イギリス物価が高いってよく言われます。
私はもう20年以上住んでいるので慣れました(爆)
却って、日本のお客様からいろんなお話を伺うたびに、
「日本ってなんでも安すぎ~」
なんて思ってしまいます。
「働いている人のお給料、ちゃんと払ってるのかしら?」
なんて心配になることも。
物価というものは生き物なので、簡単に比べるのは難しいです。
イギリスから外に出なければ、安いか高いかなんて、比べようがないものも多いです。
よく、一般の人たちが受け取るお給料とモノの値段を比べたりしますが、この「一般の人が受け取るお給料」なるものからして、イギリスでは差が激しすぎます。
それでもイギリスで物価高の代表格なのが交通費と外食費。
それから、世界で一番高いかも、と噂されているのが住宅!
ロンドンの住宅の平均金額は円に換算すると約1億円です。
またここでも変な要素が入ってきます。
為替。
単純に1ポンド円でいくらだからってことで計算すると、ちょっと誤解が出てくることも多いです。
イギリスがユーロから出ちゃうかもという投票を6月に控えて、ここのところ不安定要素が強くなったポンドがかなり下がっています。
そういった政治的な動きでも、ずいぶん左右されるのが為替。
円とのレートだって、私が渡英した時にはずっと1ポンド当たり250円。
「4ポンドで千円」
しばらくすると一時はそれが300円くらいにまでなりましたが、その後200円時代が長くて、一時は130円台くらいまで円が強かった時があります。
そのころお越しだったお客さまには、
「イギリスは何でも高いって聞いていたけど、それほどでもないねぇ」とか
「へぇ~、イギリスの平均給与って低いんだねぇ」なんて言われました。
まあ、住宅のお値段はともかく、旅行でイギリスに来る場合は交通費と外食費って一番気にかかるところですよね。
ついこの間も、ロンドンに留学している女性が日本にいる妹とツイッターでやり取りした会話が話題になったそうです。
値段の話は出てきませんでしたが、イギリス不味いって内容で、
「おねいちゃん、生きて帰ってくるか心配」
なんでも不味くて食べられないから栄養失調寸前…なんて。
ま、到着して5日目ということなので、きっと意見も変わると思いますが。
さてそこで交通費。
以前は、イギリスを訪れるお客様のほとんどはツアーで。
なので、交通費って考える人は少なかったみたい。
ところが最近は飛行機とホテルのパッケージで来る人が増えている。
となると、交通費は気になるところ。
ロンドン、一回地下鉄に乗ると5ポンド弱。
それって、一回当たり千円???
そうです。
でも、ロンドンっ子は一回千円なんて乗り方はしません。
オイスターカードという、スイカみたいなプリペイドカードがあるのです。
オイスターカードの話(リンクします)
鉄道の料金も高いことで知られているイギリス。
今、私はビートルズで有名なリバプールに来ています。
ロンドンからリバプールまで、鉄道でいくとします。
今回は変更の効かないファーストクラスのチケットを買いました。
料金は53ポンド。
アドバンスといって、事前予約で指定席です。
これが、普通クラスのどの時間でも乗れる自由席だと156ポンド。
同じ条件のファーストは237ポンド。
ファーストクラスは駅のラウンジでゆっくり時間が使えます。
飲み物や軽食もある。
道が空いていたので、駅に到着したのが早かったから、のんびりしました。
これが今回のチケット
乗車切符と時間指定切符の2枚つづり。
座席には紙製のテーブルマットとかカトラリー。
私はいろんな時間に乗るんだけど、バージンの朝ごはん、結構好き。
バージンは列車の会社。
飛行機でも有名ですよね。
何種類かから選べます。
スモークサーモンとスクランブルエッグにしようかな?
やっぱりブログ用にイングリッシュブレックファストにした(笑)
オーダーを取りに来たあと、暖かいお皿がきます。
そして、テーブルでサービングされます。
おいしそうでしょう?
イギリスに来ることがあれば、ロンドンからちょっと足を延ばしてみてください。
リバプールもおすすめの都市の一つ。
特にビートルズとフットボールが有名です。
***お知らせ***
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。
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