2009年2月25日水曜日

ナニこれ!


私の趣味はお料理です。
でも、だからといって、いつも凝った物を作るわけではありません。
確かにご飯は土鍋で炊いたり、パンは自分でこねたりしますが、手を抜くときもたくさんあります。
この間、ブログ仲間のYogacatさんのところで「超ずぼらレシピ」なるものを読みました。
そこで「今までに作ったことがあるもので、ご飯に缶詰を乗っけるだけよりも、ずぼらなもの」を考えてみることにしました。

そうしたら、ちゃんとありました(笑)

これは冷凍のほうれん草。
とりたてを冷凍してあるそうです。
イギリスでは2種類あって、Leafって書いてあるもの(これがそう)は10センチくらいか、もっと小さいほうれん草の葉っぱです。
もうひとつはChoppedって書いてあって、これは刻んだもの。
一体何に使うのか謎です。
カネロ二とかかなぁ?

話は全然違うけど、ポパイが食べる缶詰のほうれん草も刻んだもの。

もうひとつ全然違う話。
日本で歯にくっついて、恥ずかしいのは青海苔だけど、イギリスでは刻んだほうれん草。
くっつくというよりも、歯の間に挟まるみたい。
コメディーとかにたまに登場します。
葉っぱの状態だったら、なかなかそんな風にはならないと思うので、刻んだほうれん草のほうがイギリスではポピュラーなのかな?

とりあえず話を「超ずぼらメニュー」に戻して、冷凍のものは少しずつこんな風にお団子になっていますから、必要なだけ使えてとてもお手軽です。
これを解凍して、小鉢にもって、貝割れなんかも乗せてから、おだしをちょっとかけたら出来上がり。
貝割れを省いたり、おだしの代わりにおしょうゆだったら、もっともっと、ずぼら(爆)

早速作って(というか、解凍して)ブログに載せようと思ったら、なんだかひとつ変。

なにこれ・・・?

アップだとこんな感じ。


これって髪の毛?

気持ち悪ーぃ!!

折角ずぼらメニュー作ろうって、張りきってたのに(爆)!!

ウエイトローズのなのに・・・。

イギリスでは品質に定評があるのです・・・。

テスコのじゃないのに・・・。

安いけど、品質が悪いのです・・・。


早速、ウエイトローズに持っていきました。
念のため、外側の袋も持ってきました。
製造番号なんかも入っているしね。
その場でお値段の倍を現金で返してくれましたが、それはお店のポリシーだそうです。
こういった場合は、レシートとかなくても大丈夫。
私はいらないって言ったんですけどね。

どうして「いらない」って言ったのか、というと、お金を受け取ってしまえば、「それでこの件は終わり」になってしまうんじゃないか、と思ったからです。
でも調べてから、ちゃんとお返事をくれるそうです。
名前と住所を書いて欲しいって紙を渡されたので、そこにちょっと数行付け加えておきました。
1、一体これはナンなのか
2、どうしてこれが紛れ込んだのか
3、もうこの商品を半分以上食べてしまったので、(食べた場合の)身体に対する害
4、因みにこの商品とは直接関係がないかもしれないが、そういえば先週おなかの調子が悪かった日があった

ウエイトローズからどんな返事が来るかな?
こういった場合は本社に送って、そこからラボに送るそうです。
結果が来たら、ブログに書きます。

日本からのお手紙

今朝の郵便で届いたお手紙です。
実は2週間ほど前に届くはずだったものなんですが、ずっと来ないので心配でした。
日本からの郵便は、ロンドンまでの配達時間がすごく早いのが普通です。
これまで私が受け取ったお手紙で、一番早いものはなんと消印の翌々日!
日本との時差が9時間あるとはいえ、感心したのを覚えています。
でも遅くても、まず5日はかかりません。

