昨日のロンドンは、午後から日差しがまぶしいくらいで、気温も20度を超えました。
それでも朝晩は冷え込む日もあるので、そろそろ紅葉がキレイかもしれないと、ティムちゃんにお願いしてリッチモンド公園のイザベラプランテーションまで連れて行ってもらいました。
ひとりで行けないこともないんだけど、大きな公園だから、女の子が一人でフラフラしていると危険かもしれないということで、ティムちゃんと「ひとりでは絶対に行かない」と約束を交わしています。
でなければ、毎週行きたいくらいステキなところ。
本当に危ないかどうかは疑問です。
私たちが歩いている時も、お散歩やジョギングらしい一人歩きの女の子をたくさん見かけました。
キングストンゲートとロビンフットゲートの間にある、Broomfield Hill の駐車場に車を止めてお散歩開始。
この季節は実がたわわになっているので、栗の木を見分けるのが簡単。
ほらね。
その実を食べているのか、栗の木の近くで鹿の姿も見ました。
10月は雄鹿がガールフレンド獲得のための威勢行為をする時期なので、鹿に近づかないように注意が必要です。
リッチモンド公園の鹿は野生。
最近はそういった事実を知らないアマチュア写真家が増えて、去年は角で大けがをした人もいたようです。
スペインの牛追い祭りで怪我した人を見て「なんで好き好んで危険に身をさらすんだろう」と思うことがありますが、10月にシカに近づくことは、同じくらい危険なことだと意識した方がいいです。
リッチモンド公園からは、鹿から50メートル以上離れることが薦められています。
上の写真はかなり離れたところから撮ってクロップしています。
さて、取り囲まれたのは鹿の話じゃないんです。
遠くに白い木の幹が立ってるのが見えますか?
嵐で上の部分が折れたままなのかなぁ?
ティムちゃんが、どんな風だか見て見たいというので、その木に向かって歩き始めました。
途中でこんなものを見つけました!
ティムちゃんも子供のころにおうちの裏にある林の中で似たような小屋を作ったことがあるそうです。
「何だか虫がいっぱい飛んでるなぁ」とは思っていたのですが、木の近くまで来て写真を撮ろうと思った途端、尋常じゃない数の虫に囲まれていました。
もう写真どころじゃなくて、走って逃げましたよ!!
木から100mくらい離れたところで立ち止まったら、ティムちゃんも私も上半身にたくさんのテントウムシがくっついていました。
テントウムシだってわかっていたら、もう少し落ち着いて行動できたと思います。
でも、囲まれたときは、何の虫だか分らなかったし、やっぱり逃げて正解だったかも。
今までテントウムシって一度に1匹しか見たことなくて、触るのも平気だったけど、囲まれると怖いです。
この記事を書きながら、写真がなくて本当に残念と思うけど、そんな余裕、本当になかった!!
手で払えば簡単にいなくなりましたが、気温が下がり始めるこの時期は冬眠できる場所を探してテントウムシが忙しい時期だそうです。
特に明るい色に向かってくるみたい。
ティムちゃんも私も濃い色のボトムだったので、明るい色の上半身のみテントウムシがびっしりついていました。
きっとあの白い木で冬眠しようとテントウムシが集まっていて、入りきれないテントウムシが私たちに向かってきたんだと思います。
気分を変えて、イザベラプランテーションに入ったら、今まで気が付かなかったポストが目に入りました。
ワンちゃんの落とし物用かと思って、よく見て見ると、寄付のためのポストですって。
初めて見た!
現金とか入れるのかしら?
イザベラプランテーションは春のツツジがきれいなんだけど、モミジやカエデの木もたくさん植えられています。
Broomfield Hill の側から入って、トムソンの池に行くまでの間に特に多いので、紅葉のためならそのエリアがおすすめ。
昨日はまだいくつかの木が紅くなっている程度で、圧倒的に緑でした。
なので歩きながらきれいな気を探す楽しみがありましたが、10月の終わりごろの方が見ごたえはあると思います。
いくつか写真で紹介しますね。
紅葉って写真が難しい。
こんな風に緑をバックに撮るとコントラストが面白いかな?
こちらは池に写った様子。
これはもう少し全体がわかるように撮ってみました。
そして、お土産。
この葉っぱは大きな植物図鑑の中に何年か挟んでおいて、押し花のようにします。
私の植物図鑑の中はこんな風に集めた葉っぱや花びらでいっぱい。
この葉っぱとは、何年後に再会することになるかな?
春に紹介したイザベラプランテーション(リンクします) 紅葉の季節にもぜひどうぞ。
地図を載せておきますね。
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