昨日のM3(高速道路のひとつ)からの写真です。
お昼頃なんだけど、寒そうでしょう?
車の中から撮ったので、ちょっときれいではありません。
最近イギリスはとても寒くって、昨日はロンドンでは2度くらいまで気温が上がりましたが、スコットランドでは夜明けに氷点下16度まで下がった地域もあったようです。
ユーロスターの運行は再開されたみたいですが、今度は道路の状態が悪くって、渋滞が続いています。
コーンウォールではバスの事故もあったようだし、道路が凍結している地域では、必要以外の外出は控えた方が良さそうです。
ところで、よくイギリスでは「必要外の外出を避けるように」といった案内があるのですが、このラインがあまりにも人によって違います。
例えばお仕事にいく人は、必要な外出でしょうか?
仕事の内容にも拠りますね。
ティムちゃんだったら出かけないと思いますが、私だったら出かけるかな?
学校は?
桃太郎君だったらお休みすると思います。
以前にも書きましたが、ティムちゃんは通勤していません。
オフィスはロンドンを北に出た、ルートンという街にあるのですが、ティムちゃんいわく、
「イギリスのなかで最悪の街を選んだら、トップ3に間違いなく入る」場所だそうです。
そこで、1年のうちにオフィスを訪れるのは5-6回かな?
普段はおうちでお仕事をしているか、ロンドンでビジネスランチをしています。
だからひどい時には「雨が降ってるから、今日のアポイントメントはキャンセルした」なんて時もあります。
別にティムちゃんをかばう気はありませんが、約束をキャンセルするのはティムちゃんばっかりではありません。
朝約束の相手からキャンセルの電話がかかってきて、予定が空いたりすることもよくあります。
理由はイロイロ言ってくるみたいですが、本当の理由は二日酔いとか、ダブルブッキングとか、奥様の機嫌取りだとか。
天候に問題ありなんて時も、もちろんキャンセル。
12月の半ばから、ティムちゃんがまともに家を出たのはまだ2回くらいかな?
そのうちの1回は、注文してあった桃太郎君のプレゼントが届いたというので、ロンドンまで取りに行かなくっちゃいけなかったからです。
そういった場合は必要な外出みたい(笑)
昨日はハンプシャーに住んでいるティムちゃんのお兄さんのところへ、みんなでクリスマスプレゼントを届けに行きました。
彼はアーティストなんですが、ティムちゃんよりも20歳近く上です。
リッチモンドから彼の住んでいるハンプシャーまでは、M3という高速道路でまっすぐ。
高速を降りたら、田舎道を20分ほど走って到着するのが普通です。
ところがこの数日は雪と氷のために、あちこちの道路が封鎖されていたり、開いていても道路が凍結して大変に危険な状態になっています。
いつもこういった状況になる国では、冬用のタイヤを用意したり、道路が対応できるように作られているんだと思いますが、イギリス(特に南東部)はこんな状況は珍しいのです。
もちろんたまにはあります。
そんな時に活躍するのがグリター(Gritters)です。
道路で滑らないように、塩をまくのです。
昨日は丁度M3で追い越したので紹介します。高速道路などはこんな車で一気に撒きます。
歩道などではシャベルを使って少しずつ人間が撒いていきます。
(朝、おうちの前にも撒きに来ましたが、残念ながらタイミングが悪くって、写真はありません)
4 件のコメント:
おドイツもお塩をまきます。雪が続いた後に道路が乾くとその車も横のところが乾いたしおで真っ白になっています。
だから冬は定期的に車のおなかを洗わないとさびが早くついてしまうのです。が、塩をまくのは幹線道路だけで、裏道は塩ではなくて小豆くらいの大きさの小石をまきます。塩は環境に悪いからだそうです。シャベルで歩道にまくのももちろんこの小石です。面白いのは、春になると市の清掃車みたいなのが大きなブラシで路上にたまったその小石をかき集めて次の冬にもう一度使うことです。歩道の小石ももちろんその家の人が箒で掃き集めてバケツなどに入れてちゃんととっておくのです。
Pharyさん、クリスマスおめでとうございます。
ドイツでも塩を撒くんですね。
日本ではどうするかご存知ですか?
グリッターのことをティムちゃんと話していて、日本はどうするのか話題に上りましたが、残念ながら私は答えることができませんでした。
高速道路の雪を水か何かで溶かしていたような話を、子供の頃に聞いた覚えがあるのですが・・・。
ティムちゃんが、Pharyさんに聞いてみなさい、だって(笑)
<日本ではどうするかご存知ですか?>
私がまだ日本にいた頃は融雪剤(たぶん塩みたいなものだと思います)を撒いたりスパイクタイヤを使っていたのですが、自然環境への影響や、塵灰問題、アスファルト道路の破損問題(削られてしまう)でそういうのはやめようという方向に向かっていたと思います。今はどうしているのでしょうね?
Pharyさん、
そういえば、スパイクタイヤって聞いたことがあります。
やっぱりその時代に合わせて、いろんな方法を考えてるんですね。
教えてくださってどうもありがとうございます。
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