この間、リバプールでマジカルミステリーツアーに行ってきました。
この小さなのは、プライベートツアーで使われている車。
普通は大型バスです。
でも大型バスでの案内はすべて英語。
日本語での案内がよければ、日本語ガイドと一緒に乗ればいい。
貸し切りの場合は私がマイクを握ります(笑)
これがツアーのチケット。
ビートルズストーリーの出口そばだから、そっちを最初に見てからがいいかな?
解散場所はリバプールの繁華街だから、ここまでまた戻るのに15分くらい歩かないといけないし。
大型バスも貸し切りバスもルートはおんなじ。
だけど、下車の箇所は貸し切りの方が多いです。
その理由は小さな車だから、大型バスが入れないところにも入れるってこと。
なので、貸し切りでも人数が多いと大型バスだから、気を付けて。
小さな車だと、この通りに停車して、おうちの前で写真が撮れる。
この地域は再開発される予定だったので、家屋のすべてが現在は空き家。
どうせ壊しちゃうんだから、何してもいいだろうということで、リンゴのおうちのレンガも一部が取り去られたり、道の名前が書いてあるプレートも誰かが持っていってしまっています。
この通りを保存しようという運動があって、取り壊しは免れました。
きれいに戻すの大変そう…。
ここはリンゴの歌ったセンチメンタルジャーニーのジャケットカバーの背景に移っていたパブ。
シングルマザーだったお母さんが大好きだった歌をカバーしたもの。
この通りをずっと上がったところにバスのターミナルがあって、ビートルズの4人が集まるのに都合がよかったらしい。
ジョージハリソンのお父さんがバスの運転手だったので、ここから彼のバスに乗ったらただでおうちまで帰れたなんてエピソードも。
日本では考えられないかもしれないけど、イギリスでは今でもたまに運転手さんのお友達とか家族がフラッとバスに乗ってきて、料金を払っていないのを見かけることがあります。
この周りにはエプスタインが4人を連れて行った床屋さんとか、歌に出てくるお店なんかが並んでいます。
これがそのおうち。
お花が飾ってある方です。
ビートルズが有名になった後も、ジョージはこの通りが忘れられませんでした。
お風呂もない小さなおうちだったけれど、幸せな少年時代だったそうです。
そして、彼はこの通りの名前をホテルに宿泊する際の偽名として使っていたそうです。
ここの講堂でポールマッカートニーとジョンレノンが初めて出会いました。
これがその記念のプレートです。
ストロベリーフィールドの入り口
ストロベリーフィールドの歌も、バックグラウンドがわかると一層深く楽しめます。
どんなお話なのかはツアーに参加して聞いてください。
お母さんのジュリアが、ふしだらな生活を送っていると考えたおばさんにジョンは引き取られます。
そしてこの家で育つのです。
現在はナショナルトラストが管理していて、博物館になっています。
ここの係りのおじさん。
他にもナショナルトラストが管理しているのがポールの住んでいたおうち。
二人ともこれらのおうちに住んでいた時に母親を亡くします。
ジョンのお母さんは交通事故で、そしてポールのお母さんは癌で。
レノンの歌ったジュリアは悲しくて、聞いていると涙が出てきます。
彼は「僕はお母さんを2度亡くしている」と言いました。
「一度はおばさんに引き取られた時、2度目は本当に」
こういったバックグラウンドの話は知りたい人とそうでない人に分かれるかもしれません。
でもビートルズが好きだったら、一度は訪れるべき場所がたくさん詰まったツアーです。
とってもお薦め。
***お知らせ***
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。
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