数日前からメキシコでの豚インフルエンザがイギリスのトップニュースになっています。
豚は英語でPig。
それ以外にもイギリスではHog とかSwineなどの呼び名があります。
ティムちゃんに「どう違うの?」と聞いたら、
スワインが総称で、ピッグは家畜の豚、ホッグはオス豚、因みにメスはサウ(Sow)と呼ばれるらしいと教えてくれました。
語源辞典で調べてみたら全て英語、もしくは北方言語からの英語でした。
お肉屋さんで食料として呼ぶときにはPork。
これはラテンフレンチ系の言葉です。
ビーフなどと同じように、食べ物と家畜の名前の違いは、昔この国の特権階級がラテン・フレンチ系だったことと関わりがあります。
つまり世話をする人と、世話を受ける人の言葉が違ったというわけ。
では豚インフルエンザは、というと、Swine Flu(Influenza)です。
インフルエンザはイギリスでフルネームで呼ばれることは稀で、普通は「フルー」と略されます。
メキシコからのニュースを見ると、たくさんの人たちがマスクをつけています。
気になったので、またティムちゃんに聞いてみました。
「こんなマスクをしている人、イギリスで見たことある?」
そうしたらやっぱり「お医者さんのドラマとかでしか見たことない」という返事でした。
そこで今度はグーグルして見ることにしました。
英語でマスク、フルー、予防で検索すると、マスクはフルーを防止することができるか、という新聞の記事が出てきました。
要約すると、「そういった事実関係はない、それよりも清潔を心がけた方が効果がある」という記事でした。
少し前に全く別件で殆どのケースは食べ物(に付着したウイルス)から体内に入るという記事を読んだことがあります。
実際本当に予防に効果があったら、もっと世界的に広まっているはず、というのが私の意見です。
今度はイギリスで実際に売っているかどうかをグーグルしてみました。
インターネットでは簡単に手に入りそうです。
お値段はモノによっていろいろ。
10枚以上買うとひとつ1.85ポンドというものから、15ポンドくらいのものまで。
お店で手に入るかどうかはちょっとわかりません。
私自身は見たことがないし、薬局のブーツのウェブで検索しても出てきませんでした。
今回の豚インフルエンザの影響で市場が変るかどうかは疑問です。
この記事を書こうと思ったのは今日の朝なのですが、実際書いているのは午後の2時過ぎ。
もう一度同じサイトを見たら安いのはみんな削除されていて、高いマスクしか載っていませんでした。
品薄なのかなぁ?
2 件のコメント:
お久しぶりです。みきさん。
こちらもトップニュースは豚インフルですよ。
もう、豚はつけないで呼ぶそうですけどね。
日本人はマスク好きですよね~
花粉症がまん延してから、マスクする人もすごく増えています。
ドラッグストアに行くとたくさんの種類があって、昔はなかった使い捨てが主流で、長時間でも耳が痛くならないとか、顔の形に成型できるものとか、微粒子用とか…
迷って買えません。
外国だとマスクしてると、すごく悪い病気をもっているように思われると聞きましたよ。
そうそう、この季節、インフルエンザで学校が休校だったりしています。
ワクチンが切れると、はやるようです。
Rossoさん、お久しぶり!
ブログの更新がずっとなかったので、ちょっと心配していました。
ところで日本人の言葉の略し方、私には少し馴染めません。
「豚インフル」・・・。
昨日日本からのお客様が、マスクをしているとじろじろ見られるのではずしてしまったと話をしてくださいました。
ゴールデンウィーク前にお勤めしている会社から20枚支給があったんですって。
会社に戻ったら、毎日の体温表の提出があるそうです。
日本だなぁ・・・。
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