日本とイギリスは、他の国に比べると、比較的、郵便の相性がいいみたい。
イタリアからの絵葉書なんて、イギリスまで3週間以上かかったことがあります。
ヨーロッパには、郵便のシステムに不満を持っている人もたくさんいます。
こんな話もブログで読みました。
正直なところ、これを読んだときには
「ヘぇー、ドイツっておバカな人が郵便局で働いてるのね、Pharyさん、カワイソウ」くらいにしか思いませんでした。
しかも「それに比べて、わがイギリスはユウシュウじゃん」なんて、実はちょっと嬉しかったりもしたわけです。

今回の遅れの原因に関しては、封筒を見てすぐ気が付きました。
これ、封筒の表側、右下の拡大図です。
差出人の名前と住所が小さく右下に書いてあるのですが、その上に白いシールが貼ってあります。
そこには、
「このお手紙はおたくの国宛ですよ、差出人とあて先の各場所が逆になってるようなので、あて先の方へ届けていただけると嬉しいです、よろしく、成田空港の日本郵便会社より」

ということはこのお手紙は一旦イギリスにやってきて、イギリスの郵便局で日本行きに振り分けられて、成田に戻った後、そこでシールを貼ってもらってイギリスに舞い戻り、やっと我が家へ配達された、というわけです。
郵便の料金は110円。
「飛行機に3回も乗ってきたのねぇ」と思うと、何となく「オツカレサマ」って言いたくなっちゃう。
この封筒は記念にとっておくことにします。

最近は機械で読み取る場合が多いので、文字の大きさや、割いているスペースよりも、位置が大事なんだなぁと思いました。

イギリスでは差出人の名前や住所は封筒の裏か、表の左上に書きます。
日本ではあて先を先に大きく書いて、そのあとに小さく差出人の名前を書く場合があるんですね。
だからそうすると、イギリスの場合の位置の逆になるというわけです。

まぁ、でも無事に着いてよかった。
成田で日本の人が気がついたのが、誤送の解決の糸口になったわけですよね。
やっぱり日本って偉いなぁ。
でもこんなシールが存在するってことはよくあることなのね。

2009年2月24日火曜日

パンケーキの日

昨日はパンケーキの日です。
キリスト教にはいろんな宗派がありますが、キリストの送った生涯に因んだお祭がたくさんあります。

と、ここまで書いて、もしかしたら前にもこの話、書いたんじゃないかと思って検索したらありました。
なんとタイトルもそのまま「パンケーキの日」
ブログって1年以上やってると、こんなことがよくあります。

四旬節前のイベントはいろいろ、外国のお話はこんな感じ。
ネクタイを切っちゃったりする「アイスベアさんのお話」
学校に仮装していく「麻さんのお話」
他の国だとこんなに面白い行事があるのに、イギリスではこれ?
カーニバルって楽しいお祭のイメージなのに、やっぱりお国柄かな。
腐りやすいものを使い切るだけなんて、ちょっとね。

でもこの日を迎えると何となく気分は「春」
公園に行ってもスノードロップやクロッカスが咲き始めています。
今年のパンケーキは蜂蜜だけ。
桃太郎君がお勉強の合間にぺろりと食べてしまいました。

2009年2月23日月曜日

Mango Tree


昨日は観光のお仕事があったのですが、丸一日お付き合いということで、夕食もご一緒。
バッキンガム宮殿裏にある、マンゴツリーに行ってきました。
正直なところ、ここを予約するにあたっては、かなり悩みました。
というのは、ご一緒させていただいたお客様は、以前、東南アジアに住んでいたことがあって、しかもすっごくグルメなんです。
私は美味しいと思うのですが、住んでいた経験のある人からすると、どんな感じなのか、ちょっと心配でした。
私はタイには遊びに行ったことがあるだけで、住んだことはありません。
だから私の味覚には自信がなかったのです。

しかも昨日は日曜日。
こじんまりしたレストランなら、それほど心配はしなかったのですが、このレストランはとっても広い空間のある造りなので、ある程度混んでいないと雰囲気が出ないのです。

