少し前に書いた、嚢胞除去の手術を受けてきました。
イギリスのお医者様はひとつの病院に所属している人もいますが、掛け持ちで幾つかの病院で働いている人もいます。
私が前回診てもらった、南アフリカ人のお医者様は、南西ロンドンとサリー県の合計4つの病院でコンサルタントをしています。
彼自身の予定は、それぞれの病院でも把握できますが、彼のプライベートの秘書が調整しているようです。
今回の手術は、彼がコンサルタントを勤める、
パークサイド病院で行われました。
朝の7時半に来てください、とのことだったので、おうちを7時に出たら余裕で到着しました。
駐車場で車を降りたら、あちこちのサインに「NIPPON CLUB」と出ています。
在英邦人ための診療所があるんですって。
セントジョンズウッドにあるのは知っていたけれど、そういえば南診療所のことを、どこかで読んだ記憶があります。
受付で必要な書類を提出して、しばらく待っていると結構かっこいいナースが迎えに来ました。
ティムちゃんは昨日まで、手術のときは手をつないでいてくれると言っていたのに、当日になったら、
「手術の邪魔になるだろうから、ロビーで待っている」
血を見るのがイヤだからだと思います。
本当に根性ナシ。
着替えをして、控え室に連れて行かれて、少し待ってから手術室に入りました。
日本の手術室は銀色のものが多くて、冷たくて機能的な感じだけど、イギリスの手術室はクリームと青りんごっぽい色合いのものが多くてそれほど怖くありません。
実は昔、日本の病院で、手術室を見て気絶した経験があります。
小さな手術だったので、局部麻酔だけです。
歯医者さん以外で麻酔をするのは人生で3回目。
今回の注射が一番痛かった。
もともと注射は大嫌いなので、先生に、
「痛いかしら?」
「どれくらい痛いの?」
「しなくちゃいけないかしら?」
我ながらまるで子供のようだとも思いましたが、嫌いなものは仕方ありません。
しかも、注射するのは一回だけだと思っていたのに、最低でも3本も打たれました。
3本目の途中から痛くなくなったので、それ以上打たれているかもしれません(笑)
その後しばらくしてから、
「ちょっと麻酔が効いているかどうか、触ってみるから何か感じたら教えてください」
なんて言われたのですが、今から思えば、
「何となく触られているのはわかる気がする・・・」
なんて、怖々答えている時には、切開が始まっていた模様です。
手術自体はきっと20分もかからなかったはず。
時計をちゃんと見ていたわけではないけれど。
手術後に「シャワーを浴びますか?」って聞かれたんだけど、とてもそんな気分ではなかったのでやめました。
そういえば、桃太郎君が生まれた時にも、ナースが
「シャワーでも浴びて、さっぱりする?」と聞いたことを思い出しました。
イギリスでは手術室の近くに、ちゃんとシャワールームがあるようです。
もうひとつ、イギリスだなぁ、と思ったのは、手術の後にナースが、
「コーヒーと紅茶、どちらがいいですか?」って聞いてくれたこと。
手術の前に通された、控え室みたいなところで、いただきました。
しばらくしたらお医者様が入ってきて、今後の注意とか、質問に答えてくれて、それでおしまい。
落ち着いたら、ナースがロビーで待っているティムちゃんのところに連れて行ってくれました。
昨日はおうちに帰ってからずっと眠っていたので、夜あまり眠れませんでした。
でも無事に済んでよかった。
7センチくらい縫ったそうですが、抜糸は必要ないそうです。
これ以上注射されるのはゴメンなので、ほっとしました。
でもこの手術、一体いくら位かな?
初めの診察(女医さん)のは190ポンドでした。
BUPAという保険でカヴァーできるんだけど、初めの150ポンドは自己負担です。