2023年9月2日土曜日

肖像画美術館のレストラン

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9月に入って、今週は夏の再来といったお天気のロンドンです。

8月はほとんど気温が上がらなくて、まるで秋みたいでしたが、酷暑の日本から見ると「ぜいたくな悩み」なのかもしれません。

お客様からは、旅の終わりに近づくにつれ、「日本の暑さを考えると帰国したくない」という言葉が聞かれました。
ほぼ、全員からです!(笑)

さて7月半ばにオープンした肖像画博物館内のレストラン、ポートレートに行ってきたのでどんな感じだったか紹介します。

このレストラン、シーフードレストランで紹介したベントリーズ(リンクします)と同じくリチャードコリガンのグループです。

だからってわけじゃないけど、オイスター。
美味しかったです。
本当は3個一皿だったけど、4人だったtので4個にしてくれないか聞いてみたら、ちゃんと4個持ってきてくれました。


ここはセットメニューがあって、今回はそちらから選びました。

これはチーズ入りのレタス、イベリコハムがのっています。
けっこうなボリュームで、小食の人ならこれだけでおなか一杯になるんじゃないかな?

メインはビーフの頬肉をじっくり煮込んでマッシュポテトと。
とろけるようなビーフがとてもおいしかったですが、ゼラチン質なのでやはりちょっと重いです。
出てきた時には「え、これだけ?」って正直思ったんですが、食べきれませんでした。

ということで、デザートはなし。

さて、このお食事、メニューではどんな風に書かれているか、ちょっとご案内したいと思います。

ウェブサイトから引っ張ってきたのが以下のメニュー(英字部分)
日本語は簡略化したメニューと¥185=£1で計算した大体の価格)です。


Sample September Menu 
(9月のセットメニュー、サンプルとあるのは変わる可能性もあるという防衛線)

2 Course £29 / 3 Courses £35
(2コースで¥5300,3コースで¥6500、ロンドンのランチでは高くありません)
Available for parties of up to 6 guests. 
12 pm-3 pm | 5 pm-6 pm
(注文は6人未満のテーブルで、12 pm-3 pm | 5 pm-6 pm の間のみ)
 
セットメニューには含まれない追加も多いので気を付けて。
こんな風に書いてあるところは良心的。

Bentley’s Bread Basket, Cultured Butter 4
パンとバター、¥740
Carlingford Oyster, Ginger, Lime, Coriander 3 For 12
生牡蠣、薬味添え、3個で¥2200

注文を取りに来た人が「パンをお持ちしましょうか?」とかトロリーで持ってきたシャンペンを「一杯いかがですか?」って聞くので「Yes, please」
てっきりお店のサービスだと思っていたら、ちゃんとお会計に追加されていたというのは当たり前のことなのです。
お会計が気になるのならメニューに何が含まれるのかちゃんと理解したうえで注文する必要があります。
 ~
こちらは前菜のコーナー、追加料金なしで次の3つから選べます。

White Onion Soup, Cream Cheese, Dill
白玉ねぎのスープ
Whipped Feta, Peach, Fennel, Pistachio
桃やピスタチオが入ったチーズサラダ
Romaine, Iberico Ham, Romesco, Cream Cheese
レタスとチーズとハムのサラダ
 ~

この3品はメイン。

Beef Cheek, Coconut, Peanut, Lime
ビーフの頬肉
Spiced Cauliflower, Chickpea, Carrot, Yogurt, Cardamom
カリフラワー、ひよこ豆、ニンジンとヨーグルト
Cold Poached Free Range Chicken, Ajoblanco, Basil, Almonds, Grape
サラダチキン
~

次は付け合わせで追加料金がかかります。
Olive Oil Mash £6 / Mixed Green Leaves £6 / Broccolini, Almonds £6
マッシュポテト、グリーンサラダ、ブロッコリー、各¥1100
こういった付け合わせは既にメインに含まれている場合もあるので注文の時に確認するといいです。
例えば私が注文したビーフの頬肉にはすでにマッシュポテトが付いていました。
なので、付けるなら緑のお野菜がいいですね。
~
そしてデザートの選択

Pot Crème, Moscatel Jelly, Shortbread 
カスタードとビスケット
Syrian Rice Pudding, Pistachio, Bergamot
ライスプディング
Shropshire Blue Cheese, Pink Lady, Grape, Port (£4 supplement)
ブルーチーズとリンゴ(¥740の追加)

でました~(笑)
セットメニュー内の追加料金!

これに気づかない人って本当に多いんです。
中にはセットメニューと同じくらいの料金が追加になるケースもあります。
例えば同じコリガン氏の別レストランから引用すると;
36ポンドのセットメニューの中に、しれっとこれらのメニューが含まれています。

Ravioli of Cornish Crab and Scallop Fennel, Bisque
コーンウォール産のカニと貝柱のラビオリ
(£18 Supplement)

Fillet of Irish Hereford Beef Cevenne Onion, Bone Marrow, Red Wine
アイリッシュヘレフォードの牛フィレ肉
(£24 Supplement)

追加があるものは、他より美味しそうでしょ~みたいなものが多いです(笑)

ま、金額を気にせず食べたいものをアラカルトで取るのが一番なんですが、コロナ後はどこのレストランも本当に値上がりしましたからね!
たくさん食べられないならアラカルトから単品で取るのもアリだと思います。

それではメニューの読み方がわかったら、是非お得なセットメニューに挑戦してみてください!


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