そこで、ティムちゃんに頼んで、予約状況を前もって調べてもらいました。
そうしたら、前々日の状況で、既に100人以上の予約。
不況だとはいいながら、美味しいところはやっぱり混んでるのね。

さて、実際のレストランですが、ここは入ると左手にバーがあります。
カクテルで有名。
私はカクテルは苦手なんですが、女の子にはとっても人気があります。
イギリスではこういったバーで待ち合わせをして、それから全員揃ってテーブルに移動します。

バーでのお勧めは 6Cepages(シ・セパージュ)という名前のシャンペンです。
シャンペンは有名なブランドがいくつもあるけれど、これはとってもユニーク。
現在、シャンペンを造るのに使われる葡萄の品種は3種類あります。
シャルドネ、
ピノ・ノワール、
ピノ・ムニエールの3種類。
ところが昔は全部で6種類の葡萄が使われていました。
商業的に合わなかったり、世話が難しかったり、いろいろな理由で、これ以外の3種はいつの間にかシャンパーニュの畑から姿を消してしまいました。
6Cepages(シ・セパージュ)は、その古品種をもう一度よみがえらせて、6種類全てをブレンドして作り上げたものなんです。
因みに日本の天皇陛下のお気に入りだとか。
前回の御訪英の際もクラリッジーズでお飲みになられています。
どうしてそんなことを知っているかは、情報源に迷惑がかかるといけないので、ナイショ。

私たちはテイスティングメニュー(40ポンド)を注文しました。
これは、ここのお勧めを少しずつ堪能するのにぴったりです。
私は特に一つ目と二つ目のコースがお気に入り。
でもアラカルトで注文するのもいいと思います。
ティムちゃんはここの牛肉のサラダが大好き。
ヤム・ヌーという名前です。
パッド・タイ(タイ風焼きそば)も、ちゃんと麺がアルデンテ(タイだからそんな言い方しないけど)。
炒める油も含めて、素材のよさが伝わってきます。
お客様もとっても喜ばれて、ちょっと、鼻の高い思いをしました。
「本格的だし、しかも、とても洗練されている」というのが、お客様の感想でした。

最近イギリスでは、安っぽいタイ料理が蔓延しているだけに、ここは貴重です。
マネージャー・ワインコンサルタントの名前は「リ」さん。
いつもとってもよくしてくれます。
彼にガイドのみきちゃんから聞いてきたって言えば、何かおまけしてくれるかも?(笑)

2009年2月20日金曜日

ハーフターム

イギリスの学校は、日本と同じく、1年が3学期です。

9月から12月がオータム・ターム
1月から3月がスプリング・ターム(なぜか冬とは言わない)
4月から7月がサマー・タームです。
それぞれの学期の実際の長さは、その地区や学校によって異なります。
そして3学期それぞれの、丁度真ん中辺りに、ハーフタームと呼ばれる中休みがあるわけ。

ということで、イギリスの子供達は、一月ちょっと学校に行って、お休み。
そしてまた一月ちょっと学校へ行って、またお休み。
その繰り返しというわけです。
学期と学期の間のお休みは、長いのでホリデーに行ったりしますが、ハーフタームは10日から14日くらいしかないので、普通はおうちで過ごします。

とは言っても、やっぱりどこかに連れて行ったほうが、親も子供も楽しいようで、ハーフターム中は併せて仕事を休む親が殆どです。
イギリス人って本当によく仕事を休むんだけど、有給だけじゃ絶対に足りてないはず。
多分病欠とか、忌引きとか、ありとあらゆる権利を動員している場合がよくあると思います。

とりあえずそんなわけで、ロンドンの道はハーフターム中はとても空いています。
反対に混んでいるのは博物館。
特に自然史博物館と科学博物館は満員。
この二つは、ティーンエイジャーになって、どうしようもなく生意気になる前の子供達が、親と一緒に来るところ。
ティーンエイジャーになってしまうと、親とどこかに行くこと自体、気恥ずかしくなるようです。

