外国人としてイギリスで生活するなら、色々必要なものがあります。
まずはヴィザ。
観光でちょっとお邪魔しますといった程度なら、事前に用意するものは無し。
日本のパスポートを持っているなら、空港や港、駅などで観光ですと言えばいい。
よっぽど過去に何かしでかしたのでなければ、6か月の滞在が認められるのが普通です。
この観光ヴィザでは就労は不可。
就労のためには、それなりのヴィザが必要です。
なので、最近はやりの「トラベロコ」とか「タビタツ」とか、
海外に住んでいる日本人にガイドモドキをさせて、いわゆるガイド料の20%をピンハネしている企業がありますが、かなりグレー度の高いコンセプト。
彼らが直接雇用しているわけではないので、責任はかからないし、ただ個人のやり取りのプラットフォームを提供といった形態は、民泊のエアB&B とか、白タクのウーバーと同じです。
ただ、日系のものは、利用者が日本人、サービス提供者もこの国では外国人で表に問題が浮上しにくいので、その点は政府の目が届きにくいエリアでしょうね。
最低でも、登録者が労働許可証を持っているかどうかのチェックはすべきだと思います。
また第三者保険に入っているかどうかとか、突けばぼろが出そうなことばかり。
イギリスでは、最近になって、個人営業の人と一般人を繋げるだけといった建前の、こういった企業の色々な責任を問うケースが出始めています。
まだ今のところは個人営業といった建前の、運転手などの権利に関することが主ですが、万が一事故が起こったりすると、安全面の管理などにも話が進みそうなのは想像できます。
イギリスは人権にうるさい国の一つで、
これはいつも驚かれることなんですが、
何と住民票がありません。
パスポートと運転免許証以外に公的な身分証明書がないわけで、外国にもいかないし、運転もしない人は銀行の明細とか、電気代の請求書なんかを住所や名前の証明として使っています。
昨日のニュースでは、ただで治療を受ける外国人をどうやって防ぐかといったことを扱っていました。
この間、小学校の視察のところでも書きましたが、ロンドンをはじめ、大きな町には外国人がたくさん住んでいます。
どの人がレジデントでどの人が観光できているのかは、ぱっと見ではわかりません。
身分証明書を発行しようという案が出るたびに、人権保護関係のグループから反対意見が出るわけです。
恐らくバイオメトリック滞在許可証はこの国の身分証明書の試用のようなものじゃないかな?
チップの入ったクレジットカード状のものに個人情報が入っています。
現在のところその情報は;
指紋(片手5本分)
顔写真
滞在のステイタス
入国管理の登録番号
名前と生年月日。
この間、小学校の視察のところでも書きましたが、ロンドンをはじめ、大きな町には外国人がたくさん住んでいます。
どの人がレジデントでどの人が観光できているのかは、ぱっと見ではわかりません。
身分証明書を発行しようという案が出るたびに、人権保護関係のグループから反対意見が出るわけです。
恐らくバイオメトリック滞在許可証はこの国の身分証明書の試用のようなものじゃないかな?
チップの入ったクレジットカード状のものに個人情報が入っています。
現在のところその情報は;
指紋(片手5本分)
顔写真
滞在のステイタス
入国管理の登録番号
名前と生年月日。
情報の採取はいくつかの郵便局で行えます。
残念ながらリッチモンドの郵便局にはその施設がなくて、アクトンまで行かなくてはいけませんでした。
窓口のならびにこんな部分。
緑色の部分に指を置いて指紋採取です。
読み取りだけなので、インクとか全く使いません。
ペンみたいなものが右上にあるのは、サインのためです。
緑の読み取り機の右手にサインしたら、それがそのままカードに反映されます。
上手にサインするの、けっこう難しい。
それが終わったら写真撮影です。
上の丸いのがカメラ。
すごく変な顔なんですけど~(笑)
ま、仕方ないか。
今日は無事にパスポートも届きました。
これで急な出張が入っても大丈夫(笑)
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2 件のコメント:
小生、ドイツで25年日本人観光客のための個人ハイヤーをしていますが、こちらも、「白タク営業」をしている人物がいて、それをトラベロコに対して、「止めさせてくれ」と依頼したのですが、「個人同士の問題である」の一点張りで、全くお話になりません。
色々な方面に呼びかけてはいるのですが、面倒くさいのか、全く動きがなく、何とか阻止できないものか模索しています。
残念ながら、大きな事故が起こるまで、きっと何も起こらないと思います。
啓蒙が大事でしょうけれど、わかっていても安いから使うという需要がある限り、なくならないのでは?
地道な活動ですが、ライセンスの大事さをアピールするくらいしか思いつきません。
実際に利用した人は違いが判るでしょうけれど、往々にして、再度の利用をプロに任せる前に日本に帰る人が大半です。
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