昨日はロンドンのハマースミスにある公立の小学校を訪れました。
お客さまからご依頼を受けてアレンジした、視察の通訳としてのお仕事です。
この手のアレンジは、年々難しくなってきています。
理由は学校側にこういった対応のできる人手が少ないためです。
学校の予算上、関係のない訪問者の相手をする暇があれば、人手は子供たちの教育に回す方がいいわけで。
しかも、学校ならどこでもいいわけじゃないし。
今回は地元との関係がうまくいっている、ロンドンの公立小学校で、学校運営などの話も聞かせてくれるところ、なおかつ授業風景が参観できるところといった条件がありました。
イギリスの学校は 、OFSTED という監査が入って、そのレポートは公表されます。
なので、それをもとにこういったアポイントメントの候補を絞ります。
この学校は、ソーシャルメディアなんかもうまく取り入れて、学校の行事などもアップデイトされています。
今回の写真はさっそくアップされていた、既に一般に公開されているものをお借りしました。
お客さまには私のブログに載せる許可をいただくのを忘れてしまったので、お顔の部分をモザイク処理しています。
これは校長先生のお部屋で質疑応答の途中。
校長先生が、学校のFBに載せるから、と撮ってくれました(笑)
子供たちから話を聞く機会などもあって、充実した訪問でした。
この子は6年生。
ヘッドボーイをしているだけあって、すごく責任感のある話し方。
また、意見の出し方がポジティブで感心しました。
生徒たちはみんな明るくて、学校生活を楽しんでいる様子がよくわかりました。
こちらが今回お世話になったメルコム小学校の校長先生、ウェインさん。
南アフリカ出身です。
先生だけではなく、生徒も外国出身者がほとんど。
この表はこの学校の生徒たちの母国語を表しています。
何と40か国語。
数年前のものだそうですが、何と英語がありません!
現在は英語が母国語の生徒も何人かいるそうで、実際、参観中に一人紹介されました。
こういった環境での教育はすごく大変だろうと思います。
もちろん授業は英語で行われます。
授業風景からは、英語が拙い子は殆ど見かけませんでした。
何人かはタブレットの翻訳機能を利用しながら授業に参加している様子もあって、いろいろな工夫がされているのを見るのは興味深かったです。
イギリスの学校は日本よりも学校の個性がはっきりしています。
授業風景からは、英語が拙い子は殆ど見かけませんでした。
何人かはタブレットの翻訳機能を利用しながら授業に参加している様子もあって、いろいろな工夫がされているのを見るのは興味深かったです。
イギリスの学校は日本よりも学校の個性がはっきりしています。
各学校の学校理事会が運営にかかわります。
そのメンバーには保護者や地域の住民なども含まれるので、本当に学校ごと、地域ごとで大きく異なるわけです。
雇用や学校方針なども校長先生によるところが大きいと思います。
いろいろ勉強になりました。
そのメンバーには保護者や地域の住民なども含まれるので、本当に学校ごと、地域ごとで大きく異なるわけです。
雇用や学校方針なども校長先生によるところが大きいと思います。
いろいろ勉強になりました。
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