2016年8月15日月曜日

読むと女子力高くなる記事って書いたら読者増えるかな(笑)

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イギリスに住んで、日本は遠いなって思う時の一つ。
それはいつの間にか、自分の感覚が今の日本と一致していないと感じる時。

数年前から活字で「女子力」って言葉をよく見るようになりました。
その前から女子って言葉を見ると、何それって思ってました。

だって、高校生まででしょ?
女子とか男子って言い方。
大学生になったらそこに学生という言葉がついて、生徒から少し大人っぽくなる。
その後は大人なんだから、女性とか男性って言い方になる。

それが固いなら女の子って言い方はしても、女子とは言わなかった。

イメージでいえば、女子って言葉はブルマー着る年齢。
いい大人を表す言葉じゃないと思う。

で、最近はそれに力がついて(笑)女子力って?

雑誌とかウェブにも女子力アップとかって記事があふれてる。


最近まで女子力って意味をパワーのある女の子って意味だと勘違いしていました。
やりたいことをやっている、元気のある女の子ってカンジ。
ところが全然違ったんですね。

ウェブで見ても、始めにはそう書いてあるものの、すぐ後に
フェミニンな魅力、
男性からチヤホヤされる力、

女性にしか出せない魅力である女子力とは、
料理が得意、掃除が好き、可愛い物が大好き!

具体的には会食の際のお酌やお料理の取り分け。

挙句は
就職活動や結婚活動などといった場面で女子力を向上させるということが有利だって。

ほんとうにびっくり。

日本はどうなっちゃったのかなぁ。

最近、なんだかすべてが安っぽくなった。

男性にちやほやされたいなんて、バカみたい。
女の子をちやほやする人は、誰にでもそうしてる。
モテ女とかっていうのもひどい言葉じゃない?

尊敬しているひとから、自分のことを大切に思ってもらえるってことの方が大事だと思うけど。
で、そんな人が見つかって、一生一緒にいたいと思えば結婚すればいい。

結婚したいと思って相手を探し始めるなんて、ナンセンス。
そんなのタイミングっていうか化学反応みたいなもの。
お見合いに反対するわけじゃないけど、探したからって見つかるわけじゃない。
それよりは自分の趣味とかを楽しんで、そんな友好関係から素敵な出会いとかの方が自然だと思うけど。
探し物と同じで、一生懸命探すほど、見つからない。
もういいやって思ったら、意外なところから出てくる(笑)


こんな記事を書いて、外国かぶれで日本の良さを忘れたとかって思わないで。

人に気遣いができる人は、女性でも男性でも素敵。
で、そういった気遣いに答えられる人も素敵。

マナーとして、ヨーロッパでは女性をなんでも優先する。
レストランではお皿が真っ先に来るし、ワインだってウエイターが注いでくれる。
それを日本に求めているわけじゃない。
(ヨーロッパ料理はそうすべきだとは思うけど)

でも、女の子がお酌したりお料理を取り分けたりして、
それが、できる女の子の評価になって、
将来の就職や結婚に有利???

そんな評価が大事な会社で、私だったら働きたくないし、
そんなことが大事だと思ってる男性とはお付き合いしたくない。




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