今日、7月13日にイギリスの首相が交代しました。
お坊ちゃま君、カメロン首相から替わって、メイさんが任務に就きます。
水曜日には首相に対する質問の時間が国会で設けられているイギリス。
今日はカメロンさんの最後の舞台とあって、家族も見学に来ていました。
スピーチ上手だし、ユーモアがあってこの人が首相の座から降りるのはイギリスにとって損失だと思う。
これからはウィットに富んだ会話の代わりにどんな靴を履いているかを楽しみにするなんて、かなりがっかりな水曜日になりそう(メイさんは派手な靴で有名なんです)
名門イートン校を出て、オクスフォードのブレイズノーズカレッジに進んだカメロンさん。
でも新しい首相メイさんも、オクスフォード出身。
じつは歴代の英国の首相は、ほぼオクスフォード出身者で占められています。
56人の首相の内、オクスフォードが約半数の27人。
ケンブリッジは14人。
3人はその他の大学。
チャーチルを含む11人は大学に行きませんでした。
20世紀以降のオクスフォード出身のイギリスの首相を書いておきます。
名前(首相の任期)オクスフォードのカレッジ名
Theresa May(Jul 2016~)St Hugh's
David Cameron(May 2010-May 2015)Brasenose
Tony Blair(May 1997-Jun 2007)St John's
Margaret Thatcher (May 1979-Nov 1990)Somerville
Harold Wilson (Oct 1964-Jun 1970+Mar 1974-Apr 1976)Jesus
Edward Heath(Jun 1970-Mar 1974) Balliol
Sir Alec Douglas-Home(Oct 1963-Oct 1964)Christ Church
Harold Macmillan(Jan 1957-Oct 1963)Balliol
Anthony Eden(Apr 1955-Jan 1957)Christ Church
Clement Attlee(Jul 1945-Oct 1951)University College
H H Asquith(Apr 1908-May 1915+May 1915-Dec 1916)Balliol
こうしてみるとバリオルカレッジの出身者が多いですね。
日本では雅子さまがいらっしゃったカレッジといえば、聞いたことのある人も多いかも。
20世紀以降という枠を外して、歴代の首相というくくりで見ると、一番多いのはクライストチャーチです。
過去、13人がこのカレッジの出身。
人脈というものは日本でもイギリスでも政治の世界の基本。
その人脈は自分で開拓することもできますが、同郷だとか、出身校なんかもキーになります。
オクスフォードはイギリスの政治家だけではなく、外国の政治家や元首出身の人たちが多いのです。
そんなオクスフォードを歩いて街の魅力を楽しんでください。
ロンドンからは鉄道やバスで簡単にアクセスできます。
オクスフォードへの行き方(英語のサイト)
オクスフォードのランドルフホテル(リンクします)はランチセットがお得。
ここはつい最近まで、内装工事をしていて、ずっと覆いが被っていましたが、やっと終わったみたいです。
2コースで12ポンド、3コースで15ポンド。
私が食べたのは前菜にサラダ。
メインにはビーフをじっくり煮込んだもの。
デザートはイチゴのチーズケーキ。
そんなに混んでいないので落ち着いてごはんが食べられます。
観光にも便利な場所。
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