今日紹介するのはロンドンの下町にあるレストランです。
ここにはお友達のねこなすさんと一緒に行きました。
ねこなすさんはここからそんなに遠くないところに住んでいて、ブログも書いています。
ロンドンを、地域で分ける言い方のひとつに、西か東かというのがあります。
昔、ペットショップボーイズの歌にWest End Girlsってありましたよね。
聞いてみたい方はYouTube でどうぞ(リンクします)
テムズが東に向かって海に面しているので、ロンドンの東側は工業地帯でした。
また波止場などで働く労働者や、移民の多い街でもあります。
今はウエストエンドにある中華街も、シャーロックホームズが書かれた頃にはイーストにありました。
ホームズがアヘン窟に忍び込んだりしたところです。
今回のロンドンオリンピックは、そんな東ロンドンの経済的なな復興なども目的だったのです。
エスニックで、アーティストが多い、面白いエリアではあるのです。
実は、今回行ったレストランの近くに、マッサージをやってくれる日本女性がいます。
マッサージはすごくよかったので、本当は通いたいのですが、リッチモンドからは遠すぎ。
せっかく寛いだ後、2時間近くかけて家に戻るのがイヤで、1回きりになってしまいました。
でも、それにもまして、本当は、私がこのエリアが怖いのです。
こういったことを書くと、きっと、住んでいる人に失礼だとかって言う意見があるかもしれません。
でも、怖いものは怖い。
上手く言えないけど、街の持っている雰囲気がダメ。
歩いてる人がみんな悪い人に見えるし(そんなことないのは頭では分かってます)
何となく緊張して、いるだけで疲れちゃう。
ロンドンに20年以上住んでいても、これまでこのエリアに縁がなかったのが原因かも。
知らないところが怖いっていうのは誰にでもあることだろうし。
でも、ウォルサムストウの、あるエリアが最近人気らしいので、ねこなすさんに聞いてみました。
きっと、ステキなところもあるだろうと思って。
で、一緒に来たのがここ、Eat 17(リンクします)です。
このレストランのあるエリアは、ウォルサムストウ・ヴィレッジとよばれています。
でも、ヴィレッジな感じがするのは、このレストランのある通り100m前後のみ。
ねこなすさんに「これでヴィレッジなの?」と失礼なことを聞いたら
「まあね、でも裏にかわいいおうちが何軒かあるから、ちょっとそっちも見る?」
ということで、ぐるりと裏側に行ってみました。
かわいい教会でしょう?
有名なウイリアムモリスはこの近くで生まれて、この教会で洗礼式を受けました。
お隣には郷土博物館みたいなVestry House Museum
こんなかわいいおうちもあります。
15世紀の木骨造り。
さて、くるりとお散歩を楽しんだ後は、Eat 17 に戻ってランチです。
これは、入ってすぐのエリア。
飲み物だけでもアリみたいです。
こちらはねこなすさんの注文したサツマイモのパイ。
Sweet potato pie, roasted shallots, goats cheese
& thyme, buttered spinach (V) £9.50
私はメインコースを頼む代わりに前菜を2つ注文しました。
そういった注文の仕方、好きです。
ちょっとずついろいろ試したい時によくやります。
Marinated grilled mackerel with beetroot salad £6
マリネしたサバと赤カブのサラダ。
フィッシュケーキ(コロッケのお魚版)
Fishcake & mayo £5
これ、ほくほくしてとっても美味しかった。
直径10cmちょっとで、厚みもかなりあります。
ねこなすさんが、かわいいって言うので、何のことかと思ったらお皿。
お魚のカタチ。
ウォルサムストウの駅からは徒歩で10分くらい。
このエリアに何らかの用があるなら、ここはお勧めです。
ウォルサムストウ・ヴィレッジに興味のある方のために、サイトをリンクしておきます。
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