日本では、ティーンエイジャーのことを、10代みたいに考えている人が多いのですが、それは正確ではありません。
ティーンエイジャーは英語で数字を書いて、TEENとつく年齢のこと。
つまり13歳から19歳までです。
因みに12歳はビーン(豆)エイジャー(ティーンエイジャーの小さい判)といいます。

桃太郎君は、年齢の割には、私といろんなところに行くことがイヤではないようです。
でも最近黙ってついてくることは少なくなりました。
「***へ行くんだったら、何処そこへも寄って、XXX買ってくれる?」
みたいに、親は底なしのお財布だと勘違いしているようです。

桃太郎君は学校の選択肢で美術をとっているので、このハーフタームはテイト美術館に連れて行きました。
ロンドンにはふたつあって、一緒に行ったのはテイト・ブリテンの方。
今すごく新しい芸術を特別展示で見せています。
ALTERMODERN という特別展です。これって近くで見ると、こんな感じ。
お鍋とかおたまで出来ています。私はこの手の新しいものは好きではありませんが、桃太郎君には刺激になるかな、と思って。
結構面白がって見ていました。
でも、殆どの作品の前で、
「こんなの僕だってできるよ」
「でもね、このアイディアを考えたってとこがいいでしょ?」
「変なのー、全然いいと思わない」
モダンアートって、そんなものなんですけどね。

2009年2月17日火曜日

ロンドンの美容院・Capa

先週の金曜日に髪を切りに行きました。
実は木曜日に、ティムちゃんが私の髪形に文句をつけたのです。

世の中にはよく「奥様の外見に無関心なだんな様」がいるそうですが、ティムちゃんは全く反対。
私のお洋服のコーディネートとか、髪型とか、お化粧とか、持ち物にいたるまで、なんにでも反応します。
桃太郎君もそんなティムちゃんを見て育ったせいか、いろんなことに口出しをします。
木曜日には、お出掛け前の私に、ティムちゃんと二人で服装や髪型に関して延々と文句をつけた後、桃太郎君が自分のワックスで私の髪型を「少しマシ」に手直ししてくれました。
喜んでいいんだか、怒った方がいいんだか、複雑です。

そこで金曜日、早速髪型を何とかしようと美容院に電話を入れました。
ヨーロッパ在住の人たちの悩みのひとつが、現地の美容院らしいのですが、ロンドンに関して言えばそんな心配は無用です。
日系のサロンがたくさん存在するので、どこでも選びたい放題。
多分30軒はあるんじゃないかと思います。
私がいつも行くのは、マリボーンにある、J.Moriyamaというお店で、そこのヒロコさんが担当です。
桃太郎君は同じお店のミキさんがお気に入りです。
サービスも良いし、お値段も手ごろなので、最近はずっとここです。
誰も信じてくれないけれど、実はかなりシャイなので、初めてのところとかは苦手です。

ところがやっぱり当日、しかも金曜日というのは忙しいようで、ヒロコさんも、ミキさんも予約は一杯で取れませんでした。
仕方がないので仲の良いお友達に教えてもらって、サウスケンジントンのサロンにも電話をかけてみましたが、やっぱりだめ。
「明日はいかがですか?」って聞かれたんだけど、今日切りたいのよね。
そこで以前切ってもらって、とっても上手だった、メイフェアーのCapaに電話してみました。
「トップスタイリストをお願いしたいんですが」
CapaではJ.Moriyamaとは違って、スタイリストの格でカットのお値段が違います。
ジュニア、シニア、トップ、と3段階に分かれています。
イギリスでは、そういった所の方が多いみたい。

ここで切ってもらったのはもう3-4年も前のこと。
その時も「一番上手な人」に切ってもらいました。
確かに上手かったんだけど、その時はお弟子さん(?)みたいな人たちに取り囲まれて、すごく気疲れしました。
先生の切るのを生徒が周りで見ている感じ。

今回もそんな感じなら緊張しちゃうので、三越でおすしを食べながら、熱燗をヒッカケて出陣です。
イスに座って担当の人に、
「最近顔がちょっと丸くなっちゃって、髪型が似合わないのでどうにかしたいんですけど」
そうしたらその人、何て言ったと思います?

