11月の最終金曜日に退院したティムちゃん。
翌週から毎日、自宅でセラピストからリハビリを受けています。
来てくれる人は3人いて、メインのフィジオセラピストがAさん。
加えてオキュペーションセラピストのVさんと、アシスタントセラピストのCさん。
Cさんは、Aさんの指示に従ったスケジュールを一緒にやってくれるだけ。
週に1度だけきてくれます。
これは、軽い症状で済んだティムちゃんの必要に応じて決められたようです。
症状によっては、例えば話すことが難しいとか、精神面のケアが必要とか、そういった場合もあり得ます。
そんな患者さんにはスピーチセラピストやサイコセラピストも必要になるかもしれません。
オキュペーショナルセラピストというのは、日常生活の特定の作業のリハビリテーションに特化したセラピストです。
フィジオと違って具体的な目標が見えやすいので、達成感があるのが患者さんにとってはうれしいんじゃないかな?
入院中はフィジオセラピストのみだったので、どれくらいリハビリがうまくいっているのかが自分ではなかなかわからなくて、もどかしく感じる場合も多いと思います。
OT(オキュペーショナルセラピスト)との最初のセッションでは、おうちの中を一通り見てもらった後、いきなり
「さあ、ミキのためにキッチンに行ってお茶を入れてあげましょう!」 だって。
ティムちゃんも私も、そんなことは絶対に無理だと頭から思い込んでいましたが、サポートがあれば歩けるんだし、立っていることもできるから、お茶を入れることができないわけじゃないと言われました。
実際、ティムちゃんはOT と一緒にキッチンに行って、ティーバッグのお茶を入れて、リビングの私のところまで持ってきてくれました!
Vさんは、重いキャセロールを、かがんでオーブンから出したりするには練習が必要だけど、お茶を入れたりランチを用意する程度なら今のままで全く問題がないんだから、自分では何もできないと思い込んで何もしないのは良くないと指摘されました。
今週は食器洗浄機から中身を取り出して戸棚に収納したり、掃除機をかけたりしました。
ぎこちないけど、やればできる!
ということで、昨日は自信がついたのか、私のランチを作ってくれることになりました。
何が食べたいか聞くので「パスタ」
パスタ料理でネックになるのは、大きなお鍋でパスタを茹でるのでお鍋が重いこと。
それをザルにあけたりするのも大変そう。
何かあったら困るので、一緒にキッチンには行きましたけど、手は出しませんでした。
完成!かなり量が多かったので、普段だったら残すところだけど、頑張って全部食べました。
病気になって何が辛いかって、私が家事を全部しているのが気になっていたそうです。
早く良くなって、お掃除やお料理ができるようになりたいって。
来週はディナーに挑戦してくれるかな?
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