2009年2月25日水曜日

日本からのお手紙

今朝の郵便で届いたお手紙です。
実は2週間ほど前に届くはずだったものなんですが、ずっと来ないので心配でした。
日本からの郵便は、ロンドンまでの配達時間がすごく早いのが普通です。
これまで私が受け取ったお手紙で、一番早いものはなんと消印の翌々日!
日本との時差が9時間あるとはいえ、感心したのを覚えています。
でも遅くても、まず5日はかかりません。

日本とイギリスは、他の国に比べると、比較的、郵便の相性がいいみたい。
イタリアからの絵葉書なんて、イギリスまで3週間以上かかったことがあります。
ヨーロッパには、郵便のシステムに不満を持っている人もたくさんいます。
こんな話もブログで読みました。
正直なところ、これを読んだときには
「ヘぇー、ドイツっておバカな人が郵便局で働いてるのね、Pharyさん、カワイソウ」くらいにしか思いませんでした。
しかも「それに比べて、わがイギリスはユウシュウじゃん」なんて、実はちょっと嬉しかったりもしたわけです。

今回の遅れの原因に関しては、封筒を見てすぐ気が付きました。
これ、封筒の表側、右下の拡大図です。
差出人の名前と住所が小さく右下に書いてあるのですが、その上に白いシールが貼ってあります。
そこには、
「このお手紙はおたくの国宛ですよ、差出人とあて先の各場所が逆になってるようなので、あて先の方へ届けていただけると嬉しいです、よろしく、成田空港の日本郵便会社より」

ということはこのお手紙は一旦イギリスにやってきて、イギリスの郵便局で日本行きに振り分けられて、成田に戻った後、そこでシールを貼ってもらってイギリスに舞い戻り、やっと我が家へ配達された、というわけです。
郵便の料金は110円。
「飛行機に3回も乗ってきたのねぇ」と思うと、何となく「オツカレサマ」って言いたくなっちゃう。
この封筒は記念にとっておくことにします。

最近は機械で読み取る場合が多いので、文字の大きさや、割いているスペースよりも、位置が大事なんだなぁと思いました。

イギリスでは差出人の名前や住所は封筒の裏か、表の左上に書きます。
日本ではあて先を先に大きく書いて、そのあとに小さく差出人の名前を書く場合があるんですね。
だからそうすると、イギリスの場合の位置の逆になるというわけです。

まぁ、でも無事に着いてよかった。
成田で日本の人が気がついたのが、誤送の解決の糸口になったわけですよね。
やっぱり日本って偉いなぁ。
でもこんなシールが存在するってことはよくあることなのね。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ホームステイの募集をされてからこのブログ拝見させていただいてます。私もロンドン(ウィンブルドン)に住んでいます。実は先日母が私宛に小包を送りわずか2日で着くという奇跡が起こりました!24日日本発の26日早朝にロンドンの自宅着です・・・・。びっくりしました、2ヶ月かかった事もあるし、どうなっているんでしょうね、ここの湯便サービス@@)

匿名 さんのコメント...

郵便・・・

Miki Bartley さんのコメント...

Naomi.Aさん、おはようございます。
本文中にも書いたんですが、消印を見てびっくりしたことが何回かあります。
思わず日本の郵便局からロンドンの自宅までの道のりを、再現フィルムの様に辿ってみたりして(笑)
2ヶ月モノとのギャップっていうのもすごいですよね。
私もそれくらいかかった小包を受け取ったことがありますが、その時は設定がSAL便になっていました。
重い場合とか、きっと郵便局の人が安く送れる方法とか相談に乗ってあげたんじゃないかな?
パーセル・フォースも最近はトラッキングの自動化が進んだので、留守中配達の後処理も、以前のように電話口でイライラ待つことが少なくなりました。
イギリスのサービスの中では郵便ってまだマシのような気がします。
・・・って他がひどいだけかもしれませんが(笑)
ウィンブルドンもいいところですね。
私、村っぽいイメージが残っているエリアが大好きです。
乗馬のついでにパブに行く人とか、リッチモンドでは見かけないことなので、つい見とれてしまいます。
今年は寒さや雪で大変だったでしょう?
また遊びに来てください。