「顔が丸いことに関しては、自分でどうにかしないとね。僕には何もできないから」

この言葉をどう取るかは、人それぞれでしょうね。

ティムちゃんが、昔、美容師をしていた時の話をしてくれます。
そしていつも言うのが、「美容師って魔術師でも整形外科でもない」ってこと。
「髪型だけ有名人と同じでも、顔に似合っていなかったり、その人の雰囲気に合わなかったりするケースが多いのに、普通、美容師はお客にそんなことは言わないから、満足する出来上がりにならない場合がある」

だから、私は「この人は正直な人なので信用した方が良いかも」って思いました。
そこでお任せすることにしたんです。
・・・というか、はじめは長さはそのままにしたいって言ったんですけどね。
途中で少し切り始めてから、「もし、本当にイヤだったら仕方ないけど、バッサリ切った方が似合うと思う」
そこで今度は本当にすっかりお任せすることにしました。

出来上がりは肩に髪が届くかなってくらい。
随分短く春らしくなりました。

今回は前のときみたいに、たくさんの人が周りにいるってこともなかったし、リラックスして切ってもらうことができました。
私の髪を洗ってくれた人もすごくよかった。
Capaのトトロって呼ばれているんですって。
本当にトトロがそのまま人間になったみたいな、優しそうな癒し系の人です。
切ってもらったのは、トトロには全く似ていない、トップスタイリストの一人なのですが、切る前にも切りながらもコンサルティングをきちんとしてくれるので安心できました。

さあ、今度切るときは、ヒロコさんのところとここと、どっちに行こうかな?
ちょっと悩んでいます。

2009年2月15日日曜日

桃太郎君、花束を買う

今朝9時過ぎに、桃太郎君が起こしにきました。
「マミィ、まだ寝てるの?」
日曜日の朝なんだから、そっとしておいて欲しいんですけど。
「ねぇ、お花を買いに行くのに、付いてきてくれない?」

今日、桃太郎君が「お友達」のところに遊びに行くのは知っていましたが、それが「女の子」だということで、ティムちゃんが余計な口を挟んだのが昨日のこと。
「Momo、女の子のおうちに遊びに行くのに、手ぶらで行くもんじゃないよ。その子のお母さんに、何か持っていきなさい」
びっくりしたのは桃太郎君が反対しなかったこと。
「そうだね、お母さんにいい印象を与えるのは大事だよね」

何、この会話!!!

「何がいいかな? アイディア、ある?」
「普通は花かチョコレートだけど、豪華なのはだめ、Ostentatiousになっちゃうから」
「OK、ありがとう」

ostentatious というのは、わざとらしいとか、これみよがしなって感じ。
イギリス人はこういうの嫌いです。
ささやかだけど、品がいい、というのがいいそうです。
会話はそこで別の話題になったので、すっかり忘れていたのですが、今朝、起こされて思い出しました。

「ねぇ、マミィ、僕どんなお花を選べばいいかわかんないから、一緒に来て」
仕方がないので起きてあげることにしました。
今日はお昼までゆっくりベッドでシャンペンでも飲んでいようと思ったのに。

イギリスで日曜日の朝にお店を開けているのは、大概インド人の経営する小さなお店です。
私のおうちの近くには新聞+雑貨を扱っているところが3軒、オーガニックの食品を扱っているお店が1軒あります。
そのうちの2軒がお花を扱っています。
私と桃太郎君はオーガニックの食品を扱っている「ピンディーの店」に行くことにしました。
ここを経営しているのはピンディーと呼ばれるケニア系インド人と奥さんのミセスTです。
二人ともとても親切で、買い物の時にはおしゃべりをしたりします。

