2012年7月18日水曜日

Olympic Lane

 この写真は今月16日月曜日に撮りました。
場所はリッチモンドからロンドン中心地の間、ハマースミスのフライオーバー(バイパスの小さなもの)を過ぎたあたりです。
逆の、ロンドンから西向きは、もう、びっしりの渋滞。
でも、私たちの車線はガラガラで、ロンドン中心地まで普通より早く到着しました。

この日はオリンピックの選手たちがヒースローに到着して、選手村に行く初日。
ヒースローからロンドン中心部までスムーズに進めるように、途中の信号機のタイミングなども操作されていたようです。
それだけでは十分でないと、用意されているのがこの車線。
オリンピック・レーン(車線)です。
五輪のロゴにレーンの文字が見えますか?
オリンピックに関係のない普通の車がここを走ると130ポンドの罰金(愕)
私たちは走りましたよ、この車線。
と言うか、気がついたら走っていた、と言うべきかなぁ(笑)
今日あたり、罰金のお知らせが郵送されてくるかもしれません。
でも昨日のニュースで「浸透していないようなので、まだ罰金は取らないかも」みたいな報道がありました。
いいのかなぁ、そんなテキトーで(笑)
日にちによって閉鎖になる道も多いので、運転を予定している人はオフィシャルサイト(リンクします)でのチェックをお勧めします。
このサイトは日にちを入れるとその日の情報が取り出せるので便利です。

それにしても、ヒースローに到着した選手団を待っていたのは長いジャーニーだったそうです。
危惧されていた、入国管理の長い行列ではありません。
なんと、選手村への送迎バスが道に迷ってたんですって。

どれだけ準備しても、最後は人のミス。
オーストラリア選手団を乗せたバスの運転手は、ナヴィを使いこなせずに、3時間以上かけて選手村に到着したそう。
ボランティアの運転手だそうです。
イヴニングスタンダードの記事(リンクします)を読んで笑っちゃったのは、選手達がみんなI-Phoneなどを使って道を探したというくだり。
バッキンガム宮殿やウエストハムのサッカー場を経由しての道のりだったそうです(笑)
それを聞いた、ロンドン市長ボリスのコメントがいけます。
 “They had the scenic view of London, they had the chance to see more of our beautiful scenery than they bargained for.”
「本来の道を外れたことで、予定していたよりも美しい景色を見たんだからいいじゃないか」

アメリカの選手団のバスは4時間以上かかって選手村に到着。
途中で愚痴をツイートしていた選手もいたとか。

オリンピックにボランティアが多大な貢献をしているのはよくわかりますが、プロを使うべきところにはちゃんと使った方がいいと思います。
民間のセキュリティースタッフも足りなくて、軍や警察の人数が予定よりも増えることになったみたいだし、ここのところ、毎日オリンピック関係のニュースが紙面を飾っています。

2 件のコメント:

nekonasu ねこなす さんのコメント...

オリンピック・レーンを走ったのですね!
罰金通知が送られてこないことを祈ってます。(笑)
私は、オリンピック委員会のドライバー役のボランティアを断ったのですが、ほんと正解だったと思います。
なんかスゴいストレス溜まりそう〜。(爆)
ボランティアって、ロンドンをよく知らない人もなるから、道に迷ったりする人は多いでしょうね。

miki bartley さんのコメント...

ねこなすさん、こんにちは。
このレーンの罰金はなかったみたいですが、この日に駐車違反で罰金になっちゃいました(笑)
払い忘れて倍にならないように、即効オンラインで支払いました。