2015年3月4日水曜日

ダウントンアビーのロケ地

 英国ドラマが大好きな方は「ダウントンアビー」をご存じだと思います。

まだ日本ではシリーズ2までしか放映されていませんが、イギリスではシリーズ5が終わりました。
ロケ地になった場所は、イギリス人だけではなく世界中からファンが訪れています。

そんなロケ地の一つ、コッグス・マナー・ファームに行ってきました。

ファームを歩くということで、ちょっとお天気が心配でしたが、きれいな青空。

 このファームは春から初冬まで一般公開されています。
今年のシーズンは3月21日から。
ということで、一般公開前の下見といったところ。

ダウントンの撮影が月曜日からあるそうで、準備が行われているのを見ることができました。
ラッキー。

これは、ちらっとのぞかせてもらったバンの中。
いろいろな道具でいっぱい。

 小道具をその場で作ったりもします。
時代背景が異なるものを隠したりするのに、発泡スチロールが使われていました。
 例えば近代的なライトとか、呼び鈴とか、アンテナなど、70年前にはなかったものも今の建物にはいっぱいくっついています。
取り外すわけにはいかないので、覆い隠す方法がとられます。

マナーハウスの中でお茶をいただきました。
壁にはドラマのシーンがたくさん飾ってあります。

これは小道具として登場した出生証明書。
撮影隊が帰った後でゴミ箱から発見されました。
今では重要なデコレーションです。

 紙切れ一枚は捨ててしまうかもしれません。
でも捨てない小道具の方が圧倒的に多いです。
コテージの脇にもたくさん並んでいました。

このコテージ、ダウントンアビーでは、Yew Tree Farm という名前。
なので、段ボールの箱にもそう書かれています。

ボランティアの係りから、どこでどんなシーンが撮られたのか話を聞かせてもらいました。

このお部屋は本当はマナーハウス(お屋敷)のキッチン。
撮影時は裕福ではない農家の台所兼居間に模様替えをします。
  i Pad の写真を確認しながら、前回と同じ小道具を並べるそうです。
もちろん撮影の後はまた元に戻します。
撮影って俳優さんたちが来る前の準備などの方が時間がかかるようです。

お土産に頂いたここのマグ。
シーズン中は小さなカフェとギフトショップがあるので、そこで購入可能。

ダウントンアビーに興味がなくてもファームは楽しめます。
 また、子豚やヤギ、鶏など、ファームの動物を見ることもできます。
私達が行ったときにはいませんでしたが、子豚ちゃんはデイヴィッドカメロンが贈ったものだそうです。実はここ、彼の選挙区。
なので、ここにも来たことがあるそうです。

子豚ちゃん2匹の命名は、なんと自分の娘たちと同じ名前。
フローレンスとナンシーだそうです。


コッツウォルズのバーフォードからそんなに遠くありません。
コッグスマナー・ファーム(リンクします)



***お知らせ*** 
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。 
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。     
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2 件のコメント:

nekonasu ねこなす さんのコメント...

ダウントン・アビー、私は観てないのですが・・・
最近、中学・高校と同級生で女優さんになった知り合いが、登場人物の1人の声優さんであることを知りビックリ。(笑)
ロケ地なら、ドラマのファンがたくさん見に行くのでしょうね。

miki bartley さんのコメント...

ねこなすさん、こんばんは。
それって日本の話?ですよね。声優さんということは。
うわーっ、日本語で吹き替えしてるんだ。
アクセントとか、どうしてるんだろう?
すごく興味があります。