店先にはラッパ水仙のつぼみとか、菊、ユリ、ガーベラ、いろんな花があります。
売れ残りのバラの花も数本。
一番多いのはチューリップ。
たくさんの色があって、5本ずつまとめてあります。
「チューリップがかわいいんじゃない?」
と言ってみたら、
「なんか、安っぽくない?」
「じゃあ2束買って、大きくすれば?」

ということでオレンジ色のチューリップを買うことにしました。
レジにはミセスTが居たのですが、
「ガールフレンドにあげるの?」と嬉しそうに聞いてきました。
桃太郎君は「お友達のお母さんにあげる」
ミセスTはにっこり笑って、
「じゃあキレイに包んでリボンをかけてあげるわね」
桃太郎君、小さな声で「ありがとう」

さっき出掛けていきましたが、大きなリュックを担いでいきました。
何が入っていると思います?
もしお泊りするって聞かれたときのために、着替えとか洗面道具とか、ですって。

そんなこと聞かれるわけないじゃん!
男の子って面白い・・・。

ロブスターのサラダ

ヴァレンタインのディナーの前菜です。
お魚屋さんのサンディーで、既にゆでたものを買ってきました。
生きているのを買って、自分で茹でてもよかったのですが、値段もおんなじだし、面倒だったので。
ロブスターのお値段、やっぱりヴァレンタインデーの数日前に少し上がっていました。
1kgあたり、33ポンド。
普通のロブスターは1.5kg弱くらいです。

ロブスターの頭を見ると、真ん中に薄く線が入っています。
まるで、ここを切ると、ちょうど半分ですよって言っているみたい(そんなわけないけど)
出刃包丁みたいに、しっかりしたナイフで、思い切ってざっくりやるとうまくいきます。
殻から身を取り出して、お味噌とかの部分はスープにするのでお鍋に。
尻尾の部分は食べやすい大きさに切って、レモンをかけておきます。
イチゴは大きめのみじん切りに、ブルーベリーはそのまま。
これを全部ドレッシングに絡めます。
ドレッシングはケチャップとマヨネーズにレモン汁を加えた簡単なもの。

きれいに洗ったロブスターの殻に盛り付けて、レタスをあしらって出来上がり。

レシピというほどでもないけれど、この組み合わせは簡単だしおしゃれで美味しい。
特別な日のお料理にぜひどうぞ。
ロゼのシャンペンがよく合います。

2009年2月14日土曜日

ヴァレンタインデー


皆さんはどんな朝を過ごされましたか?

イギリスではヴァレンタインの日はもちろん男性が女性に何でもしてあげる日です!!
私たちは、毎年ヴァレンタインの日は、ちょっとおしゃれをして、ステキなレストランにお昼ご飯に出かけるのですが、今年は土曜日。
だから、わざわざお出掛けってしたくない日なんです。

そこで数週間前に、ティムちゃんから打診がありました。
「ねぇ、みきちゃん、お出掛けする代わりに、おうちでご飯食べようよ」

クレジットクランチ、こんなところにも影響???

「ロゼのシャンペンを飲んで、ロブスターとかお料理してさぁ、レストランより、ずっといいと思わない?」
確かに食べ物の質と値段を考えれば、おうちがいいに決まってるんですけどね。
ティムちゃんも私も外食が多いので、実はお出掛け自体にはそれほど魅力はありません。
何となく、ヴァレンタインの日ってレストランに行かなきゃいけないみたいな。
去年のヴァレンタインはこんな感じ



