2019年3月17日日曜日

ツボ!

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今日はJRTGA で行っている、チャリティーツアーのガイドをしました。
午前中は2時間くらいで大英博物館のハイライトツアー。

JRTGA では、2011年から毎年チャリティーツアーを行っています。
有志のガイドが、自分で好きなツアーを好きな時に行って、集まった寄付金を自分が選んだチャリティー団体に寄付をするというものです。
自由な箇所が多いのは、ヨーロッパならではかもしれません。

JRTGA としてのサポートはありますが、基本、有志のガイドが企画するので、能動性を重視するスタイルです。

私は2011年から毎年ボランティアをしています。
ありがたいことに、毎年のように参加してくださる方もいらっしゃいます。
なので、やっぱりそういった方のためにも、新しいツアーを用意したいです。

ハイライトツアーは、お仕事で月に何回もやっているので、事前に調べることはほとんどありません。
でも、午後に行った「ツボツアー」は、このチャリティーのためにアレンジしたものなので、人混みだとか、ルートだとか、かなり入念に下準備をしました。

このブログで、このツアーでご案内したツボのいくつかを、何回かに分けてご案内したいと思います。

まず最初。
この壺、大英博物館の69番のお部屋に置いてあります。
他にも壺がずらりと並んでいるお部屋なので、ちゃんと見ない人が多い。

もったいないです。
是非見てください。

見て、この目。
いや、見ない方がいいかな…?

だって、これはメドューサ。
目が合うと、見た人が石になってしまうという、ギリシャ神話の怪物です。
髪の毛がヘビさんらしい…。
これね、シンポジウム用に作られた水がめ。

古代のギリシャでは、シンポジウムというのは、ご飯の後の飲み会のこと。
それが今では「一つの問題について何人かが異なる面から意見を述べ合い、質疑応答をくりかえす形の討論会」らしいです。

でもギリシャでは、シンポジウムに参加するのは男性のみ。
ただ、お酌をしたり、雇われた女性はシンポジウムの場にいることはできます。
でも、シンポジウムに一般の女性がいることは、その女性にとって名誉なことではなかったようです。

こちらもギリシャのツボ。
これはワイン用。
 ということでワインに因んだ模様が描かれています。

ブドウを持っている神様はディオニッソス。
ワインの神様です。
バッカスと同義語。
 その後ろを歩いているのは、ディオニソスのアシスタント。
名前はへべ。
人々にお酌するのが役目です。

これは確証があるわけではないのですが…という前置きで。
「へべれけ」っていう言葉は、このへべがお酒を注いでくれるから、つい飲みすぎて酔ってしまうということが語源だと聞いたことがあります。

ホントかなぁ?
何かできすぎ。

まぁ、それは置いといて。

もう一つとっても大事なことを紹介します。

この壺、約2600年前に作られたのですが、作者(というか、画家)のサインがあるのです。
白と黒の柱の間。
スフィロスがこの壺を描いたと書かれています。

アーティストの始まりですね。




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