話がかかってきました。
「バートリーみきさんですか?」
「はいそうです」
「xxクレジットカードの不正利用課です。
本人確認のために、あなたのフルネームと郵便番号込みの住所をお願いします」
こういった電話は信用しちゃいけないので
「そう名乗っているあなたが、本当にカード会社の人なのか確証がないので、一旦電話を切ってからカード会社のカスタマーサービスに電話します」そう言ったんです。
ああ、それなのに。
その人は「そうです、それがベストです。ただ、今アイルランドであなたのカードが使われそうになっているので、個人情報は聞きませんから、アイルランドにいるかどうかだけ教えてください」
え〜!
まずいじゃん!
続けて、
「アイルランドにこの48時間の間に滞在していましたか? もしくはアイルランドのウェブサイトにアクセスしてカード情報を入れましたか?」
と聞かれたので、
「私はいま自宅だし、アイルランドに行っていないし、アイルランドのウェブサイトもみていません」と答えました。
「じゃあネットフリックスかブッキングドットコムかライアンエアにクレジットカード情報を登録してますか?」
わが家はおうちで使うものは全てティムちゃん名義なので、私のクレジットカードは私の個人的なお買い物にしか使っていません。
なので答えはノー。
「実はエアビーアンドビーの予約で5600ポンドほど引き落とされそうなんですが、あなたではないんですね? 」
こうして冷静になってから書いていくと、本当になぜ電話を切らずに会話を続けていたのか謎なんですが、その時はきっと気持ちに余裕が無かったんでしょうね。
さすが詐欺師はプロなので、会話の持っていき方はすごく上手。
なので、畳み込むように
「じゃあ、あなたのクレジットカードを無効にして、新しいカードをご自宅に送る措置を取っていいでしょうか? ご住所はxxxxxxxx、郵便番号はxxxxで合っていますか?」
って言われたときには、全てその通りなので、お願いしますって答えました。
っていうか、それ以外に答えようないし!
「わかりました。手続きが終わって新しいカードが届くまで1週間前後かかりますが、それでいいですか?」
「はい、お願いします」
「では確認のパスコードを登録してある電話番号に送りますから確認してください、届きましたか? パスコードは何ですか?」
そのパスコード、うっかり言っちゃいました!!!
しかも送られてきたパスコード、落ち着いてあとから見たら、カード利用時とかの確認のパスコード!
でも慌ててたので、さっと見た時に目に入ったのは数字の部分だけで、文は読んでいませんでした😭
絶対だめでしょってわかってたのに、本当にウッカリ。
パスコード言いおわるのと(カード会社からの人でも)パスコードは他人に言っちゃいけないって文字が頭に入ったのがほぼ同時。
速攻電話を切ってから、改めてカード会社に電話しました。
案の定、カード会社から私には電話をかけた記録は無し。
そして、すでに3800ポンド私のカードにチャージがされていました。
ブッキングドットコムのドット無しの会社(つまりなりすまし会社)です。
パスコードを渡してしまったのは完全に私のミス。
いくらそのすぐ後にカード会社に連絡しても、非は私にあるのは理解していますから、もしかしたら高い勉強代になるのかも。
ちょっとだけ言い訳すると、昨日、私は新しい携帯を使い始めて、大量のアプリの設定に忙殺されていました。
なので、パスコードとか、パスワードとか、ユーザーネームとか、入力になれ合いになっていたタイミングだったんです。
普段だったらそんなことはない(と思いたい)!!
たくさんの人に電話したら、たまたまそんなタイミングの人もいるだろうし、それで詐欺も成り立つんだろうなって想像します。
自分の失敗をブログに晒すのはちょっと嫌だけど、危機管理リテラシーがあると自分で思っていた私でも、タイミングが悪いとこういった詐欺に引っかかってしまうというのが驚きでした。
皆さんもどうぞご注意ください。
2 件のコメント:
みきさんらしからぬ失敗でしたね。というか、詐欺師が流石のプロって感じでうますぎますよ。
この手の詐欺ってどんどん巧妙になっていきますから本当に厄介ですね。私なんかすごく単純だからあっという間に騙されそう。
被害額が最小で済みますように。
Pharyさん、こんにちは!
私、ものすごいおっちょこちょいなので、いろんなところで失敗し続けてます(笑)
本当にプロ相手なので、これで騙されない人いるんだろうかって思います。
ティムちゃんには口を酸っぱくして「xxしないで」みたいにいってるのに、自分でやってるってすごく言われちゃいました。
今回は幸いにも報告が早かったので全額返金されました。
もうこんな記事を書かなくてもいいように気を付けます(笑)
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