2015年3月26日木曜日

ロンドン国際食品見本市

先日お客様のお供で国際食品見本市に行ってきました。
ロンドンのエクセル会場であったもの。

世界の食べ物コーナーでは、いろんな国が特産物のプロモーションをしていました。
スペインのコーナーではイベリコハム、
スウェーデンのコーナーでは薄いクラッカーをたくさんもらいました。

調子に乗っていろいろ受け取っていたら、すごい荷物。
なので、サンプルを受け取っていないお客様に再分配。
午後からはサンプル類は本当に欲しいものだけに限定しました(笑)

サウジアラビアのブースは潤沢な資金源がそのまま反映されていて、すごく大きかったです。
でもそこにあったのはナツメヤシがほとんど。
歩いても歩いてもナツメヤシ(笑)

あ、でも素敵なお砂糖も紹介されていました。
カップの縁にに引っ掛けるタイプの角砂糖。

国としての日本のブースはなかったけれど、日本食はありましたよ。
ロンドンのジャパンセンターと、TAZAKI FOODSがブースを出していました。

パッケージとか、ごみ処理、冷凍食品などという風にカテゴリー別のエリアもあります。

パッケージのところで見つけた、新商品。
これ、二つの中身が細いバルブでつながっています。
温めると、ソースの圧力が上がってご飯やパスタにソースがしみこんでいきます。
完全に混ざったら出来上がり。

まだ、スーパーマーケットなどには登場していません。
多分もう一月もしたら、あちこちで見るようになるそうです。

お客様から「写真を撮ってもいいなんて、びっくり」って言われました。

イギリスでは食べ物系の見本市で写真がダメなんて聞いたことなかったので、私は日本の見本市で写真がダメなことを聞いてびっくりしました。


イギリスのブースではお茶やビスケット、チョコレートなどが並んでいました。
かわいいパッケージもたくさん見ました。
お花が開くお茶はデモンストレーションがよかった。
チャイニーズレストランでよく出されていますよね。
レストラン用にメニューの印刷もしてくれるそうです。


きゅうり味の水とか、変なものもありましたよ。
きゅうりが好きなイギリスらしい。
味は「あ、きゅうり」って味でした(笑)

「こんなの売れるんですか?」って聞かれたんだけど、答えようがない。
まだ新しい商品ですからね。
でも、最近イギリスではお水の販売量が激減しているから、フレーバーなどで差別化した商品をよく見るようになったことなんかを説明しておきました。

ロンドンでも、大したキャッシュマージンが出ないのに、ストックの場所を取るお水の販売を落として、フィルターを通した水道の水を出すレストランも増えています。
家庭でもミネラルウォーターを飲まないところが増えました。

見本市では商談がないのなら、通訳はほとんど必要ありません。
それよりもその国のバックグラウンドとか、最近の流行などの話の方が喜ばれます。
一緒に歩きながら、そんなおしゃべりをして、気になるブースで立ち止まるって感じかなぁ?

正直普通の観光してる方が体力使わないかも。
ほとんど座らずに、ずっと歩きっぱなし。
だけど、いろいろな新しいものが見れて楽しい。

缶の飲み口につけて蓋ができるようになっているアイディア商品なんかもありました。
健康ドリンクのコーナーで2種類見つけました。



イギリスでは「抹茶」が流行っているみたい。
「ココナッツミルク」も大繁盛。
なので、いろんな商品が抹茶とココナッツミルクを素材に選んでいるのが面白かった。
飲んでみると「え???」って感じなんですけどね。

こんなブースも見つけました。
 うわー、昆布茶?

そう思いますよね。
騙されちゃだめです(笑)
緑茶に砂糖を入れて自然に発酵したものにフレーバーをつけてます。

どこが昆布茶???

後、お客様に指摘されたんですが、どれも効能を謳いすぎって。
肌にいいとか、健康になるとか、IBSに効くかも、とか。
「日本だとありえない」って言われました。

食べ物の合間からイギリスの習慣や感覚が垣間見れて面白い体験でした。










***お知らせ*** 
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。 
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。     
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