昨日は一生懸命カードを作りました。
最近私はティムちゃんに上げるカードは全て手作りです。
このヴァレンタインのカードはすごく時間がかかりました。
だって、scanimation のカードなんだもん。
scanimationというのは、スリットを利用したアニメーションのことです。
詳しくはこのページでどうぞ。
右手の白黒のストライプを、左の方向にドラッグしてみてください。
ね、わけのわかんない絵がアニメーションになるでしょう?
この仕組みを利用したカードを作ったんです。

私の作ったのはハート型が4種類の大きさに変わるもの。だからカードをあけると、ハートの形がどんどんサイズを変えて見えるんです。
これ、難しそうに見えるけど、原理さえ理解できれば簡単です。
手間はかかるけどね。
細かいことが好きな人にはお勧めの工作です。

10時過ぎにはトゥイッケナムのお魚屋さん、サンディーにロブスターとかを買いに行きました。
店先はこんな感じ。 中にも大きなディスプレイのカウンターがあります。
お店を出たら、随分行列は短くなっていました。 おうちでヴァレンタインって考えたのは、うちだけではないみたい。

2009年2月10日火曜日

クレジットクランチ

イギリスは不景気です。

今朝のニュースで、ロンドンの高級ホテルがビジネスのお客が減っていることを理由に、週日の値段を下げ始めたと言っていました。
週末は個人のお金で来るお客様。
週日は会社の経費で来るお客様。
両方減っているはずなのですが、特に週日の減り方が極端なのだそうです。

レストラン業界も会社の経費削減の煽りをまともに受けています。
TVシェフでおなじみのAntony Worrall Thompson が4つのレストランを閉めました。
ロンドンではノッティング・グリルとバーンズ・グリル、彼の地元ヘンリーオンテムズのラム・インとグレイハウンドの4店です。
Jean Christophe Novelliも2店のパブを閉めました。
昨からティムちゃんとそんな話題で盛り上がっているのですが、二人とも、手を広げすぎてコストの抑制が効かないからじゃないの、という結論に達しました。
実際のところアンソニーは銀行から融資を断られたのが、閉店の理由だといっています。

去年の秋頃だったか、ティムちゃんがゴードンラムジーが危ないらしいという噂を聞きつけてきました。
その時は、まさかあのゴードンが?と本気にしなかったので、ティムちゃんにガセネタじゃないの、と言ったのを覚えています。
その彼も現在10ミリオンポンドの赤字が計上されています。
閉めることになったら、ロンドンのグルメたちが悲しむだろうなぁ・・・。

私も彼のレストランのお料理は好きですが、そんなことよりも、こういったレストランクローズの話題で思いをはせてしまうのはレストランに物を卸している人たちです。
レストランで働いている人たちも職を失うわけですが、彼らのお給料というのは、まず第一の優先権で対処してくれます。
それから残ったお金を借金の返済に充てるわけですが、その借金というのがレストランに食材やサービスを卸している会社や個人というわけです。
八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん、ワイン屋さん、クリーニング屋さんなどなど。
有名なレストランほど、「買ってやっている」感が強くって、支払いのタームも他よりは長めに設定してあったりしますから、例えばアカウント(実際に手に入れてから支払いまでの日数)が60日なんていうところが普通。
ひどい場合は90日とかもありえます。
赤字計上で閉店の場合は、こういったサプライヤーまでお金が届かないことが殆ど。
自分で作っているものを売っている場合は、泣き寝入りということになるのですが、もっとかわいそうなのが買ってきたものを売っている場合。
自分の売っている先が倒産しても、自分のサプライヤーには払わないといけないわけで(しかも大概の場合は既に支払済みだったり)これまた、とんでもない赤字になってしまうわけです。
そうして雪ダルマ式に失業者が増えていくわけです。

1月の時点でアメリカの失業率が7.6%に、カナダでは7.2%に達したそうです。
イギリスの失業率は11月のものが手元にあります。
英国の全国平均が6.1%,
イングランド北東部8.2%
イングランド北西部7.6%
ロンドン7.4%
西ミッドランド7.1%
多分現在ではこれよりも高くなっているはずです。