2013年2月21日木曜日

最近の桃太郎君

現在19歳の桃太郎君、将来はアーティストになりたいので、とある美大に在学中。

イギリスの芸術大学ではかなり専門的な勉強をします。
そこで、専門コースを選択する前に、ファウンデーションコースを1年受講するのが普通。

これは1年間をかけて、どんな分野を選ぶかを見極めるためのコースです。
それぞれの分野を試したり、また希望の職業などのアドヴァイスなどもあります。


例えば桃太郎君を例に取ると、写真、映像、絵画の3つのエリアに興味がありました。
でもファウンデーションの後、桃太郎君は絵画を本格的に選ぶと決めたようです。

もともと桃太郎君はクリエイティヴな仕事をしたいと言っていました。
そのために何を学ぶべきか、やっとそこに繋がる道が見えてきたところです。

希望の大学コースも自分で調べてきて、在学生にコンタクトを取ったりもしました。
コンタクトは、ファウンデーションコースの先生からの情報と、FBなどで調べたみたいです。

イギリスでの大学受験はUCAS(リンクします)という専門機関が扱っています。
1月の半ば(オクスブリッジはその3ヶ月前)までに、希望の大学の学部を申請します。
選べるのは5つまで。
そして各大学からの連絡を待ちます。
面接の日時とか、試験の有無とか、学部によって様々。
そうしてその諸々が終わった後にオファー。
オファーというのは、夏に発表されるA レベルの結果次第で合格ですという条件提示。


芸術以外の学部に進む場合は、各大学でのオファーが先、その後に試験です。
そこで、オファーの後も、夏まで結果を待たないといけないのです。
でも芸術の場合は、既に去年の夏に試験の結果が出ていますから、面接が後。
つまり、面接の結果、ほとんどすぐに合格かどうかが分かるのです。

桃太郎君の場合は先週木曜日に大学での面接を受けて、月曜日にお知らせが来ました。
第一志望のコースに合格です。
おめでとう桃太郎君。

昨日は早速(合格したら買ってあげる約束をしていた)ラップトップを探しにいきました。
寮生活ではラップトップを使って、週末におうちでは自分のデスクマックを使うそうです。

学生寮の手配も3月に入ったらすぐに申し込みをしないと。
寮もいろいろ見てきて、入りたいところは目星もつけてあります。
これも、合格した学生から申し込みができるので、早くわかった方が有利。


桃太郎君はこれまで一人暮らしの経験はありません。
これまでは、なんでも回りの大人が世話をしてくれる環境にいました。
日本ではそれが当たり前かもしれませんが、イギリスでは18歳から大人。
自分の身の回りのことは、自分でできるようにならないと。

ティムちゃんはたまに桃太郎君のことを「Little Lord Fauntleroy」とよぶことがあります。
これは小公子セドリックの称号で、何不自由ない、恵まれた子供を揶揄する呼び方です。

そんな桃太郎君ですが、最近、お料理に興味があるみたい。
材料のお値段とかも、聞いてくるようになりました。

というか、お友達の大学寮に遊びに行ったりするうちに、自炊の必要があることに、気付いた様。

毎日の朝ごはんも自分で用意するようになりました。
変なものばっかり食べてます。

ここ1ヶ月くらいはツナマヨ。
缶詰のツナ缶をお皿に開けて、マヨネーズをたっぷりかけて、混ぜるだけ。
あまりにも見かけがひどいので写真は載せません(笑)

その前は、やっぱり1ヶ月くらい、お豆腐におしょうゆをかけて、ぐちゃぐちゃにしたもの。
そして、それを毎日食べていました。

クロワッサンとかブリオッシュのサンドウィッチも続いたなぁ・・・(笑)

お友達が泊まりに来た時なんかは、私たちが用意することがほとんど。

でも、おととい、留学していた日本のお友達が帰国する前に泊まった時は自分で作りました。

じゃ~ん。
 目玉焼きは黄身が壊れちゃってるし、しかも焼きすぎ。

「ちょっと、それじゃああんまりじゃない?」と意見したら、

「あ、いいこと思いついた!」といって冷蔵庫を開けて、生ハムを出しました。
そして、ベーコンの横に並べようとするんだけど、薄いので上手くできない・・・(涙)
まぁ、これからの訓練が楽しみです。


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2 件のコメント:

nekonasu ねこなす さんのコメント...

桃太郎君、大学合格おめでとうございます〜!
面接、上手くいったのですね。
大学生活で、料理も上手くなるといいけど?(笑)

miki bartley さんのコメント...

ねこなすさん、ありがとう!
当日列車が遅れて、かなり焦ったようですが、おかげで居眠りせずに到着したようです。

朝6時半くらいにおうちを出たので、列車で眠ってしまうことが一番怖かったです(笑)

お料理は、どうかな?
今のところ本人が言うには、時間をかけずに、安く、っていうのが味とか栄養よりも大事みたいです。