2023年4月26日水曜日

救貧院がある街

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桃太郎君がホリデーでいない間、猫ちゃんたちの面倒を見に、毎日彼のおうちに通っています。
餌をあげてお水を取り替えてトイレのお掃除。

歩いて15分強。
リッチモンドの丘を上がるので、いい運動になっています。
桃太郎君のおうちまで、いろんな道を通ることができますが、Vineyard を抜けることが多いです。
ワイン畑じゃないですよ!
ワイン畑という名前の道です(笑)

この通りには一般の住居に加えて昔風の救貧院などがあって、バラエティーに富んだ建物を観ることができます。
今日は道すがらそんな建物の写真を撮ってきました。

歴史のある救貧院はお庭が付いているものが多くて、とっても素敵な外観です。
救貧院というのは、特定の貧しい人たちが住むことのできる住宅で、条件はいろいろ。
詳しく知りたい人は英国救貧院協会のサイトをご覧ください。

こちらは1695年創立のマイケル救貧院。

1661年創立のダッパ主教救貧院。

お次は1955年に建てられたエリザベス女王救貧院。
そう書くとエリザベス2世だと思うでしょう?
でも実はここに建てられているのは3代目。
元は1600年にもっとテムズの近くに建てられていたものが朽ちてしまって、今はもう存在しない2代目の建物がこの近くに移転しました。
それが1857年のこと。
ということで、エリザベス1世の時代の救貧院です。


救貧院だけではなく、大きなお屋敷もあります。
こちらはオ・ヒギンズさんが住んでいたお屋敷。
え、誰?
チリの開放に貢献した政治家だそうです。
ブループラークが外壁に掲げられています。

この通りには GP もあります。
GP というのはイギリスの一般診療所のこと。

でもここは一般ではなく、プライベートの GP です。
イギリスのプライベート保険では、専門医にかかる前に GP から紹介を受ける必要があるといった項目が存在する場合が多いです。
保険会社によってはオンラインで保険会社お抱えのGP にかかるタイプのものもありますが、こんなプライベートの GP に行って、専門医を紹介してもらう人も多いです。

この建物は元は一般の住宅だった建物で、中を改装して利用されています。
普通におうちとして使えば寝室が4つ、キッチン、ユティリティールーム、リビングにダイニング、応接間といった規模のおうち。

この建物は100年ちょっと前に建てられたもので、集合住宅として作られました。
Vineyard のお隣の通りです。
こういった集合住宅はフラットとよばれて、日本でいうマンションのようなタイプです。
ここは3寝室もしくは2寝室にリビング、ダイニング、キッチンといったタイプ。

同じ通りでも規模やお値段など様々な住宅が存在します。




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